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The Real interview#4 東京大学大学院から丸紅、そしてDXYZへ!柳澤さんのキャリアと今後の展望

社員のキャリアパスなど本音と素顔に迫る企画「The Real interview#」
第4回目の今回は、2023年7月にDXYZ株式会社へ転職してきた柳澤広大さんを深堀りしたいと思います。東京大学大学院を卒業後、新卒で丸紅株式会社に入社した後にDXYZに転職してきた柳澤さん。
このタイミングでベンチャー企業に入社を決めた理由、DXYZのどこに魅力を感じたのか、その背景を探ってみたいと思います。

柳澤さんの今までの経歴を教えてください。

東京大学大学院の修士課程を修了後、新卒で丸紅に入社しました。丸紅では、ICT領域の営業部隊に配属となり、映像AIソリューションの事業開発や、モバイル通信事業、新会社の設立などに携わっていました。

新卒で入社した丸紅での業務内容と、業務の中で経験されたことを教えてください。

丸紅でのキャリアは、映像AIソリューションの事業開発からスタートしました。映像をAI解析できる基盤が組み込まれたAIカメラを活用して、どんなAIエンジンを搭載して、どんなソリューションを作って、どんな事業領域で展開していくのか、たくさんのお客様とのディスカッションを通して試行錯誤しながら考え、実際にソリューションとして作り上げました。また、実際に作り上げたソリューションをお客様に導入いただくという営業活動もしていました。

非常に多くの業界の方々とお仕事をさせていただいたことで、社会がどのように動いているのかの根幹の部分を学ぶことができ、それが今の自分にとって大きな糧になっています。
実は、当時も顔認証にチャレンジしたことはあり、某スーパーゼネコンの建設現場に導入いただいたこともあります。

そのような経験を3年ほど積んだタイミングで事業会社に出向となりました。そこではモバイル通信事業を約1年半担当しました。日本のお客様だけでなく、アジア・欧米・中東・アフリカとまさに全世界で15ヶ国以上の方とやり取りした記憶があります。当時はコロナ全盛期で、結局一度も海外に行く機会を作れなかったのは今でも心残りです。
また、新規事業としてIoTプラットフォームサービスの立ち上げも企画段階から行いました。

事業会社での経験を終えた後は、本社に帰任し、退職までの約半年間、新会社の設立プロジェクトに携わらせていただきました。新会社の商号やロゴを決めるところから始まり、設立のための一連の法的手続、社内規程の策定、情報システム・ツールの導入、HPの準備などなど、こうやって会社は作られていくんだなという最初期のフェーズを経験しました。


さすが、総合商社の丸紅ですね。丸紅では、色々な経験を積めたと思いますが、なぜ今、DXYZに転職しようと思いましたか。

入社から5年が経過し、丸紅において自分自身に求められる役割が少しずつ変化していっているのを感じました。その中で、本当に自分がやりたいことを振り返ると、キャリアの一番初めに経験した事業開発だったなという思いがあり、それをもう一度ピュアに追い求めたいと考え転職を決断しました。

転職活動は、どのような活動をしていましたか。

もう一度、事業開発にチャレンジしたいという思いだけはあったものの、それを実現できる場所がどこなのかについては全くイメージがなかったので、転職活動らしいことは正直ほとんどしていませんでした。

ただ、他の総合商社で自分と同じようなICT事業の経験がある人たちは、どんな考えを持っているのだろうということは気になっていたので、周りで探してみたところ、お世話になっていた先輩から社長の木村さんを紹介していただき、たまたまDXYZとのつながりが生まれた、という感じです。

色々なつながりを大事にしている中でDXYZとの縁がうまれたんですね。柳澤さんとして、最終的にDXYZに入社を決めた理由はありますか。

木村さんはじめ、様々なバックグラウンドのメンバーと一緒に働けると、何かおもしろいことが起きるに違いないと純粋に思ったこと、そもそものDXYZとの出会いが「ご縁」としか表現しようのないものだったので、これを大事にしたいという気持ちを止められなくなったことの2点が決め手でした。
オフィスを見学させてもらったり社員の方と接する機会を作ってもらったりする中で、気づけば「自分は何をしたいか」よりも「自分は誰といたいか」の方が重要になっていました。
その思いを大事にしてDXYZに入社を決めました。


DXYZでは、事業推進室長という役職ですが、どのような役割を担っているのか教えてください。

顔認証プラットフォーム「FreeiD」が目指す世界の実現に向けたパートナーの組成を中心に取り組んでいます。「FreeiD」が当たり前の世界になっていくためには、多様な業種のお客様からも「FreeiD」の世界観を評価いただき、パートナーとして事業を共創できる仕組みを作り上げていくことが必要です。そういったことができるようになるために、「FreeiD」そのものがどうあるべきかというところから考え、事業戦略に落とし込み、お客様との対話を進めていく、という活動を日々行っています。

丸紅での経験は、DXYZで活かせそうですか?

丸紅で培った知識や経験は、今の役割と近しい取り組みをしていたこともあり、ある程度役に立てられるとは思いますが、それに固執しすぎると自身の視野を狭め、ひいては「FreeiD」のまだ見ぬ可能性を見落とすことにも繋がりうるので、できるだけフラットに、新人に戻ったつもりで業務に向き合うよう意識しています。

まだ見ぬ可能性を見落とさない素晴らしい意識ですね。その意識に基づいて、今後、DXYZで取り組みたいことはありますか。

現状はマンションを中心に「暮らす場所」での「FreeiD」活用が進んでいますが、「働く場所」「遊ぶ場所」「買い物をする場所」などその他のフィールドでも事業を拡大させていき、日本中に「FreeiD」がありふれている未来を作り上げていきたいと思っています。


柳澤さんがDXYZにワクワクしているポイントを教えてください。

メンバー全員が違ったベクトルで突出しているものを持っているので、一人一人の得意なことをかけ合わせていくことで、一体どんな化学反応が起きて世の中にどんなインパクトを生み出せるのか、想像するだけでワクワクしてしまいます。

柳澤さんの趣味、週末の過ごし方、学生時代にハマったこと、大切にしている事や言葉、座右の銘などを自由に語ってください。

週末は、サーフィンに出かけるか、家で読書をしていることが多いです。サーフィンは、海と地球の果てしなさを、読書は人類の歴史と叡智の偉大さを、それぞれ感じさせてくれるので、真逆のようでどこか共通している部分があるのかなと勝手に思っています。

また、最近は「不東」という言葉を座右の銘にしています。『西遊記』の三蔵法師のモデルになった玄奘三蔵が仏典を求めて中国からインドに向かった際、目的を達成するまでは一歩も東には戻らないという決意を示した言葉です。日々起こるたくさんの良いことも悪いことも、この言葉を胸に真摯に向き合えるようになりたいなと思っています。

皆さんに聞いている最後の質問になります。今後どのような人と一緒に働きたいですか。

人へのリスペクトを忘れない人と働きたいです。

柳澤さんインタビューありがとうございました。
哲学書が好きということで、プラトンやデカルトについて熱く語る柳澤さんに最近は圧倒されています。
また、お酒でも飲みながらお互いに好きな本について語りましょう。

今回の記事で柳澤さんの人柄を少しでもお伝えできましたでしょうか。
様々なバックグラウンドをもった仲間がDXYZには所属しています。一緒に働きたい方、顔ダケで世界がつながる新しいあたりまえを創りたい方、まずはカジュアルに面談できればと思います。
ご応募お待ちしております。


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