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【ロールモデル:'22年中途入社】前職でエンジニアにキャリアチェンジ。開発エンジニアから目指すのはITジェネラリスト
中途入社の8割以上がIT未経験のテラスカイ・テクノロジーズ(以下、テラテク)ですが、エンジニア経験を踏まえて、よりスキルアップすべく、テラテクに入社したエンジニアも多く活躍しています。今回のロールモデルインタビューでは、テラテクで開発エンジニアとして活躍する三縄さんに、これまでのキャリアやこれから目指していきたいことなどをインタビューしました。
エンジニアとしてのスキルアップを目指してテラテクへ
Q.テラテクに入社する前までのご経歴を教えてください。
最初に就職したのはホテル業界で接客やバックヤード全般の業務をしていました。その後、某スポーツ関連会社に転職をしたのですが、その会社でSalesforceを導入することになり、その担当になったのがSalesforceとの出会いになりました。
Salesforce以外のシステムについても関わっていたのですが、どこかでシステムエラーや不具合があるたびに私がベンダーに連絡をして対応してもらうという仲介のような役割になっていました。このようなトラブル時に自分で手を動かして対処できないことにもどかしさを感じ、「自分でシステムを動かしたい」という思いが芽生えてエンジニアを目指すことにしました。そこで転職したのが派遣サービスなどを手がける3社目で、メインで担当することになったのがSalesforce。導入に伴う初期構築として、業務ヒアリングや要件整理、そして設計から実装、トレーニングまでを対応し、Salesforceエンジニアとしてのキャリアの始まりになりました。
Q.その会社からテラテクへ転職しようと思った理由は?
その会社にはエンジニアの派遣サービスを立ち上げたばかりのタイミングで入社したので、エンジニアとして経験を積んでいる社員があまりいない状況でした。技術的にスキルアップを目指すには、より大きな会社で経験を積んだほうが良いのではないかと考え始めた時、先にその会社からテラテクに転職した友人に誘われて、リファラルでテラテクに入社することが決まりました。
入社の決め手になったのは、やはり充実した研修制度です。スキルアップを目指しての転職でしたが、それが十分に実現できるプログラムと講師陣の体制など、研修制度を魅力的に感じました。
Q.研修期間はいかがでしたか?
研修はすごく楽しかったですね。私はもともとSalesforceエンジニアとして実務経験があり、認定資格も保有していたので、開発の研修から入りました。通常3カ月のプログラムですが、私は途中でアサイン先が決まったので1カ月半ほどしか受けることができなかったので、大変貴重な期間でした。
Adminの学習プログラムは探すといろいろ出てくるのですが、開発領域になると世に出てる情報がぐっと少なくなり、独学で進めるには難しいと感じていたので、とても価値ある研修内容だと思いました。構成や内容がとても分かりやすく、どんどん吸収できる感覚がありました。
開発エンジニアとして要件定義から、現在はPLとして活躍
Q.最初の配属先の業務内容を教えてください。
最初は親会社のテラスカイの案件でした。Salesforceの導入案件で、テラスカイのマネジャーのもと、何名かのプロジェクトメンバーのひとりとして参画しました。お客様の課題や実現したいことなどをヒアリングし、ソリューションを提供するという要件定義のフェーズで、お客様の求めるものが定まらず苦労もありましたが、学びの多かったプロジェクトでした。半年ほどで要件定義が一区切りついたところで、私は別案件に入ることになりました。
次に入ったのが現在も関わっている大手人材会社のプロジェクトです。この案件は個人的にずっと関わってみたいと思っていた理想的な内容でした。テラテクに転職した時から「お手本のようなSalesforceの組織が見たい」と思っていたのですが、まさにこの会社のSalesforceはそれそのもので、規模が大きく、ある程度設計されている組織になっていて、希望通りの案件だと感じました。他ベンダーが大きな案件を動かしていて、テラテクはお客様の中に入り込んで細かい運用やデータ連携、機能改修などを担当しています。私はここで開発リーダーとしての役割も担っています。難易度と役割のバランスが取れていて、個人的にはとても充実感が得られる案件です。
Q.三縄さんが考えるSalesforceエンジニアの魅力は何だと思いますか?
Salesforceは営業支援や顧客管理を行うシステムで、どのような業態の会社でも事業の根幹となります。大げさにいうと、Salesforceを理解すれば、その会社の営業やマーケティング、そして事業や業務について理解したことになると言えると考えています。つまりSalesforceエンジニアは、ITを通じて営業やマーケティング、その他業務を理解し、業務改善や事業成長に役立てる存在になれると考えています。
「プログラムを書く」というエンジニアリングにとどまらず、クライアントの業務改善や事業成長にインパクト与える人材として価値が発揮できるというのはSalesforceエンジニアの最大の魅力ではないでしょうか。
目標はITのジェネラリスト。さらなる自分の市場価値向上を目指して自己学習を
Q. 今後の目標はありますか?
現場でエンドユーザに寄り添って、課題を特定し、その課題解決のためのソリューションを提供する役割を極めていきたいと思っています。私はもともとコードを書くことに集中したいタイプではなく、お客様にとってより良いソリューションを考えることが一番好きな領域なんです。なので、いかにより良いソリューションが提供できるかという部分にフォーカスしていきたいと思います。
一方で、現在はPL的な役割を担っていますが、マネジメントに特化するのでもなく、将来的にはソリューションを軸にあらゆる視点でお客様を支援する、いわばITのジェネラリストのようなポジションを目指していきたいと思っています。そのために、昨年は資格取得に注力したのですが、今後はSalesforce以外の領域も自己学習を進め、より幅広い知識を付けて、市場価値を上げていきたいです。
振り返ると、最初のキャリアはホテル業からのスタートでしたが、ルーティン業務よりも、業務改善など、課題を見つけてより効率良くなるよう提案することに当時からやりがいを感じていました。業務改善という役割はどのような業界・職種でも必要とされ、また長く廃れることのない役割でもあると考えています。自分の興味がまさにその領域であるので、これからもお客様、そして自分の成功・成長にコミットしていければと思います。
- <Salesforce関連の保有資格>※2024年10月時点
- 認定 アドミニストレーター
- 認定 上級アドミニストレーター
- 認定 Platform アプリケーションビルダー
- 認定 AI アソシエイト
- 認定 Sales Cloud コンサルタント
- 認定 Experience Cloud コンサルタント
- 認定 Data Cloud コンサルタント
- 認定 Platform デベロッパー
- 認定 JavaScript デベロッパー
- 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
- MuleSoft Certified Developer - Level 1