スクールライフノート
スクールライフノートは、子どもたちが毎日、簡単な操作で学校生活のさまざまなことを記録し、「気づき」を可視化することができるシステムです。 子どもたちは、振り返りにより、自分を客観視して、コントロールできるようになる力(非認知スキル)を向上させ、「学びに向かう力」を育みます。 ...
https://sweb.educom.co.jp/swas/index.php?frame=SLN
はじめまして。総務経理部の鶴田です。
普段はカタログやパンフレットの制作や、広報活動(採用広報を含め)を行うための準備を行っています。つい3か月ほど前まで、カスタマーサポートを担当していた(CS部に所属していた)ので、畑違いの業務で、頭を抱えながら日々奮闘しています。
はてさて、初投稿、何を書こう…と悩んでいたところ、社内で新製品に関する座談会を行うという話を耳にしました…!(ナイスタイミング!)
さっそく参加表明し、話を聞いてきました。(新型ウイルス感染症対策として、在宅勤務が多くなっているため、Zoomでの開催です)
新製品とは、当社のシステムである『スクールライフノート』(※1)のことです。
座談会では、当社の実証研究にご協力いただいた学校での活用事例紹介、課題・要望の共有などが担当者から行われました。
これからまさに活用していこうとしている学校・自治体様が多いため、どういった活用事例があるかを共有し、今後先生方へどのようなご提案ができるかなど、部署をまたいで他の社員と知識・理解を深めあうことを目的としています。
この座談会は、当社が掲げる「EDUCOMスクールネット構想」(※2)の推進のため発足した、「スクールネット構想推進室」のメンバーによって企画されました。
会の中では、心の天気で「かみなり」を入力した子どもへの声掛けでトラブルを把握できたというポジティブな事例紹介もあれば、入力された内容を確認することへの先生方の負担感という課題が残ったという話もありました。
活用提案をするにあたっても、やはり「業者」という壁は厚い…という話が出た際には、つい最近まで、CS部に所属していた私は深く頷いてしまいましたが、周りを見渡せば、参加者全員が深く頷いていました。
「1人1台端末」の活用やアクティブ・ラーニングの一助となるシステムのご提供ができるよう目指していますが、まだまだ課題はあるようです。
コロナ禍での一斉休校による混乱もありましたが、GIGAスクール構想の前倒しや「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の推進など、教育現場はめまぐるしく動き、変化が求められている状況です。
当社では、「元気な学校づくりをサポート」を合言葉に、先生方のお声を聴き、何が必要なのかを見極め、どのようなサポートができるか、社員全員が深く考え、今回の座談会のように日々対話を続けながら、主体的にそれぞれが取り組んでいます。
今回は少し堅い内容になりましたが、社内制度の話なども、これからご紹介していければと思います!
(※1)心と学びの振り返りシステム『スクールライフノート』
小中学校に通う子どもたちが、タブレット端末を用いて、今の気持ちを「はれ」や「あめ」などの天気に例えて記録したり、授業や係・委員会活動などの活動での自己評価やコメントを記録したり、日々の気持ちや気づきを記録し、振り返ることができるシステムです。
子どもたちだけでなく、先生にとっても、子どもたちへの適切なタイミングでの声掛けや支援、自身の授業の振り返りに活用していただけるよう、開発されたシステムです。
注:本記事に掲載している画面は、実際の仕様と異なる場合があります。
(※2)EDUCOMスクールネット構想
多くのシステムに蓄積されるあらゆる情報を、つなぎ、学校に関わる人々へ届け、可視化する構想です。