みなさま、こんにちは!
2023年6月、教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」において、新しい学び支援機能としてAI搭載の「学習トレーニング(※1)」の提供を開始しました。
今回は、「Classi 学習トレーニング機能」の最新情報を共有します!
(※1) 生徒の自律性とAIによる個別最適な学びを両立する「学習トレーニング」機能を6月にリリース
【Topic①】機能リリースから3ヶ月で、利用者数が10万人を突破しました!
機能リリースから3ヶ月が経過した2023年8月時点で、約10万人の中高生が「学習トレーニング」を活用しています。
<活用事例>
- 全国模試に向けた家庭学習課題として活用
- 日々の授業の復習課題のために宿題の代替として活用
- 校内自習室での課題として活用
- 自習室における指導は、外部の大学生チューターが行い、学習理解度、進捗はClassi上で先生に共有しています。
<改めて、学習トレーニング機能とは?>
学習トレーニング内で配信されたテストやベネッセのテストの結果に応じて、生徒一人ひとりの習熟度にあわせた問題がリコメンドされます。生徒自身が自らの得意・不得意領域を理解し、強化したい単元を選択しながら学習を進めることができます。
【特徴①】ベネッセのテストと連携し、客観的な成績データをもとに課題を配信
ベネッセコーポレーションが実施しているベネッセ総合学力テスト等の結果を連携することにより、客観的なデータを基に学習することが可能となります。
【特徴②】学校の履修進度に合わせて復習しやすい単元粒度と問題分量
先生が配信したテストの結果や演習の解答状況をもとに、AIが一人ひとりに合わせたおすすめ問題を提示する「先生課題配信機能」を搭載しています。配信テストは、履修内容に合わせた復習しやすい単元粒度と分量になっているため、授業の進度に合わせた効果的な学習を実現することができます。
【特徴③】生徒の自己調整学習を高める仕掛け
AIドリル教材の多くは、自動的に選択された問題に解答することを主な学習プロセスとして提供するため、学習指導要領に明示されている学びに向かう力等の育成には限界があることが指摘されています。「学習トレーニング」では、生徒が目標設定に積極的に関与し、強化したい単元を選択しながら学習を進めることができるため、自己調整学習に必要な力の成長を促します。
【特徴④】自動採点と進捗・理解度の可視化で先生をサポート
配信されるテストや課題は自動採点され、学習履歴は先生に共有されます。これにより、課題配布や採点に関わる先生の業務負担が軽減されるとともに、学習データを活かしながら日々の学習指導を行うことが可能です。
▽詳細はこちら
https://corp.classi.jp/news/3433/
【Topic②】共通テスト対策に「情報Ⅰ」教材を追加リリースしました!
<開発背景>
2022年度より、新しい高等学校学習指導要領に基づき、共通必履修科目として「情報Ⅰ」が新設されました。「情報Ⅰ」では、(1)情報社会の問題解決、(2)コミュニケーションと情報デザイン、(3)コンピュータとプログラミング、(4)情報通信ネットワークとデータの活用の4項目を学びます。これらの内容は、2025年度以降の大学入学共通テストにおいて試験範囲となりました。
こうした状況下の中、学校現場では以下のような課題に直面しています。
- 専任の先生が不足
- 学校では情報科目の専門家や教員が不足しており、「情報Ⅰ」の指導に困難が伴っています。特に、プログラミングやデータサイエンスなどの技術的な面での指導経験や知識が不足しており、これは高校教員の22.6%が課題として感じています。(※2)
- 共通テストへの対応
- 共通テストに出題されるものの、対策方法が確立していない状態であり、高校教員の42.3%がこれを最も大きな課題と感じています。(※2)
(※2)ベネッセコーポレーションが高校教員274名を対象に行ったアンケート調査結果より
Classiは、これらの教育現場の課題解決と次世代の情報リテラシー育成に向けて、「学習トレーニング機能」に「情報Ⅰ」教材を追加リリースしました。
<内容>
- 教材:情報Ⅰ オンライン学習コンテンツ
- 特徴:各単元の重要語句や知識・公式を押さえることのできる問題・テスト
- 取り組みやすい一問一答形式の問題:入試に向けて本格的な演習に入る前に、生徒自身で知識事項の復習・確認が可能
- 授業の復習に適切な単元粒度のテスト:授業後、先生が復習課題として配信することも可能
なお、ベネッセコーポレーションが提供している「Pスタディ(※3)」との共通コンテンツとして、12月には共通テストに向けた演習問題と解説動画の追加を予定しています。
これにより、高等学校および中高一貫校向け教育プラットフォーム「Classi」上で利用できる「学習トレーニング機能」において、英数国の主要三科目に加え「情報Ⅰ」の学習が可能となりました。また、2024年4月より順次、高校範囲理科・地歴(※4)コンテンツを搭載する予定です。
(※3) ベネッセコーポレーションが提供している「情報Ⅰ」対応のデジタル・情報活用力に関する学習プログラム https://www.p-pras.com/study/
(※4) 理科・地歴は高校範囲のみ追加です。また、理科の地学(専門)/科学と人間生活、公民、中学範囲の制作予定はございません。
▽詳細はこちら
https://corp.classi.jp/news/3575/
以上、「Classi 学習トレーニング機能」の最新情報でした!
今後も、プレスリリースや社員インタビューを中心に、みなさまにClassiをより知っていただける情報を定期的に発信していきます。
最後に、Classiでは積極的に仲間を募集しています。
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