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何事にも挑戦できるボトムアップな風土が「面白い」(メンバー紹介)

●プロフィール

経営企画グループ 井戸秀弥

2023年入社 経営企画グループ長財務会計の知見を生かし、経営戦略にも携わる。趣味は野球観戦、座右の銘は「決して自分を“すごい”と思わないこと」

―平安伸銅工業と出会ったきっかけについて教えてください。

転職エージェントの方のご紹介で「平安伸銅工業」に出会いました。担当者さんから詳細な話を聞く前に「どこかで見たことがある!」なと思ったのですが、その後、テレビ番組で代表の竹内がつっぱり棒の付け方を紹介していたことを思い出しました。

しかも、自宅でも平安伸銅工業の商品を使っていたことに気づいて。「こんなにも身近な場所に商品がある会社なんだ」と、興味がわいたのが最初です。

―現在の業務内容について教えてください

経営企画グループのグループ長として、数値に基づいた改革・改善に携わっています。

経営企画グループではいわゆる日々の経理業務全般や、管理会計を駆使した業績管理を担当しています。予算管理を駆使した経営管理から経費の処理、支払い業務や貸借対照表の作成までさまざまです。

経営企画グループには会計業務をするうえでは理想的な人が集まっています。ダメなことはきちんと「ダメ!」とはっきり伝える、素直なメンバーばかりです。知識の吸収が早く、自分よりも優れた人が多いんですよね。そんな環境で働けるのはすごく幸せです。

ただ、少数精鋭で担っているので、数字や資料を“つくること”に終始してしまっているとも感じています。資料などはAIを使えば、人間よりも速く正確にできてしまう。そんな中で、将来数値を示す、示した数値になるように各所と連携して追い込んでいく、財布の管理だけでなく、現場に入り込んだ活動など、試験的に範囲を広げています。



ー今、業務の中で挑戦していることについて教えてください。

経営企画グループ全体で、プラスαの付加価値を提供できるようになるのが理想的です。

具体的には、数値を軸に会社のめざすべき道を提案し、より良い判断が行えるように試行錯誤しています。

数値から分析した情報を元に、社内の各部門に入り込んでいくことが大事なのではないかと感じています。そうすることで、専門知識を生かした部分はもちろん、お互いの知識の相乗効果を活かした困りごと解決など、より高みを目指した協業ができればと思っています。

とはいえ残業してプラスαの業務をするのではなく、自己管理しながら時間を作れるようにしたいと思っています。マラソン選手のように走り続けなくていい。1ラウンド3分間に心血を注ぐボクサーでいいんです。定時の中で仕事に集中して、あとは休養に回したほうが回復できる。しかも、ほかの業務にも手を広げられますよね。

井戸さんの挑戦について詳しくはこちらもご覧ください。【記事リンク】

―「平安伸銅工業ならでは」と思う仕事の特色はありますか

一般的な企業だと「この業務をやってね」と、上司から振られた仕事をこなすのが主です。でも平安伸銅工業は、自分でやりたいことをボトムアップして自分の裁量で決められる会社だと感じています。自分から手を挙げればさまざまな経験ができますが、その分、責任も伴いますよね。そうした向上心の高い人ほど成長スピードは早いです。自己成長の機会を自らつくり、達成していくプロセスを踏めるのはレアな会社ではないかなと思います。

―そういった環境の中で井戸さんが感じられる、仕事のやりがいは何ですか?

トップダウンではなく、自分で仮説を立ててプロジェクトを進めていけるボトムアップな環境にやりがいを感じますね。一方で、人に答えを求めることができません。答えのない中で正解を手繰り寄せていく。自分で責任を負うことの大変さはありますが、権限の範疇を超えてプロジェク トを動かしていける面白さがあります。



―井戸さんにとって「私らしい暮らし」とはなんですか?

自分自分を取り巻くステークホルダーが自身の成長を感じている状態です。そんな考えを持てるようになったのは、昔働いていた会社で中国に駐在していたときに教えてもらった言葉があるからです。

「昨日正しかったことを、今日正しいと思うな」

世界の情勢は、法律も文化もすべてにおいて目まぐるしく変わっています。3カ月前に正しいとされていたことが、ある日突然、180度変わることもあるんです。常に疑問を持つ、それは不満や愚痴ではなく前に進むための絶対必要な意識なのだと目からうろこでした。

歳をとる限り、何か1つは成長できるように努力しないと社会に置いて行かれます。何もしないのは、自分の能力が下がっているのと同義です。「日々成長」が一番大事なんです。本を昨日よりも50ページ進められた、500ページまで読めた、とか。何気ない積み重ねでいい。必ず何かを進められれば知識が蓄積されて、できることが増えていきます。そしてできることが増えれば、時間的にも心にも余裕が生まれますよね。

―心の余裕を、自分だけではなくて周りの人たちも持っていることが大事だと。

心の余裕がなくなると、周囲の人に厳しい言葉をぶつけがちなんです。もし上司や同僚に余裕がない状況の人がいたら、チーム全体のパフォーマンスが下がってしまいます。仕事で得た知識を積み重ねて、心の余裕を持って進められるのがあるべき姿だと思っています。

職場でもプライベートでも、ライフスタイルの中でできることを増やして「昨日よりも成長した」と思える。その環境こそが「私らしい暮らし」ですね。

―平安伸銅工業では新しいメンバーを募集しています。どんな方と一緒に働きたいですか?

「野心」を持っている方ですね。働くうえでの知識が足りなくてもまったく構いません。明確でなくても問題ないので、自分で数字を使って経営を動かしていきたい、という強い野心を持っていてほしいです。

働き始めれば、自然と作業スキルは上がります。しかし考えるスキルは、野心を持っている人じゃないと養うことができません。向上心の高い野心家、そして“奇抜なアイデア”を持っている人は大歓迎です。

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