少し前の話となりますが、平安伸銅工業が令和5年度の「知財功労賞」において「経済産業大臣表彰(デザイン経営企業)」を、受賞いたしました!
あまり馴染みのない賞かもしれませんので、説明を記載いたします。
知財功労賞とは
経済産業省 特許庁では、毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称されています。
令和5年度知財功労賞
https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/2023_tizai_kourou.html
受賞のポイント
(1)経営者(常務取締役 竹内一紘)自身がデザイン責任者であり、建築家の元で建築設計を学んだデザイナーでもある。デザイン責任者と経営が一体のため、経営における根本的な思想にデザインを位置付けている。
(2)当社の中長期経営計画である「ヘイアンコンパス」は、社内外のデザイナーが作成に携わり、モノづくりと組織開発の両面において、デザイン思考をベースにまとめている。さらに、経営からのトップダウンによる共有と、社員からのボトムアップの提案により毎年更新している。
(3)製品・サービス開発の企画段階では、商品企画立案の際にデザイナーが携わっている。そして、企画から形への落とし込みの際は、プロダクトデザイナーが携わっている。また、ユーザーインタビューやコミュニティイベント等への参加、販売数値により潜在ニーズを発見し、仮説を構築し、試作を行い、再仮説の構築を反復するアジャイル型で開発を行っている。
詳細はこちら(PDF)
かずさん(常務)自身がデザイン責任者で取り組まれていることに加えて、商品企画のことや「ヘイアンコンパス」も評価いただけ、とても嬉しいです。
ちなみに、ヘイアンコンパスには以下のメッセージが込められています。
役割・部署にかかわらず、今後も、ユーザー視点を徹底し、世界の人々の暮らしをもっと豊かにすべく、新しい未来をデザインできるよう、メンバー、パートナーの皆様と挑戦していきます!!