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【長期インターン卒業】BottoKで得た学びの振り返り

こんにちは

株式会社BottoKインターン生 田中です。

この度、私は春に大学を卒業し社会人となるにあたり、BottoKでのインターンも卒業させていただくことになりました。

最後に私自身の振り返りとして、そして未来のBottoKインターン生の参考となるように私のインターン生活を振り返ってみようと思います。

自身が成長した点や、インターンを通して得られた気づきなどを率直に綴っていきますので、BottoKでのインターンや長期インターンそのものに興味のある方はぜひご覧ください。

BottoKへの入社経緯

まずはじめに、簡単に私がインターン生を始めた頃についてお話しします。

私がBottoKにインターン生として入社したのは、2021年12月のことでした。現在は2024年2月なので、2年と3ヶ月インターンを行なっていたこととなります。

当時の私はといえば、大学3年生で学生団体の活動を終え、休学留学を数ヶ月後に控えていた時期。何か留学までの間にできることはないかと数ヶ月間参加できるインターンシップを探していたところ、BottoKと出会うこととなります。

当時は、両親や大学職員以外の社会人と関わる機会が非常に少なく、自分が後2年で社会に出るというイメージが全くついていませんでした。

社会人ってどんな様子だろう?

仕事をするって、具体的にどういうことだろう?

数ヶ月の間のインターンでもこれらの疑問へ答えが出せれば良いと考えていました。

そんな中出会ったBottoKは、私にとってベストなインターン先だったと思います。社員は皆とても優しく、挑戦と成長に貪欲で、非常に柔軟性があります。また、創業間もないベンチャーでのインターン経験は、とても刺激的でいつも変化に富んでいました。おかげで、2年間を通してさまざまな業務を体験し、会社が出来上がっていく多くの瞬間に立ち会うことができました。

留学に行くまでだけの予定でしたが、気がつけば留学中も、就活中も、そして帰国後も常に私の状況に気を遣っていただいたおかげでインターンを続けていました。その分、多くの成長を手にすることができたのです。

ここからは2年間で私が得た気づきや成長についてお話しします。

社会人の実態

インターンを始める前の社会人のイメージはこのような感じでした。

  • 失敗したら一大事
  • とても大人で、視座が高い
  • 仕事に毎日追われていて苦しい

これらと比較して、インターンを始めてから気がついた社会人の実態はこうです。

  • まだまだ失敗する
  • まだまだ成長する
  • 仕事は意外と楽しい

社会人は私が思っていたよりもまだ未熟でした。失敗もします。その代わり、成長もまだまだ大きいと感じました。

もちろん、学生の私とは到底比較できなほど皆視座は高く、多くのことを見据えて仕事に取り組んでします。しかしその中でも失敗はするし、それを周りは受け止めて成長に繋げていることに驚きました。そして、そのように毎日成長へとつながる仕事は、自分が思っていたよりもやりがいに溢れ、楽しく感じるものでした。

インターンを始めてよかったと思う1つがこの気づきを得られたことでした。おかげで就活へのモチベーションも上がり、将来への不安が軽減されたことを覚えています。

数えきれない自分の成長

私自身の成長の話をするために、2年間を振り返ってみました。2年前の私が残した記録を見たり、1年前の記録を見たり…。するとそこには、数えきれないほどの成長がありました。

全てを書き切るには何時間あっても足りないので、中でも目立った成長を5点挙げます。

①ビジネススキルが上がった

これは言わずもがなですが、インターン生といえど会社の一員として働く以上、そこではある程度の実務経験を積むこととなります。

私は大学で学ぶことがビジネスとは全く異なる分野なので、はじめは「マーケティングって何?」「PDCAって何それ聞いたことない」という状態でした。丁寧に指導してもらいながら、自分自身で勉強しながら、背伸びをして2年間頑張ってきたおかげで、普通の大学生にはない実務経験を積むことができ、それに伴いビジネスについての知見も深まりました。

中でも1つの業務を丸ごと任せてもらった経験では、企画から運用、振り返り、改善まで全てを自分自身で行い結果を出すために奮闘しました。これは学生にとっては非常に稀有な経験をさせていただいたと思います。

②自分の意見を持てるようになった

BottoKではミーティングのあらゆる場面で立場関係なく意見が求められました。実際のインターン生の業務とは距離のある経営戦略の話について意見を求められたことも多くあります。

インターンを始めたばかりの私からしてみれば、パニックです。「全然わからない話題について意見を求められても…」「ただの学生インターンの意見なんて役に立たないでしょ…」と何度思ったかわかりません。

しかし、だんだん時間が経つにつれて、考えながら参加することができるようになっていきました。ミーティング中、ただ情報を聞き流していては何も意見が持てません。自分に関係がありそうなことも、なさそうなことも、自分ごととして捉え、意見を考えながら参加するように意識しました。学生インターンの意見でも、あまり深くを知らないからこそ気づく視点もあるものです。自分の意見も全て無駄ではないんだと思うとやる気が出てきたことを覚えています。

③本を読めるようになった

BottoKでは積極的なインプットとアウトプットが求められます。インプットの場として、月に1冊課題図書を全員で読み、仕事への活用方法を考える読書会というイベントもあります。つまり、最低でも月に1冊本を読まなければいけない環境です。それ以上に、上記のように自分の力で業務を推進したり、自分の意見を持つにはある程度知識が必要なので自主的な勉強も欠かせません。

インターンを始めた当初はなかなか読書ができなかった私ですが、BottoKに入社してからは本を読めるようになりました。せっかく本が読めるようになったので、社会人になってからも読書は続けていきます。

④プレッシャーへの耐性が増した

ここでいうプレッシャーとは、周りからの期待や業務の納期、自分に課せられた責任からの圧力のことです。学生時代に経験したプレッシャーと、インターンでのプレッシャーは全く異なりました。

学生時代のプレッシャーといえば、課題の締切です。締切間近になるとストレスを感じるものですが、それは大したことがなかったと気がつきました。なぜならそれは私自身にしか影響が及ばないからです。課題を出さなかった場合単位を落とすのは自分自身だけです。

しかし、インターンでのプレッシャーは違います。納期を守らない場合、上司やお客様など必ず人に迷惑がかかります。責任を持っているので、放棄することもできません。この逃れられないプレッシャーを何度か経験することで、自分自身のプレッシャーへの耐性が増したと感じました。

⑤視座を高く持てるようになった

これがインターンを通して得られた最も大きい成長だと思っています。視座を高く持つということは、自分の立場だけで物事を捉えるのではなく、直属の上司やその上司、社長までの立場で物事を捉えることで自分の役割を再認識できるようにすることです。

インターンを始めた当初は、「自分はインターン生だから経営なんて関係がない」と思っていました。経営戦略に関する話を聞いても、社長がなぜこの話を私にまでしているのかを理解していませんでした。しかし今ならわかります。社長は当時から、会社に関する全てをインターン生に話すことで自分自身の視点を見せていたのだと思います。そしてその視点に立ってインターン生に与えられた役割を理解してほしかったのではないでしょうか。

さらに私はずっと「自分から仕事を探せるようになってほしい」と言われてきましたが、そんなことは不可能だと思っていました。「私に任せたい業務があるならもう指示されているし、どんな業務が足りていないかなんてわかるはずがない」と思っていたからです。しかしそれも視座が低く、与えられた業務をこなすことがインターン生の仕事であり役割だという間違った考えでした。上司の立場になって考えてみれば、インターン生に与えられた本当の仕事の意味と役割を認識できたはずなのです。

それができるようになったのはインターンを開始してから1年半以上が経過した後だと思います。与えられた業務をこなすだけのインターン生から、自らの役割を認識して仕事に取り組むインターン生になるまでには非常に長い時間を要しました。正直今でもまだ視座の高さは足りていませんが、学生のうちに一歩でも成長することができて本当によかったと思います。

実感した自分の実力不足

多くの成長があった一方で、自分の実力不足も多く実感したインターンでした。

成長した点で挙げたことは全て、到底上司の足元にも及びません。成長したといえど、まだ芽が生えた程度です。幾度もの失敗を通して、悔しい思いも散々してきました。失敗して上司に受け止めてもらう度に、所詮私はまだビジネス経験のない学生で、中途半端な責任を持っても本当の責任は自分ではなく上司に負ってもらっている状況で過ごしていることを痛感し、不甲斐なくなりました。

インターンの最後に任せられていたとある仕事がありました。私はそれがBottoKインターンでの集大成だと思い、張り切って取り組みましたが、成果はズタボロでした。自分の知識、考える力、管理能力、想像力、ストレス耐性、全てが足りず、最終的に上司に業務を巻き取ってもらい終わる結果となりました。

正直、こんなにも悔しい思いを抱え、自分の実力不足を痛烈に実感したまま卒業することが惜しいですが、この無念を晴らすのは社会人になってからにとっておきたいと思います。


BottoKでの2年と3ヶ月は、非常に有意義で、さまざまな気づきと成長に満ち溢れたものでした。

この期間、コロコロと変わる私の状況を常に気遣いながら指導を施し、温かく成長を見守っていただいた社員の皆様には感謝してもしきれません。

私がBottoKから受けた恩恵分、私がBottoKへ返すことができたとは到底思っていません。いつか私がもっと立派な社会人になってから、必ず恩返しさせていただきたいと思います。

最後に、今長期インターンを探していて私が経験したような学びを得たい方は是非BottoKへ連絡してみてください。悔しさや辛さもありますが、その何倍もの貴重な経験と成長が待っていると思います。

BottoKでの経験を胸に、4月から社会人本番、頑張りたいと思います。

本当にありがとうございました。

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