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元美容師、異業種から上場企業へ。異色のキャリアを駆け上がる経理マネージャーの挑戦。【面接官インタビューVol.14】/ファイナンス本部 経理部決算・開示チーム 笠井 信行

この記事は、弁護士ドットコムへの転職を検討している方向けの社員インタビューです。弁護士ドットコムとはどんな会社なのか、どんな人が働いているのか。弁護士ドットコムのコーポレート部門のメンバーはなぜ入社を決め、どんな仕事をしているのか。選考を受ける前に弁護士ドットコムのこと、コーポレート部門の業務のこと、そしてそこで働く人々のことを知ってもらいたいという想いのもと、このインタビューを公開しています。選考前にぜひご一読ください。

PROFILE

ファイナンス本部 経理部 決算・開示チーム チームマネージャー 笠井 信行(Kasai Nobuyuki)

銀座・乃木坂にて美容師を3年間経験を積んだ後、上場企業のシェアードサービス企業に経理未経験で入社。グループ9社の経理課長として連結決算・開示などを10年間経験。バーティカルSaaSベンチャーにて1年弱勤務した後、2022年11月弁護士ドットコムに入社。2024年第3四半期の連結決算移行という大イベントでは、経理部の一員として貢献を果たした。

ファイナンス本部 経理部とは

経理部では、急速に拡大する会社の変化に対応し、企業の財務基盤を支える重要な役割を果たしています。単体決算や連結決算をはじめ、グループ会社の決算サポート、開示業務といった多岐にわたる経理業務を遂行し、正確かつ迅速な財務情報の提供を通じて経営を支援しています。
急成長してきた当社では、日々新たな課題やニーズが生まれきており、経理部門にも柔軟かつ高い専門性が求められています。例えば、グループ全体の連結決算における効率化や正確性の向上、適切な会計基準への対応、さらにスピーディーな開示業務の実現など、事業の成長に直結する取り組みが多岐にわたります。
数字を扱う専門家としての役割に加え、経営陣や他部署と連携しながら課題解決や意思決定を支援する役割を担っています。正確な数値の把握と報告を行いながら、適切な財務情報を提供し、企業の健全な運営と成長を支えています。

新たな経験を通して、自己成長ができると確信。

ーー弁護士ドットコムに応募した理由と入社の決め手を教えてください。

当時の転職活動では、「自己成長」を軸としていました。これまで無形商材業界での経理経験がなかったため、会計処理や実務経験などにおいて新たな経験を積むことができるという点で自己成長が図れる企業という期待がありました。また、上場企業であれば従来の経験を生かしながら新しいさまざまなチャレンジができるのではないかと考えてたのも一つです。

最終的にはもう1社先に内定をいただいていた企業がありましたが、前職でクラウドサインを利用していたことから事業へのイメージをつけやすかったのと、事業内容への興味も強かったため、当社への入社を決めました。応募当時は、グループ会社はなく単体決算のフェーズではありましたが、成長が著しい企業であったため、多くの経験ができると確信していました。また、面接官との相性も良く、前職の経験を活かしてさらなる成長をするフィールドとして最適で働きやすい環境だと感じたのも決め手となりました。

成長企業で、前例のない業務に挑戦

ーー現在の具体的な業務内容を教えてください。

弁護士ドットコム(株)単体決算の責任者と連結決算の取りまとめ役を担っています。具体的には、連結精算表チェック業務や開示業務、監査法人との折衝業務などを担当。M&Aで新規子会社が増えた際にはPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)なども行います。また、チームマネージャーとして、メンバーの育成や採用業務にも携わっています。経理部は数字を扱うため、細かくチェックをしないといけない点も多いのですが、成長を妨げるようなマイクロマネジメントはしないよう心がけています。チーム内には向上心のあるメンバーも多くいるため自主性を尊重しています。

ーー業務の魅力ややりがいを感じる瞬間を教えてください。

まだまだ成長段階にある企業のため、前期に起きなかったことや前例のない取引や事象が発生することがあり、それらの対応を経験することにより新たな知識を得れることが魅力だと感じます。例えば、新規事業が立ち上がったり新規子会社取得に関する論点整理、それに伴う監査法人や顧問税理士との調整業務などとても多くの事象が発生しますが、これは会計・税務の両面における知識・実務経験の習得につながります。また利用ツール類の新規導入やリプレースの検討が必要となった際には、オペレーション構築やシステムの知識も得られるため、会計知識以外の分野にも精通した人材になることができます。当社はいくつもの事業・プロダクトを有しているため、さまざまな業種の経理知識を一つの企業内で身につけることができ、市場価値が上がる点も魅力だと感じます。

ーー業務をする上でどのようなことを心がけていますか?

コミュニケーション手段としてSlackを利用することが多くあるのですが、文章でのやりとりでは受け手の感性次第では強い受け取り方されてしまうこともあるので、そうならないように上司・部下、部内・部下など立場に関係なく必ず敬語でのコミュニケーションを行うことを意識しています。また、少数精鋭のチームのため、メンバーの得意業務・不得意業務を把握し、業務分担を行うことで業務の効率化を図っています。メンバーひとりひとりが自身の業務に集中できるよう、他責にせず、自分で対応可能な範囲でできる限り改善に務めることも意識していますね。

改善の余地が多いからこそ、成長できる

ーー今後一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか?

私自身が自己成長を大切にしてきたように、メンバーのみなさんにも自己成長を実感して欲しいと考えています。そのためには、努力ができる方が望ましいですが、努力を努力と思うだけではなく自己成長のための過程だと考えて欲しいです。変化が多い環境のため、変化に対してもチャンスだと捉えて、チャレンジしていっていただきたいですね。また、経理部はさまざまな方とのコミュニケーションが発生します。素直でコミュニケーションが取りやすいことや、相手の立場に立って物事を考えられることなど、業務スキルだけではない内面的な部分の相性も大切だと思っているので、面接ではどのような考えで仕事をしているかなどを聞くようにしています。チームのこと、メンバーのことを考えた上で、やりたい仕事とやるべき仕事を分けて考えられる方だと嬉しいですね。

ーー最後に、弁護士ドットコムへの転職を検討する方へのメッセージをお願いします。

クラウドサインという先進的な商材があるため、弁護士ドットコムに対してスマートなテックカンパニーという印象を持たれる方もいると思いますが、経理機能としてはまだまだ多くの課題があります。裏を返せば、まだまだ改善の余地が多くあり、経験値をあげられる環境であるということです。積極的な姿勢があれば、能力次第でこれまで経験できなかった業務にチャレンジすることもできます。成長を続ける当社で、環境の変化とともに経理として自分自身も一緒に成長していきたい方からのご応募をお待ちしております!

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