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プロアイスホッケー選手×フィールドセールス 蓑島圭悟選手が語る、二つの世界で輝くための挑戦と両立の秘訣【社員インタビューVol.2】

パックを巡り選手同士が激しくぶつかり合い、時には乱闘騒ぎにも発展する、氷上の格闘技「アイスホッケー」。アメリカやカナダ、フィンランドなどでは人気のスポーツであるものの日本での知名度はいまだ発展途上。そんなアイスホッケーをメジャーなプロスポーツにすべく、日々死闘を繰り広げるアジアアイスホッケーリーグ加盟チーム「横浜GRITS」。

そんなチームで活躍中なのが、背番号65、オルタネイトキャプテンを務める、蓑島 圭悟(みのしま けいご)さん。プロアイスホッケー選手として活躍する傍ら、弁護士ドットコム クラウドサイン事業本部の社員として、会社員のキャリアも築き上げている。

毎日の業務前の朝練習は欠かさず、アイスホッケーに真摯に向き合いながらも、会社員としてのキャリアも見据え、二足の草鞋で誠実に突き進む蓑島さんはどのような日々を送り、どのような思いで競技と仕事に取り組んでいるのだろうか。常人には決して真似できない、アスリート会社員の実態に迫ります。

PROFILE

クラウドサイン事業本部 営業部 コーポレートビジネスチーム/横浜GRITS #65 DF
蓑島 圭悟(Minoshima Keigo)

2023年9月弁護士ドットコム入社。クラウドサイン事業本部にてインサイドセールスを経験後、現在のフィールドセールスに異動。会社員の傍ら、プロアイスホッケー選手としての顔を持つ、二足の草鞋を履くアスリート弁コム社員。趣味は、登山と甘いものを食べること。

5歳からアイスホッケー一筋!元日本代表が語る、プロの道と未来

ーーまずは、アイスホッケーをはじめたきっかけを教えてください。

アイスホッケーを始めたのは5歳のときです。地元の北海道帯広市はスケートが盛んな地域で、冬になると実家近くの小学校の校庭にスケートリンクがつくられるんです。そこで小学生たちがアイスホッケーの練習をしていたことに興味を持って自分も始めたらしんですが、そのときのことは全く覚えていないんですよね。気づいたらアイスホッケーを始めていたという感じです。

ーーそこから今までずっと続けられているのはすごいですね。その後のアイスホッケー人生について教えてください。

そうですね。練習すればするほど、出来なかったことが一つずつ出来るようになる瞬間が好きなので、今でも続けられているんだと思います。

これまでのアイスホッケー人生としては、小学校、中学校、高校は地元帯広でプレイしていました。高校時代は、1、2年生のときにインターハイで2連覇を果たし、その後、中央大学法学部にスポーツ推薦で進学し、体育会のアイスホッケー部に入部しました。そのタイミングで日本代表にも選ばれるようになり、五輪予選や冬季アジア大会、世界選手権にも参加したので、プロアイスホッケー選手としての道を考えるようになりました。

ーーそこから、実際にプロアイスホッケー選手としてのキャリアをスタートさせたんですね。

はい。大学卒業後は3年間、北海道のプロチームに所属しプロアイスホッケー選手としての日々を送っていました。そのチームでは、日本一にもなったんですが、午前に練習し、午後は何もしないというような生活を送るなかで、日本ではまだアイスホッケーというスポーツがマイナーであるという背景からも、「このまま40歳までアイスホッケー1本で良いのか?」「仕事のキャリアを築かないのは勿体ないのでは?」という不安にも駆られ、アイスホッケー以外の仕事も始めることを決意しました。

二刀流アスリートの挑戦! 仕事とアイスホッケーの両立

ーー現在所属されている「横浜GRITS」は、「アイスホッケーと仕事の両立」をされているチームだと伺いました。

アジアリーグアイスホッケーには5〜6チームあるんですが、その中で唯一、選手たちが皆アイスホッケー以外の仕事もしているチームです。アイスホッケー以外の仕事を始めようと決意してから今のチームに移籍し、前職の会社にも入社しました。

選手たちは所属している会社も仕事内容もバラバラなので、それぞれの会社の話を聞いたり、その会社のサービスで分からないことがあれば教えてもらったりと競技以外のことでも話が盛り上がることが多いですね。

ーー他のチームではできないようなお話しができるのも魅力の一つなんですね。アイスホッケーと仕事の両立はどのようにしているんですか?1日の流れを教えてください。

平日は5時半くらいに起きて、7時から10時頃まで毎日3時間の朝練習をしています。陸上でのトレーニングを1時間30分、氷上での練習を1時間30分といった感じです。在宅勤務の日はそのまま帰って仕事、出社日はシャワーを浴びて10時くらいには出社して仕事を開始しています。大体いつも19時〜20時まで仕事をして、22時くらいには寝るというような生活ですね。練習は正直疲れるんですが、練習がない日の方が頭が働かないというか、運動してスッキリした状態で仕事を始めた方が仕事のパフォーマンスが上がる気がします。

ーー平日は練習と仕事、休日には試合があるということですが、2つを両立できるコツなどはありますか?

休日には遠征で試合があったりと休みなく働き続けてはいるんですが、この生活には慣れてきました。ただ、「いかに全てを効率化するか」ということは意識しています。例えば、商談では、事前の準備を徹底して、商談後の作業や管理には時間をかけないような工夫をしています。

あとは、両立しているしていないに限らず皆さん仕事でのプレッシャーを感じるときがあると思うんですが、僕は二足の草鞋だからこそ、会社のチームだけでなく、ホッケーのチームメイトにも精神的に支えてもらえるというのは大きいですね。どちらかがしんどい時は、もう片方が支えてくれるという気持ちの分散ができるのはすごく助かっています。

ーーその他にも、スポーツをやっていることが仕事に与える良い影響はありますか?

そうですね。まずは、「限界をつくらなくなったこと」ですかね。スポーツって、トレーニングとかでも頭が先に身体を制御し始めるんですね。きついって頭で思っていても身体はまだ7割しか力を出していないというケースが多いんです。仕事も同じだと思っていて、しんどいと感じてもまだ7割しか力を出しきれていないから、もう少し頑張れる!限界はまだ先にある!と思うようにしています。

あとは、「成果を残すことは選択肢を広げること」ということをこれまでのアイスホッケー経験で学んできたのですが、この経験は仕事に活きていると感じます。高校でも大学でも成果を残すとその後の選択肢がどんどん広がって行くんですよ。目標は立てても立てても日々の状況が変化するものなので、毎日自分のベストを尽くすことが重要だと思うんです。きっと毎日ベストを尽くしていけば、自分の知らなかった世界が広がると思っているので、アイスホッケーも仕事もそういう思いで取り組んでいますね。

コミュニケーションという点でも良い影響を与えてると思います。アイスホッケーは試合中の意思疎通がすごく大切なチームスポーツなので、相手への伝え方がすごく大事なんです。伝え方ひとつで相手が嫌な感じで受け取ることや、自分の意図しない方向に受け取られることがあるので、伝え方にはすごく気をつけています。これは仕事をやっていく上でも同じだと思っているので、常に意識してコミュニケーションを取っていますね。

急成長中のクラウドサイン事業で、会社員のキャリアも加速

ーー次に、弁護士ドットコムでの働き方についても伺いたいのですが、弁護士ドットコムのクラウドサイン事業本部に入社したきっかけは何だったんですか?

弁護士ドットコムという会社もクラウドサイン事業も成長を続けているので、成長している企業でセールスを経験することは、自分自身のキャリア成長にも繋がると感じ応募しました。ただ、実は他の企業への入社を9割方決めていたんです。ですが、チームマネージャーや役員の方と選考で話していく中で、弁護士ドットコムに入社した後のキャリアの道筋や選択肢の豊富さというところに魅力を感じるようになりました。先ほども言ったように、アイスホッケーでも仕事でも「成果を残して選択肢を広げていく」というのが自分が人生で叶えたい在り方なので、その道筋を示してくれたとき、「ここで働きたい!」と強く思いました。

ーー入社してから1年ほどが経過していますが、思い描いたキャリアを歩めていると感じますか?

はい。今でも弁護士ドットコムに入社して本当によかったと感じています。面接のときに、「いずれはインサイドセールスからフィールドセールスに進みたい」ということを伝えていて、入社してからもそのことはずっと言い続けていました。そして、それを実現するためにはどうすれば良いのかを考え、目標に向けての行動を積み重ねてきた結果、現在フィールドセールスを担当させてもらっています。理想のキャリアステップを歩むために、寄り添ってくれる上司やメンバーに巡り会えたことにはとても感謝しています。

インサイドセールスを経験したからこそ、インサイドセールスの視点とフィールドセールスの視点の両方を理解することができるので、キャリアパスとしてもこれで良かったのかなと感じる点が多いです。

ーースポーツと仕事を両立する上で、弁護士ドットコムは働きやすい会社だと感じますか?

状況に合わせて在宅勤務ができるところや、フレックス制なので柔軟に時間を決めて働けるという点で、すごく働きやすいと感じています。もちろんそういった制度面だけでなく、チームの雰囲気の良さがあるからこそ、日々の練習と業務を両立できているようにも感じます。本当に優しい方が多く、分からないことがあっても聞きやすかったり、困ったときには助け合うような環境なので、仕事を負担と感じることなくアイスホッケーにも仕事に打ち込めていると思います。入社前には、弁護士ドットコムという社名から、弁護士事務所?堅い会社?と想像していたので、良い意味での穏やかさがある環境には感謝しています。

ーー最後に、プロアイスホッケー選手としても、弁護士ドットコム社員としても着々と成果を残す蓑島さんの今後の目標を教えてください。

アイスホッケーでは、まずは「横浜GRITS」をリーグ優勝させることです。アイスホッケー界では、優勝するまで10年かかると言われているので、5年目の僕らにはまだまだ先の目標かもしれませんがいつか必ず実現したいと思います!仕事面では、ひとつひとつ成果を出し、やれることの選択肢を増やし、さらなるキャリアアップを図っていきたいです。

番外編

ーーこの記事を読んだ方に、アイスホッケーの魅力を伝えるとしたら?

とにかくもう競技としての面白みがハンパない!一度会場で観戦してもらえればきっとこの魅力が伝わると思うんですが、スピード感、迫力、音など全てがすごいんです!毎年9月から3月まで試合があるので、ぜひ足を運んでもらえると嬉しいです。イケメン選手も多いので、毎試合いらっしゃるようなファンの方も多いですよ(笑)。

ーー筆者の試合初観戦レポ

アイスホッケーといえば某テレビドラマで見たことがあるくらいというアイスホッケー超初心者の筆者が、横浜GRITSホームゲームに行ってきました!初のアイスホッケー観戦は、「やばい!」この一言につきました。アイスリンクと観客席の距離の近さにまず驚き、想像の何倍も速い走行スピードと選手同士の身体のぶつかり合い、そして氷が削れる音やスティックとパックがぶつかり合う音や時折観客席まで飛んでくるパックに驚き……終始驚きっぱなしの観戦でした。試合展開もはやく、応援演出も挟むため、長時間のスポーツ観戦が苦手な方でも飽きることなく観戦できるのも魅力の一つではないかと感じました。一度観れば魅力がわかる!という言葉の通り、完全にアイスホッケーの虜になりました。


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