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データストラテジストの本棚

こんにちは!ビジネスストラテジーセクションの大橋と申します。

大橋は2022年9月よりバンダイナムコネクサス(以下BNX)にてデータストラテジストとして勤務しておりますが、「BNXの"データストラテジスト"って一体何者なの?」という所、皆様にとってなかなかに謎かなと思います。

そこで本稿では、大橋が「この知見はデータストラテジスト業務に役立った」と感じている書籍群を抜粋してご紹介します。これを通じて、BNXのデータストラテジスト像への理解を深めて頂ければと思います。

0. 業務内容をざっくりと

大橋の所属チームは、主にバンダイナムコエンターテインメントの新規ゲームタイトル企画に対して、マーケティング戦略や事業収支計画の構築支援を行っています。

データストラテジストの役回りは、大きく以下の2パターンあるかと思います。
1. フロント(営業・PM)ロールとして、サイエンティスト・エンジニア等の専門家が腕を振るう場づくり
2. 個人プレーで「データなんでも屋」として機動的に動いて、事業サイドの個別課題に対応

1.マーケティング戦略系書籍

サービス・マーケティング入門 : 特に運営型ゲームは、サービス財の性質が強いので、サービスマーケティング系の論点やフレームワークはよくフィットすると感じています。

確率思考の戦略論 : USJ森岡さんの書籍としてとても有名ですが、需要予測業務を担当している身としては、後半の今西さんパートが非常に染みます。

2.データサイエンス系書籍

統計的学習の基礎 : ド定番、通称カステラ本ですね。今でも定番なのかしら。これの理解度40%ぐらいに到達できていれば、サイエンス系領域での会話がぐっと楽になるかと思います。

マーケティング・サイエンス : 約40年前の書籍ですが、マーケティング戦略に対するデータサイエンス応用の基本発想はほぼ書き切られている印象があります。

3.市場調査系書籍

ウェブ調査の科学 概説 標本調査法 : 戦略レベルの議論において、市場調査データは活用価値が非常に高いと思うのですが、システムログ系のデータに比較するとデータの精度・信頼性が疑われることも多いです。上記2冊は、調査データの偏りや回答バイアスの検出および対応技法がよくまとまっており、市場調査データを使えるものにするにあたって非常に有用と感じています。

4. システム系書籍

はじめよう!プロセス設計 : 業務システム開発・運用まわりについて、大橋は経験が浅いのですが、実務上避けては通れず。という所で、「はじめよう!」シリーズは大変に支えになっています。特に「プロセス設計」は、ITシステム以外の文脈においても、業務オペレーション分析の場面で必要な観点を提供してくれていると思います。

5. その他ビジネス一般

管理職1年目の教科書 管理職3年目の教科書 : マネジメントライン側の仕事に携わり始めるにあたってがっつり読み込みまして、「専門性がないのでマネジメント志向です、を許さない市民の会」を立ち上げるに至りました(会員1名)。

6. 最後に

いかがでしたか?本稿では一例として大橋の本棚をご紹介しましたが、BNXでは各データストラテジストが、それぞれに特色のある経験・知見を活かして、日々仕事を創り・動かしています。

ご興味もたれた方、ぜひ手に取って読んでみてください!


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