近年、管理職を目指す若者が減っているという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな中、株式会社アクセル・モードには自らの意思で管理職を目指す社員がいます。それが第1システム開発事業部 ユニットリーダー 佐藤です。
アクセル・モードの現在の社員数は男性69名、女性27名の計96名。
社内初の女性マネージャーを目指し、日々奮闘しています。
「洋菓子店の店長をしていた経験から、売上を上げるにはメンバーの向上心が必要だと思う」と話す佐藤に、アクセル・モードでどのようにステップアップしてきたか、今後どうなっていきたいかを語ってもらいました。
「この人たちと働きたい」という願いが叶った
ーーまずは、これまでの経歴を教えてください。
以前は洋菓子チェーン店の店長など販売職をしていました。しかし土日休みのデスクワークという働き方に憧れて退職し、派遣会社に登録。
事務職などの経験がない中、派遣会社の担当者から「幅広い経験が積める」とおすすめされたのがサポートデスク職でした。実は、高校時代に趣味でWebサイトを作ったことがあり、ITの仕事に興味はあったので、すぐに「やってみよう」と思いましたね。
ただ、サポートデスクの仕事をはじめて半年ほどが経っても、ITのことがよくわかっていない状態でした。そんな時に、派遣先でアクセル・モードのメンバーと出会ったのです。別の会社の所属にも関わらず、技術書には載っていない実践的なスキルや困った時の調べ方など、一から丁寧に教えてくれました。
当時、所属していた会社は、自社から派遣するのは一社につき1名というスタイルでした。誰かに何かを教わる機会はほとんどなく、チームで参画することに魅力を感じました。そして、面倒見のよさにも驚きましたね。
困っている人を率先して助けてくれる姿勢がまぶしくて、私もこういう人になりたい、この人たちと一緒に働きたいと強く思うようになり、その思いのままアクセル・モードの面接を受けて無事入社することになりました。
入社してから他の社員ともコミュニケーションを取りましたが、皆さん本当に優しいんですよね。何かと気にかけてくれて、ほったらかしにされることがないので、初日から安心して働けました。
ーー現在はどのような仕事をしていますか?
クライアント先に常駐し、お客様のシステムやツールの保守・運用をしています。
現在担当しているのは、求人系のサービスを取り扱う会社です。新規システムの開発から参画し、現在も保守・運用をしています。 もう6年程になり、最近ではクライアントとの折衝も任されるようになり、現場業務だけでなく、キャリアアップにつながる経験を積めています。
アクセル・モードは、私を含め一社と長く付き合いをしているメンバーが多いのが特徴の一つです。これは日々の働きや対応で、一人ひとりがお客様から信頼を得ているからこそだと思っています。
ユニットリーダーとして掲げる3つの公約実現を目指す
ーー保守・運用の仕事をしていて、どのような瞬間にやりがいを感じますか?
お客様の問い合わせに応え、喜んでいただけた瞬間ですね。
クライアントの担当者は、ITに詳しくなかったり、漠然と「このデータが欲しい」という要望を持っていたりと状況は様々です。それに対して試行錯誤してデータをお渡ししたり、動かなかったシステムを動くようにしたりすることで、お客様に「ありがとう」と言ってもらえると本当に嬉しくなります。
ーーユニットリーダーとしての業務を教えてください。
5〜6名のメンバーが所属するチームの運営を担っています。例えばチームとして、会社の事業・予算計画達成に貢献できるよう、プロジェクト管理などをしています。具体的には、メンバーのアサインや勤怠・売上管理などです。
また、アクセル・モードはユニットリーダー選挙という独自制度を設けていて、リーダーにふさわしい社員を全員で決めています。
私は立候補した際に掲げた「数字面を気にして動く」「後輩のメンタルケアをする」「上下左右に対してコミュニケーションをとる」の三つの行動を率先して行い、チームを引っ張っていけるよう日々心がけています。
人を育てることが自分の未来を作ることに気づいた
ーーアクセル・モードで色々な経験を積んできたと思いますが、これまで一番自分のステップアップに繋がった経験は何ですか?
教育チームのリーダーを経験したことです。
アクセル・モードには、採用活動を担う「チームR」、教育を担う「チームK」、イベントを主催する「チームE」と三つのチーム活動があります。私は2016年からチームKに参加していて、新卒メンバーの内定から新卒研修までのフォローを担当していました。
2018年〜2021年はリーダーを務めていたのですが、最初は「全部、自分でやらなきゃ」と思い込んでいたんです。頭の中にある考えを人に伝えることがもどかしくて、自分でやったほうが楽だとも思っていました。加えて、責任ある仕事がしたい、佐藤じゃなきゃダメだと思われたいという気持ちも強くて。
でもある時、上司から「それだとパンクするよ。仕事を割り振らないと、後輩も育たないしね」と言われたのです。当時、20代後半だった私は、はじめて後輩を育てる立場になっていることに気づかされました。
そこから後輩たちに仕事を依頼するようになると、業務を噛み砕いて教えることで学びや気づきがありました。更にこれまで一人で実施してきた成果より、より多くの成果をチームとして出すことができ、自身の成長と自信に繋がったのです。
成長して活躍している後輩たちを見て、上を目指しているからこそ、自分の後継者をどんどん育てていこうという考え方に変わりました。
現在は、チームKのリーダーを後輩にゆずり、私はサブリーダーとして育成・サポートに回っています。
マネージャーを目指し、後輩たちの目標になりたい
ーー今後の目標を教えてください。
ユニットリーダーの一つ上の役職であるマネージャーを目指しています。
私はアクセル・モードの女性社員の中で、一番最初に色々な役職に就きたいという願望があって。ユニットリーダーではそれが叶わなかったので、今はマネージャーを目指すことで実現したいと考えています。
その前段階として、まずはPM業務に触れて経験を積みたいですね。私の周りの上司は、お客様とうまくコミュニケーションをとってディレクションする能力に長けている人が多く、とても尊敬しています。その人たちのようになりたいのですが、上司からは「これはあくまで自分のやり方。佐藤に向いたやり方を見つけた方がいい」と言われていて。
現場業務だけでなく、管理・マネジメントの経験を積みながら、早く自分に合ったやり方を見つけたいと思っています。そして、そんな自分を見て「上を目指したい」と思ってくれる人が増えたら嬉しいです。
もう一つ。自分で新規プロジェクトを獲得したいという目標もあります。アクセル・モードには営業職がおらず、私のようなエンジニアがクライアントへ直接提案をおこなっています。実際に開発するメンバーが話すため、お客様が求めている成果をダイレクトに出せるというメリットがあるのです。
今後は、自ら提案・獲得した新規プロジェクトでお客様の要望を120%実現し、会社に貢献したいと考えています。そして提案や営業にも興味がある後輩たちが「自分もやってみよう」と動き出すきっかけを作れたら嬉しいですね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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