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案件は現場で作るもの。アバナードで働くやりがいと柔軟な働き方

アクセンチュアとマイクロソフトの戦略的合弁会社として2000年に米国で生まれたアバナード。「戦略×テクノロジー」の支援により、これまで多くのクライアントのイノベーション創出を支えてきました。

世の中には多くのコンサルティングファームやシステムインテグレーターが存在し、コンサルティングと開発を一手に引き受けている企業も少なくありません。そんな中、なぜアバナードが選ばれクライアントから評価されるのか。

今回はModern Workplaceチームでリードを務める高木と榎本にインタビューを実施。長年アバナードで活躍する高木と、これまで多くの企業を渡り歩いてきた榎本は、それぞれアバナードにどのような魅力を感じているのでしょうか。社内のカルチャーとともに語ってもらいました。

クライアントの働き方改革を支援するModern Workplaceエリア

高木:私は大学を卒業してから20年に渡ってIT業界で働いており、アバナードには2006年にジョインしました。キャリアを通してずっとマイクロソフトのインフラテクノロジーを扱っており、現在はModern Workplaceチームに属するWorkplace Engineeringという部門を統括しています。

プロジェクトにアサインする人を決めたり、教育計画を作ったりなど、チームをマネジメントするのが今の仕事です。

―榎本さんの経歴も聞かせてもらえますか。

榎本:私は2010年頃からマイクロソフトのSharePointという製品を扱っており、何社かを経て2019年にアバナードに入社しました。現在はWorkplace Data, Apps and Workflow 部門を統括しておりまして、高木と同じような仕事をしています。

私たちの部門は、Modern Workplaceのソフトウェア開発を担当しており、Microsoft 365のプラットフォームやSharePointの開発をしています。

―改めてModern Workplaceチームについて聞かせてください。

榎本:Modern Workplaceチームは、クライアントの働き方改善のためにDX推進や業務改善、生産性向上を支援する組織です。現場で働く人の環境を改善するために、戦略立案の支援や、それを実行するためのツールの導入なども支援しています。

現代はITツールが進化したことにより、情報の共有が簡単になりました。一方で情報が届いた通知によって業務に集中できなくなるなどの弊害も起きています。特にコロナ禍以降、そのような悩みが深刻化しており、課題に併せてツールの使い方を最適化し、必要に応じてツールの導入などをしているのです。

マイクロソフト製品で統一する強みを活かした働き方改革

―競合と比べてアバナードのサービスがどのような優位性があるのでしょうか。

高木:働く環境をマイクロソフトのサービスで統一できるのが強みです。たとえば行政などは入札でデバイスやツールを決めるため、使用する製品もバラバラになってしまいます。それでは使用するツールがチグハグになってしまい、作業効率が落ちてしまいがちです。

私たちの場合は、全てマイクロソフトのサービスに統一することで、常に同じ世界観でツールを使えるため作業効率も上げられます。

―ツールを統一するメリットについて、もう少し詳しく聞かせてください。

高木:ツールを統一する最大のメリットは、セキュリティにあります。近年はサイバー攻撃の被害が注目され、同時にセキュリティの必要性を感じているクライアントも少なくありません。そして、デバイスやツールを同じメーカーで統一するのは、セキュリティを高める上で非常に効果的です。

サイバー攻撃を受けた際も、全てマイクロソフト製品であれば追跡ツールでログをとれるからです。複数のメーカーのツールを使っていると、その接続部分でログを落としてしまう可能性も高く、セキュリティ性が落ちてしまいます。

業務効率を高めながら、安心して働くという意味ではマイクロソフト製品で統一するというのは非常に効果が高いはずです。

―働き改革をどのように進めていくのかも聞かせてください。

榎本:たとえばローコード開発ツールを導入して、Excelのマクロのようにクライアント自らプログラムを組んで業務を効率化できるようにします。私たちがシステムを作るよりも、クライアントが自分たちで理想の働き方に近づけるよう環境を整えるのが私たちの仕事です。

ローコードツールを導入しただけでは使い切れないので、誰でも使いこなせるよう教育コンテンツを用意したり、ガバナンスを整えていきます。

―事例などがあれば聞かせてもらえますか。

たとえば2021年ごろから、大手自動車会社の働き改革を含めたDXを支援しています。自分たちで業務をデジタル化できる「市民開発」を掲げ、その実現に向けてユーザーのトレーニングや勉強会などを続けています。最近では中級レベル以上の方も育ってきており、クライアント自らが自分たちでプログラムを組めるまでになりました。

役職に関係なく発言しやすい自由度の高さが魅力

―高木さんは長くアバナードにいますが、組織カルチャーについて聞かせてください。

高木:私はアバナードがまだ50名ほどの組織の時からいまして、1,500名の組織になった今も当時から変わらずベンチャーのような自由な風土を強く感じています。もちろん最低限守らなければならないルールはあるものの、お客様との日々のコミュニケーションの中で、自分で案件を作り出せることもあり、とても自由度が高い環境だと感じています。

―榎本さんからも、アバナードのカルチャーを聞かせてください。

榎本:これまで何社も経験してきましたが、その中でもアバナードはとても風通しがいいように感じます。自分の役職に関係なく意見を言えますし、経営陣も立場に関係なく意見を拾ってくれます。

むしろ意見を言わないと「ちゃんと考えてる?」「君のやりたいことは何?」と聞かれる文化がありますね。また、新しい技術を使った案件などが発生した場合も、やりたい人が手を挙げて担当できるので、積極的な人は活躍しやすい環境だと思います。

―自由度の高い組織文化なのですね。社内にはどのような方が多いのでしょうか。

高木:技術が好きな方や、クライアントの課題に真剣に向き合える方が多いと思います。真剣に向き合っているからこそ、クライアントの意見にそのまま従うのではなく、時に「このやり方の方が最善です」と提案をすることもあります。

また、ITに固執していないのも大きな特徴だと思います。課題の内容によっては、ITツールの導入が最適ではないこともあるため、広い視点で解決策を考える必要があるのです。

―榎本さんの印象も聞かせてください。

榎本:技術が好きで、新しい技術や考え方をすぐにキャッチアップしようとする姿勢が強いですし、コミュニケーション能力が高い方も多いです。だからこそ、クライアントの意見にそのまま従うのではなく、しっかり課題を聞き出し、本質的な解決策を提案できるのではないでしょうか。

「自発的に学び、クライアントの課題に向き合う姿勢」アバナードで求められる素養とは

―榎本さんの部門では、どのような方が向いていると思いますか?

榎本:私たちの部門に限らず、自分の考えを発言できる人が向いていると思います。先ほど言ったように、あまり発言が少ないと「どう考えているの?」と聞かれてしまうのがアバナードです。自分の考えを言葉にできる人の方が働きやすいはずです。

また、技術力は決して高くなくてもいいのですが、新しい技術をキャッチアップして覚えていきたいという心意気がある方は向いていると思います。私たちの部門は自分たちで開発することも多いため、最初から高い技術を持っていなくても、自ら学んでいく姿勢が必要不可欠です。

―高木さんの部門で求められる人物像も教えて下さい。

高木:クライアントの課題解決に向けて考えられる方です。今はほとんどの企業がクラウドを導入しているので、1からシステムを開発することはほとんどありません。何かしらツールを使うのが前提になるので、そのツールを使ってどう課題解決するか考える力が重要です。

また、新しいものを積極的にキャッチアップする姿勢は、私たちの部門でも欠かせません。クラウドの世界は日々新しい技術が生まれているので、クライアントに質の高い提案するには、情報感度も必要になるのです。

―最後に、アバナードに興味を持った方にメッセージをお願いします。

榎本:私がアバナードの魅力だと思うのは、働くメンバーたちの人柄です。実は仕事内容は、前職とほとんど変わりませんが、それでもアバナードがいいと思えるのは、性格のいい人が多いからだと思います。これまで4年働いていて、嫌な人に会ったことがありません。だからこそ仕事もしやすく、プロジェクトが終わるときも気持ちよく解散して、次のプロジェクトに向かえます。

また、メンバー一人ひとりにキャリアアドバイザーがついて、キャリアについて相談できるのも魅力的です。キャリアについて悩んだ時に、気軽に相談できる相手が用意されているのは、非常に働きやすいですね。

高木:女性や育児をしている方が働きやすいように、環境を整えてくれるのは大きな魅力だと思います。また、年功序列という考えもなく、パフォーマンスが高ければ年齢に関係なく出世できるのも居心地の良さに繋がっています。

年齢や性別、国籍に関係なく評価してもらえる環境はとても働きやすいですね。





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