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大手・ベンチャー・日系・外資を渡り歩いた男が、エイトレッドが「開発者の楽園」だと言うワケ。

今回は、製品開発の責任者である佐藤のインタビューをお届けします。
大手・ベンチャー・日系・外資と様々な業態を経験した男が、今エイトレッドで働いているワケとは。
そしてエイトレッドこそ「開発者の楽園」だと言うワケとは。ぜひご一読ください。

大手・ベンチャー・日系・外資を経験して分かったこと

ーまずは簡単な自己紹介をお願いします。

取締役 プロダクト開発・カスタマーサクセス部 部長の佐藤拓良と申します。
今年の1月に入社いたしまして、製品開発の責任者をさせていただいております。
大手・ベンチャー・日系・外資と様々な会社で働いてきた私の観点から開発者とCS向けのエイトレッドの魅力についてお話しさせていただければと思います。
よろしくお願いいたします。

ーよろしくお願いいたします。まずは様々な業態でのキャリアからお聞きしたいです。

振り返ってみると、現在に至るまで私のキャリアは3つのフェーズに分けられます。

【1つ目のフェーズ】
最初は株式会社日本HP(ヒューレット・パッカード)でSEとしてキャリアをスタートし、SIビジネスを9年間経験しました。

その中で、後半5年間はITコンサルをしていたのですが、そのときの経験が1つの転機になったと思っています。コンサルティングをする中で、システムの企画・構築だけでなく、活用して業務と組織を変えるところまでお客様とお付き合いできたプロジェクトがいくつかありました。
そのときの経験から「システムを作る」よりも、「システムを使って業務や組織を変え、成果を出す」部分にもっと関わりたいと思うようになりました。

そういった思いもあって転職を決め、同僚が中心になって立ち上げたベンチャー企業に転職しました。
ここまでが1つ目のフェーズです。

【2つ目のフェーズ】
転職先のベンチャー企業では、管理本部長を担っていました。

ベンチャーの管理本部長なので、営業と開発以外の全てを統括するような立場でした。その中でも重要な任務は上場準備の体制づくりでした。しかし、最終的に上場することはできず。振り返ると、あの時の悔しさが今の原動力に繋がっているなと思っています。また、転職の経緯となったシステムを活用して業務や組織を変えるということは実際に行っていて、その一つの施策としてワークフローシステムの導入も経験しました。その経験は、エイトレッドでの仕事に活きているなと感じています。
このベンチャーでは上場が達成できず悔しい思いをしましたが、そこで関わった『アイチケット』という診療予約サービスは今でも残っています。自分の子供が熱を出した時に自分自身でも使っていて、作って良かったなと思います。

その後、シンプレクス株式会社という金融SI会社に転職しました。大企業、ベンチャーと働いてきて、この経験をどこで活かそうかと考えたときに、次は上場したてのベンチャーが良いのではないかと思い、シンプレクスへの入社を決めました。

シンプレクスでは、HP時代のITコンサル経験を活かして、サービスデスクの立ち上げと運用とインフラチームのマネージャーを担っていました。その時のつながりは今でも残っていて、今でも当時の同僚に開発依頼をしたり、なんてこともあります。ベンチャー2社での計4年間。ここまでが2つ目のフェーズです。

【3つ目のフェーズ】
ここからいくつかの外資企業でCSM(カスタマーサクセスマネージャー)として働きました。
これが3つ目のフェーズです。

ベンチャーで働いていた時に、日本国内だけで完結しているビジネスは成長に限界があるなと感じていたので「海外と日本を繋ぐ」という仕事に興味を持ち始めました。
同時に、今までの同様にシステムを使って成果を出してもらう仕事にも携わりたいとも思っていました。

ちょうどそのころ、既存顧客に対してシステムやサービスの活用支援を行って、メリットを感じてもらい、契約更新や追加契約を獲得する職種が広がり始めていて、縁あってシスコシステムズ合同会社でその仕事に就きました。
これが、CSM(カスタマーサクセスマネージャー)という役職との出会いです。

シスコシステムズ合同会社では4年半勤務し、その後はAdobe、マルケト、Microsoft 、AWS (Amazon Web Services)と様々な外資企業でCSMとして働きました。
CSMは天職だなと思ったので、いろいろな企業、サービスでのCSM経験を積みました。
各社、全く違う種類のクラウドサービスの活用支援を経験でき様々なことを学べたので本当に楽しかったです。

ー確かに各社色が違うクラウドサービスを展開されてますね。ちなみに、どういった部分が天職だなと思われたのでしょうか?

”自分の強み”、”自分のやりたいこと”、”クラウドSaaSの時代の潮流”の全てが合致していたので、天職だと感じられたんだと思います。
システムを導入・活用する顧客の立場と、提案・構築するベンダーの立場の両方を経験している人はなかなかいないですし、自分の強みだと思っていました。

その強みを活かして顧客に寄り添った活用提案をしたいという思いも、それができるという自負もありました。市場自体もどんどん伸びていきましたし、自分の成果も出て”好きな仕事で時代の潮流に乗れている”という感覚がありました。

ーありがとうございます。天職だと思える仕事をしながら、そこに「やりがい」もあれば最高ですよね。

そうですね。SI中心だった時代は、ベンダーは売ったときの利益が最大で、売った後のサポートにコストをかけないことで利益を最大化できるので、システムを納品した瞬間にベンダーと顧客の関係性が途絶えてしまいがちでした。

でも、顧客にとってみたら、買ってからが本番で、ベンダーと相談しながら使っていきたいと思っているのに、ベンダーはなるべくコストをかけたくないから相談に乗らないとうような、双方にとってよくない状況が続いていました。
自分としては以前からそういったSIのビジネスモデルに疑問を持っていました。

しかし、クラウドになると、ベンダーは顧客に何年か使い続けてもらって初めて利益が出る。何年か活用してもらう中で、その時の支援に満足してもらえれば、利用を継続してもらえるだけでなく、高価なプランに移行してもらえることもあります。

つまり、売った後の活用支援によってベンダーの売上も利益も大きく変わります。
こういったビジネスモデルであればベンダー側は契約後も親身に相談に乗れるし、双方にとってWin-Winな関係だと思いました。
そこがやりがいを感じられたポイントでした。

「より幅広い仕事に関わりたい」会長からの誘いがキッカケで辿り着いた選択

ーそれでは、エイトレッドへの入社経緯についても教えてください。

CSMは天職と思っていましたが、10年経験したところで個人的にはその先に進みたいという思いが湧いてきました。

実は、近い将来CSM職は相当少なくなると思っています。悪い意味ではなくて、カスタマーサクセスの考え方は当たり前になると思うので、営業もプリセールスエンジニアもコンサルタントも、カスタマーサクセス活動をするようになると思います。
そうすると専任のCSMポジションは限定的になるのかなと。

業界にとってそのような方向性が良いと思うし、自分としてもカスタマーサクセスの経験・スキルと掛け合わせて「より仕事の幅を広げたい」と思っていました。そう考えていた時に、エイドレッドから製品開発責任者のポジションのお誘いがありました。

外資では本社にいかないと製品開発には関われません。以前から、カスタマーサクセス活動で吸い上げたユーザーの声をプロダクトに直接反映させられないというもどかしさがあった私にとっては、とても魅力的に感じました。
製品開発に直接関われるのは日系企業ならでは利点だし、なかなかないチャンスなのでチャレンジしてみたいと思うようになりました。

事業面でも、エイトレッドにはポテンシャルがあるなと思いました。
外資やスタートアップのクラウドサービスは大体「直販」で伸びている所が多いです。

対してエイトレッドは、元々の母体であるSI企業であるソフトクリエイトという会社が作ったパートナーモデルを採用していて、「パートナー販売」主流でやっているんです。これを他社が真似るのはなかなか難しく、差別化になるので非常に良いなと感じています。弊社は累計で4,000社と契約をしてきており、一貫して利益体質が良いです。

創業以来、毎年コンスタントに売り上げも伸びており、過去にベンチャーで苦労した自分からすると「なんて綺麗な財務体質なんだ!」と驚きました。

それにエイトレッドは「今後、絶対に成長する」という確信も持てました。

ここ最近は、クラウドサービスの流れに乗り切れていないように見えたので、クラウドに最適化した技術を適用し、カスタマーサクセスと連動した開発プロセスを整えられれば、もっと成長できるという想いをエイトレッドのプロダクトに持ちました。

自分のキャリアとエイトレッドの事業面の将来性を考えて、誘いを受けようかなと思い始めたときに、不況により外資大手が揃ってレイオフに踏み切ったことが最後のひと押しになって、エイドレッドへの転職を決めました。

ーエイトレッドやプロダクトに対する愛をとても感じます。ちなみに、佐藤さんが管掌されているプロダクト開発・カスタマーサクセス部は何名いらっしゃるんですか?

社員は35名くらいですね。開発パートナーとして外部からお呼びしている方々をいれると、50名以上の規模になります。

会社全体の社員は65名程度。その社員の半分以上を開発とCSに重点的に割いています。開発職、もしくはサポート職としてご入社頂くと、私が統括者している部門で一緒に働くことになります。

ー社内の半数以上を統括されているとのことですが、チームづくり・マネジメントにおいて大事にしていることはありますか?ー

言いたいことを言いやすい雰囲気にはしようとしています。

エイトレッドでは残業を可能な限り抑えるという方針があって、その方針の中でも他社に負けない成果を出す必要があるので、みんな抱えている仕事に黙々と取り組みがちです。
そのため、どうしてもコミュニケーションの量が減ってしまっているなというのは課題として感じています。なのでその部分を補えるように、なにか言いたいことがあったときには言えるようにはしています。

また、会社や製品の方向性をきちんと伝えるということも重要だと考えています。

特に、私が入社した8ヶ月前くらいから会社と製品の方向性が変わりました。
それまでは新たに開発をどんどんするというよりは、今まで作ってきた製品基盤をメンテナンスするというスタイルでした。今は、競合も増えてきた中で、もう一度開発投資を増やして製品の優位性を取り戻そうとしています。

そういった経緯で新しいことに取り組んで行く必要が出てきたので、「それになぜ取り組む必要があるのか」「どちらの方向に向かっているのか」を説明するようにしています。会社の方針が変わったときには社内に従来から合った仕組みが機能しなくなるので、組織としてうまく機能するためには、新しい方針の共有というのは大事だと思っています。

「自分のやりたいことと、会社がやりたいことが合っているか」を大事に、自分の進む道を決めてほしい

ーありがとうございます。少し話を変えますが、「採用面談でこれは聞きたい」があれば教えて頂きたいです。

「情熱の根源」でしょうか。私は仕事をする上で、「この会社で何をしていきたいか」を自分なりに言語化することは大切だと思っています。
「自分の行動の核」となる想いが聞けると、お互いの方向性が合っているか確認が取れるのでありがたいです。

クラウドとSIのビジネスモデルの違いについて話したときに触れましたが、ビジネスであってもお客様の要望と自社の方針がWin-Winになるように合わせていくと良い結果が得られると思っています。

それと同様に、「エイトレッドのやりたいことと、従業員がやりたいことも重ねた方がいい」と思っています。トップダウンで上から押しつけるのではなく、やりたいことの方向性の合ったメンバー同士が、
社員起点でやりたいことを積極的に提案したり、引き受けたりしていく感じが理想ですね。

特にいまのエンジニアには本当に多くの選択肢がありますし、
その中で何を選択するのか、何を重要視するのかというのは特に大切になってくるかなと思います。

そういった方向性をお互いに擦り合わせるために、
「情熱の根源」となる想いやキャリアの軸はぜひ面談で聞きたいですね。

ー「情熱の根源」素敵な表現ですね。では、佐藤さんが感じているエイトレッドの魅力についてお聞かせ頂きたいです。

新しいクラウド製品とサービスを作り上げる過程を経験できる点はエンジニア職、サポート職に共通した魅力でしょうか。
しかも、それを平均残業時間10時間の環境でできるというところも魅力かなと。

あとは安定・堅実な基盤の中で新しい挑戦を行える点も魅力です。
エイトレッドには、一定数売れるサービスが既にあり、今はそれをどんどん改良していく段階です。
0→1や1-10ではなく、10→100のフェーズです。

しかも、製品に再度投資して生まれ変わらせようとしている、まさに第二創業のタイミングです。

当社製品はもともとパッケージソフトとして生まれましたが、クラウド製品に生まれ変わらせようとしています。2つある製品のうち、一つは既にクラウドサービス化しましたが、クラウドならでは改善を行っている最中です。また、もう一つの製品のクラウド化も進めています。
そういった移行期にあるので、エンジニア職であれば新しい技術やアーキテクチャの決定に、サポート職であれば業務改善や新サービス企画に直接関われるチャンスがあります。

既にニーズがある製品に新しいアイディアを組み合わせてアップデートしていくことができる環境は、大企業やスタートアップにはなかなか無いと思います。

より、エンジニア職とサポート職で分けて魅力をお伝えしますと。

エンジニア職は、仕事以外の時間もしっかりと確保しつつ、製品開発に注力してエンジニアとしてもっと成長したいと思っている方には本当にオススメです。
そういう意味では「開発者の楽園」だなと思います。

直近の採用は、一定の実務経験がある方を募集させて頂いておりまして、
そういった方には共感を得られると思うのですが、「この業界は残業が本当に多い」です。
しかも、当初から無理な計画だったり、目的のよくわからない修正や変更が理不尽に押し付けられた結果でそうなっていることが多いです。

こんな状況を経験して、「大事なことに専念したい」「納得して仕事をしたい」と思っている方にとっては良い環境を提供できると思っています。
自社開発なので、自分たちが提案したいものを形にしていくので。

「スタートアップでゴリゴリやりたい」「ハードに働きたい」という人には合わないかもしれませんね。

サポート職の方にとってみても自社製品に注力できる点が魅力になります。
自社製品に特化した知識を積むことで、活用方法まで提案して、働き方を変えるお手伝いをすることができます。社内で最も自社製品の実際の使われ方を熟知することになるので、熟練度や志望によって、カスタマーサクセス担当、社内システム担当。インサイドセールス等、様々なキャリアに進むこともできます。様々な製品のトラブルを広範囲でサポートする総合的なサポートセンターとは違うキャリアパスを提供できると思います。

また、クラウドサービス化を進める当社にとって、サポートはコストセンターではなく、製品の一部です。サポートサービスの内容を充実させることは製品を作り上げることと同じ価値を持ちます。自分たちが顧客への提供価値を担っているという実感を持ってもらえるところも魅力ですね。

最後に何かメッセージをお願いします!ー

繰り返しにはなるのですが、働くにあたって「自分のやりたいことと、会社がやりたいことが合っているか」がやっぱり大事だと思います。

少しでもエイトレッドをいいと思ってくださったり、やりたいこと、やりたい働き方ができるかも!と思ってくださった方には、ぜひエイトレッド扉を叩いてほしいです。

一緒に、より良い製品を創っていきましょう!


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