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カナダでシェフ→フルスタックエンジニアに。更なる成長を求めアルサーガで見つけた新たな挑戦

成長のコツが掴める!?「人をつくるアルサーガ。」連載第27回は、フルスタックエンジニアの畑が登場!

実は、2019年までカナダでシェフとして働いていた畑。エンジニアを目指すことになり日本へ帰国し、前職ではPHP(Laravel)、 Vue.jsNuxt.js)、GraphQL、AWS、CircleCIなどを扱うフルスタックエンジニアに急成長。そして2021年5月、アルサーガパートナーズへ入社しました。

「急成長のカギは基礎」と話す畑に、これまでの経験や歩み、アルサーガへ入社した強い想いを聞きました。

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目次

  • シェフは手段?カナダへ飛び立った本当の理由
  • エンジニアとして初めての転職。アルサーガで見つけたキャリアアップの道
  • 外からの視点も大事。これまでの経験を活かしてゆく
  • 自身の経験を振り返る。成長のカギはやはり「基礎」ステップアップしたいエンジニア経験者大募集!
    ご意見・ご感想募集

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シェフは手段?カナダへ飛び立った本当の理由

――カナダにはシェフを目指して行ったのですか?

畑:実はシェフになるためではありません…! 昔からアメリカが好きなこともあり、いつかアメリカに住んでみたいと思っていたところ、カナダに住む友人から「シェフをやらないか?」と声をかけていただき、カナダへ行くことを決めました。

なので、シェフになりたかった訳でもないです(笑)。 アメリカに近づく手段として、それが一番簡単だったからに過ぎませんでした。突如カナダへ行くことを決意したので、お金も全然用意していなかったですね。

――その決意はすごいです…!

――なぜそこまでしてアメリカへ行きたかったのですか?

畑:アメリカのドラマで見る自由な雰囲気に昔から憧れていたんですよね。「絶対アメリカに住みたい!」というのが子供の頃からの夢でした。

――きっかけの一つになったドラマを教えてほしいです!

畑:当時は、コメディあり家族愛ありの「フルハウス」というドラマが好きでした。日本にはない文化があり憧れていました。

そして、カナダ在住中にアメリカへ旅行し、その文化に触れることができました。カナダとアメリカの文化は、近しい部分がると知ることもできましたね。

――念願のアメリカへ行くこともできたのですね!

――そこでなぜ、エンジニアを目指すことになったのですか?

畑:エンジニアをしている友人から手伝って欲しいと言われたのがきっかけでした。 その時は、Web制作のお手伝いをしていましたが、手伝っていくうちに興味が湧き、気づいたらハマっていました。

そこで本格的にエンジニアの勉強を始め、オンラインスクールも受講しました。本当はカナダでエンジニアとして働こうと思っていたのですが、採用のハードルが高く一度諦めました。

――カナダのエンジニア採用には、どのようなハードルの高さがありましたか?

畑:日本よりも未経験の採用のハードルが高いです。 その理由は、日本とカナダの採用手法の違いにあります。

カナダでもエンジニアの求人はたくさん出ていますが、実際のところ、9割方はリファラル採用で決まっています。
カナダではリファラル採用を重視しており、技術力が多少低くても、信頼している人からの紹介を優先している企業が多いのが現状です。

一般応募で就職が出来ないわけではないですが、僕の場合、100社ほど応募して面接できたのが2社でした。カナダでエンジニアになる厳しさを痛感しましたね。

――それは厳しいですね。。では、本格的にエンジニアとして働き始めたのは日本に帰ってきてからですか?


畑:はい、前職で初めてエンジニアとして働き始めました。そこでは最初、サーバーサイドエンジニアとして働いていましたが、早い段階でフルスタックを目指すことになりました。

というのも、会社は100人くらいの規模ではありましたが、自社サービスのセクションは小さく、僕を含めて5人ほどで、一人一プロジェクト担当でした(笑)。
なので、フルスタックにならなくてはいけない状況だったというのが正しいです。

ただ、ベテランのエンジニアの方が多く、教えてもらえる環境だったことと、納期がさほど厳しくなく、のびのびできたことに関しては恵まれていたと思います。

そのおかげもあり、実務未経験の入社から1年あまりでフルスタックになることができました。主に、自社サイトやECサイト系が多く、他にはマッチングサイトやビデオチャットなどを作っていました。

――フルスタックにならざるを得ない環境だったのですね…!

エンジニアとして初めての転職。アルサーガで見つけたキャリアアップの道

――現在は大阪にお住まいとお聞きしましたが、アルサーガはどのようにして見つけてくれたのでしょうか?

畑:アルサーガのことを知ったのは、転職エージェントの方からの紹介でした。ただ、その時はあまり詳しくお話を聞かず、そのまま流してしまったんですよね。

その後、 Wantedly(ビジネスSNS)で中藤さん(執行役員)から「一度お話しませんか?」とスカウトメッセージを頂き、お話を聞いたのがきっかけでアルサーガに興味を持ち始めました。

そのお話の中で、ポテンシャルメンバーが多いとも聞いており、悩みました。僕はフルスタックといっても経験年数にしたらまだ浅いこともあり、先輩たちのもとで学びたいという気持ちが正直ありましたので。

ただ、ポテンシャルメンバーが多いのはどこの会社へ行っても同じことで、学ぶのは結局自分次第だと、そこで考え方を切り替えることができたんです。ポテンシャルメンバーが多い分、キャリアアップに繋がりやすいのではとプラスに考えるようにもなりました。

一生受け身の立場ではなく、いずれはリーダーとして上に立ちたいという気持ちが前々からあったことも後押しになったのだと思います。

そして、そのようなリーダー業務は、学ぼうと思っても学べないので、業務を通じて学ぶべきだと思いました。そういった点でアルサーガにはチャンスを感じ、入社することを決めました。

――入社してからはどのような業務をしていますか?

畑:入社してすぐにプロジェクトリーダーとして任せていただきました。前職との業務の進め方の違いもあり、最初の1ヵ月はかなり大変でしたが、最近はやっと慣れてきたところです。

現案件では見積もりや調査、設計をフロントエンドとバックエンドともに僕が担当しています。今回の案件は、様々な会社のAPIを調査し、整合性が保てるのかなどの調査もかなり大変になりそうです。

――どのように調査をしていくのですか?

畑:ひたすら英語のドキュメントを読んでいきます。説明書が英語で書かれているので、それをひたすら読んで内容を理解し、設計へ活かします。

――エンジニアは英語が必須なんですね。

畑:そうですね。英語は読めた方がいいと思います!

――その点、畑さんはエンジニアになる前から海外にいたので心配はなさそうですね!


畑:だいぶ忘れてきてしまいましたが…(笑)。英語の聞き取りは問題ないのですが、読むのは元々苦手意識はありました(笑)。

ただ、英語のドキュメントを読んだだけでは、実際に再現可能なのか、要件とあっているのかなど、判断がつかない場合があるんですよね。

なので、 仕様書を読むだけでなく、調査も兼ねて実際に簡易で実装することも大事だと思っています。

外からの視点も大事。これまでの経験を活かしてゆく

――業務について、前職と違いを感じることはありますか?

畑:特に違いを感じるのは、開発手法の違いでした。

アルサーガはプロジェクトによって開発手法が異なり、案件によって何を重視していくのかも変わってきます。
前職では、品質を重視していたこともあり、ドメイン駆動設計を結構入れていて、一機能につき4〜5つと部品に分けてテストコードを書いていました。

そうすることで、バグが極端に減り、整備もしやすくなります。また、ピンポイントでの修正も可能となり、色々手入れがしやすくなります。その反面、開発にかかる時間が倍以上かかってしまう欠点はあります。

このノウハウで活かせるところは取り入れていきたいと考えました。これが経験者として入社したメリットでもあると思いますし。なので、次に僕が担当するプロジェクトでは新しい開発手法で挑戦したいと思っています。

――畑さんのご活躍、楽しみにしています!

――最近は、好きな技術や注目している技術はありますか?

畑:最近は、サーバーサイドだけでなく、フロント領域も担当していることもあり、Javascriptが好きです。

Web開発において、フロントエンドはJavascript一択でもありますし、サーバーサイドやアプリ開発もこの一つの言語でフルスタックに開発ができる面白さもあります。これからも力をつけていきたい言語の一つです。

また、注目している技術はGo言語です。

処理速度が早く、マイクロサービスを扱う上で、今後必要になることが増えてくる言語として注目しています。

比較的新しい言語ですが、言語に限らず新しいものや流行しているものは、それなりの選ばれる理由が必ずあります。なので、その流行に乗っていくことで、お客様への提案の幅も広がると思っています。

自身の経験を振り返る。成長のカギはやはり「基礎」

――これまでの経験をメンバーへどのように貢献していきたいですか?

畑:フルリモートではありますが、コミュニケーションをとることは好きなので、まずはプロジェクトメンバーを中心に、僕の持つ知識を皆にも教えられる機会をつくっていきたいと考えています。

例えば、フロントエンドでは、一機能ごとにメンバーも一緒に設計をする予定です。一緒にやることで、自分では考えつかない実装方法を知るきっかけにもなり、今後の成長も見込めます。

また、定期的に勉強会を開催など、これまでのノウハウを共有することで皆のスキルアップに繋がればと思っています。

なので、僕は一旦実装は退き、まずは指導する側として徹底してやっていこう思っています。

僕もまだまだ未熟な部分もありますが、ポテンシャルメンバーへ力になれるところも多いと思うので、教えられるところは教えていきたいですね。

――最後に、駆け出しエンジニアへアドバイスをお願いします。


畑:最初は実装に目が行きがちで、基礎の部分は見落としがちですが、基礎中の基礎を固めておくことで、後々伸びが早いのではないかと思っています。

今はコピペするだけで簡単に作れるシステムもあり、細かいところまで考えて実装してるポテンシャルのエンジニアは少ない印象があります。

実は、僕も最初は基礎の勉強を全然していませんでした…!
システムは作れるけど、基礎が分かっていないという状態です。

前職でその実態が浮き彫りになり、とても苦労しました。。その後みっちり基礎を勉強したおかげで一気に成長することができたんですよね。

――基礎というのは例えばどういうものが挙げられますか?

畑:簡単なアルゴリズムやプログラミング言語の基本構文、ネットワークの知識のような基礎知識ですね。

この知識がないと、自分がどんな実装をしているのか分からず、どのような仕組みになっているか説明してと言われてもできないんですよね。僕もそうでした。

僕は、前職でメンターになったおじさんがかなり細かく質問してくる人だったので、しっかり答えられるようにしないとと、かなり勉強になりましたね(笑)。

基礎の部分が分かることで視野が広がり、技術面の引き出しも増え、技術力の高いエンジニアとして成長することができると思っています。

――ありがとうございました。


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