オーリーズのメンバー一人ひとりの成長を後押しする「自己啓発制度」。利用率9割を超える、人気の制度の一つです。
今回のブログでは、自己啓発制度の概要とともに、制度の背景にある学びの文化や利用者の声を紹介します。
制度紹介|社員一人ひとりが自らの学びを選択できる制度
自己啓発制度はその名の通り、メンバー一人ひとりの能力開発を支援するための制度です。自己啓発となる活動を広く支援しているため、書籍購入・研修受講・オンラインスクール等、利用用途は多岐にわたります。
「成長すること」という目的に適っていれば、学びの内容や方法は幅広く選択できます。
本制度は、一人あたり月額1万円(=年間12万円)の補助ですが「一回で数万円の講座に参加したい」などのニーズがあり「もっと学びやすくなるなら」と、前倒しにしてまとめて使うという対応も可能になりました。目的を意識して、柔軟に進化し続けているのもオーリーズの制度の特徴です。
利用者の声|使い途は人それぞれ。自分にあった学習を
実際にオーリーズのメンバーがどのように制度を活用しているのか聞いてみました。
私は「SHElikes」という女性向けキャリアスクールのレッスンを受けました。
選べるレッスンが豊富で「学びたい!」と思えることが多いので、費用を補助してもらえるのは助かります。選んでいるレッスンは実務に結びつきやすいマーケティング分野が中心です。現在メインで携わっているウェブ広告運用以外の手法も学びながら、いっそう広い視点を持てたのは良い体験でした。
「ウェブ広告はどういう立ち位置のもので、お客様に満足していただくためにはどうすればいいのか」という体系的な知識を得たことで、客観的な視点を持って仕事に取り組めるようになったのは学びの効果の一つだと感じています。
今後も広告運用に閉じずにLP制作などのクリエイティブ領域を学んだり、ベースの思考力を磨いてビジネススキルを高めていくような学習をしていきたいです。
オーリーズでは、自分が学ぶのはもちろん「学びを還元する」動きも活発です。たとえば「こんな資格取ったので、この領域のことはぜひ聞いて!」と声をかけてくれる人もいます。
すごく自慢の文化だなと思いますし、私自身もそうありたいですね。
私は業務の中で「タグの埋め込み」など広告周りの技術サポートに携わっています。そのため、技術的な知見を深めるために技術書を購入したり、Udemyなどのオンライン講座の視聴をしたりといったところで自己啓発制度を利用することが多いです。
もともと技術には少し興味があり、プログラミングに触れた経験もあったのですが、業務で本格的に技術サポートをするのはオーリーズがはじめて。やはり知識を深める必要性を感じていました。とはいえ、技術書は高額なものも多く、良し悪しも買ってみないとなかなか判断できない部分もあって……。正直、自己負担だと大きいなと思っていたのですが、会社が一部を補助してくれるので「学びの後押し」になっているなと実感しています。
業務中、ご質問いただくことが多い「GA4」や「Google Tag Manager(GTM)」について、体系的に学ぶことで基礎力が磨かれ、実践に活きています。最近はリーダー業務も少し任せていただくようになったので、今後は「チームマネジメント」の領域も学んで、チーム運営に活かしていきたいです。
▼購入書籍一例
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私は「伊藤塾」というマーケティングセミナーへの参加費を補助してもらったことがあります。伊藤塾はオーリーズの副社長の足立も参加していたセミナーです。以前から彼がセミナーで学んだことを全社会などで共有してくれていたのですが、それを聞いているうちに「講師の生の声」を聞いてみたいと思ったことが受講のきっかけでした。副社長レベルの人が何を学びに行ったのかを自分の目で見たいという思いがありましたね。
単純に私自身は読書で黙々と知識をつけるよりも、実際に「目で見て耳で聞いたものを肌で感じる」体験型の学習が合っているというのも選んだ理由の一つです。
やはり実際に講師の方の熱意を肌で感じたことで、これまで足立の話を通して理解していたことが、さらに腹落ちした感覚を得ましたし、フレームワークの知識も深まりました。実体験を熱量高く聞けるのはセミナーのメリットだと感じます。
余談になりますが、講師の伊藤さんが元P&Gの方というのもあって、誰でも知っているような生活消耗品の事例を聞けたので、より実体験と仕事の話がカチンとつながったのは個人的に面白かったですね。
学びに終わりはないので、次はクリエイティブ関連を学べるセミナーの受講を検討しています。私は現在クリエイティブチームを見ていますが、クリエイティブの領域は本当に奥が深いと感じます。なので、プロから体系的な知識を得て、それをチームに還元することはやっていきたいですね。
CHRO・藤井からメッセージ | オーリーズに根付く「アセット志向」が学びの還元を促進している
メンバーにはぜひ「顧客目線」と「BQ(Business Quotient)をあげること」を意識した学びを得てほしいと思っています。
顧客目線とは「それを学ぶことで、いかにお客様に還元させられるか」ということです。私たちが行っているマーケティング支援は求められる知識も多岐にわたります。何かしらの形でお客様の課題解決の足掛かりになる知識を増やしてもらえたら嬉しいですね。
もう一つの「BQを上げる」ということ。オーリーズの評価制度には、「影響力の範囲」を広げてほしいという思想がベースにあります。学びを通じて自身の能力を向上させ、個人からチーム、会社から業界、さらには社会全体へと影響範囲を広げてほしいと思っています。
過去にはメンバーが自身で購入したマーケティング専門書を、自分なりに内容を咀嚼して社内ポータルに記事としてまとめてくれたことがありました。また、なかなか難易度の高い内容を読んでまとめるだけでなく「今のお客様の課題にこの考え方を当てはめられないか」という動きは自社のことながら素晴らしいなと思いました。
オーリーズのメンバーは「学びを還元」してくれるメンバーが多く、ずっと大事にしてきた「会社のアセットをどんどん積み上げていこう」という思想が文化として根付いているのは素直に嬉しいです。
制度設計・運営側の立場としては、制度が正しく運用される続けるために「目的と背景を伝え続ける」ことで今ある良いムーブを継続していきたいと思っています。
[取材構成編集・文]神谷愛美子
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