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AirXは、ヘリコプター予約サイトの運営や空を使った新しい移動手段の開発に取り組むベンチャー企業です。今回は2021年8月にCX(カスタマーサクセス)部門にジョインした、新卒メンバーのKさんにインタビューをしました。幼い頃から憧れを抱いた「空の仕事」をスタートしたばかりの、フレッシュな視点でAirXを語ります。
ーー大学を卒業してから4ヶ月が経ったタイミングでAirXにご入社されましたね。それまでは、どんなことをしていたのでしょうか?
新卒採用で入社した小売店で働いていました。履歴書の欠点になってしまうかもしれませんが、入社して3ヶ月経った頃から転職活動を始めたんです。
ーーAirXを転職先に選んだのは何故ですか?
子どものころから、空の仕事に憧れていました。就職活動時にも航空業界を志していたのですが、コロナ禍が直撃したタイミングでもあり、大手の航空会社が軒並み新卒採用をストップしたんです。仕方なく断念し、早期選考で内定をいただいていた会社に就職をすることにしました。接客業をしたいという想いがあったので、店舗でお客様と接する小売業に。しかし、配属後すぐに理想とのギャップを感じてしまったんです。
どんな会社でも、何年か働けばキャリアアップやキャリアチェンジをするタイミングはあると思います。でも私にとっては、その数年がとても長い時間に思えたんです。それならいっそ、転職をした方が早く成長できるし、もっと楽になれるとも思いました。
社会人1年目の私にとって転職先の選択肢は限られており、手当たり次第にベンチャー起業の面接を受けることに。航空業界への憧ればあったものの、実際に辿り着ける自信がなかったのです。その時にとある社長さんから「あなたはもっと好きなことにチャレンジした方がいい」というお言葉をいただきました。それを機に、wantedlyで航空業界の企業を調べたところ、AirXに出会ったのです。会社のやっていることや先輩のインタビューをみて、やりたいことに近い仕事ができそうだと感じました。
小売の店舗で働いていた時は、お客様と「いらっしゃいませ」から「ありがとうございました」の短いスパンの付き合いでした。もう少し深く人に接する仕事がしたいなと思っていたので、AirXのCXチームは予約する前からフライトが終わるまでというふうな、少なくとも小売よりは長いですし、その後リピートしてもらうとかヘリコプター自体に興味を持ってもらうって考えたらものすごく長いじゃないですか。チームの名前がカスタマーサポートじゃなくてカスタマーサクセスだという記事を読んだ時に、こういうことをやりたいなと思いました。
ーーAirXでのお仕事内容はどのようなものですか?
カスタマーサクセス部門で、お客様のお問い合わせとご予約への対応、ヘリポートでのアテンドを担当しています。
働き始めて1ヶ月が経ちますが。ヘリコプターの知識はゼロから身につけなくてはならないし、会社のサービスも複雑なところがあるので、覚えることがたくさんあると感じています。会社の拡大にあわせえスタッフが増えることを想定し、仕事を覚えながら業務マニュアルも整理している最中です。
ベンチャー企業ならではの手作り感、どろ臭さみたいなものはめちゃくちゃありますね。でも他の会社ではできない仕事ですから、楽しんでやれています。元々ガッツがあるタイプだとは思っていなかったけど意外とベンチャー向きだったのかもしれません。
ーーお仕事をやる中で、どんな瞬間が一番楽しいですか?
ヘリポートで、お客様の乗ったヘリを見送る瞬間です。ヘリが飛んでいく姿はかっこいいし、やり切った感を感じられますね。それからフライトを終えたお客様から感想をいただいくこともあります。ありがとうというお言葉や、また乗りたいと言っていただけた時は嬉しいですね。
AirXをご利用される方の中にはプロポーズを目的とされる方も多いのですが、演出に必要な薔薇100本の束を用意するのも私の仕事です。提携しているお花屋さんからヘリポートまで、重い花束を抱えて移動するのは大変ですが、お客様はとても喜んでくださるので、頑張った甲斐があるなと感じます。
ーーKさんも、ヘリコプターのフライトは体験されましたか?
この1ヶ月のあいだに3-4回乗せていただきました!お客様との待ち合わせ場所にヘリを移動させるタイミングや、初島への出張の際に同乗させていただいたり、遊覧プランを体験させていただいたのですが、とっても楽しかったです。
ヘリコプターは飛行機に比べて高度が低く、地形や建物がはっきり見えます。小さな揺れも感じるので、自分が飛んでるんだ!というリアリティがありますよね。とくに東京の夜景はものすごく綺麗でした。
ーー入社したばかりのKさんからみて、AirXの課題や不安ポイントを教えてください。
課題といっていいか分かりませんが、ベンチャー企業ならではの働き方をしている人が多いと強く感じています。先輩の中には、気づいたら朝から晩まで仕事をしている人も多くて。正直なところ、私はそんな風に働けないなと思うんです。
逆に仕事中にフランクに雑談が生まれたり、みんなでランチにいったりと、経営陣ともコミュニケーションの機会が豊富なのはいいところですよね。AirXはとても風通しがよく、人の温度感が心地よいんです。改善したいと思ったことや、嫌なことがあったら、すぐに相談ができるし、それを聞き入れてくれる方たちなので、安心して過ごせています。
私のような創業期よりも後にジョインしたメンバーが増えていく今後は、会社として勤務時間や福利厚生面での整備が進んでいくのだと思います。
ーー今後AirXで、どんなことに挑戦していきたいと思いますか?
私はお客様と最も近い立場ですから、よりご満足いただけるように改善を試みたいと思います。例えばLINEでお送りする自動返信の文言を改善したり、できればヘリポートの整備も行いたいですね。入社してからの1ヶ月の間にも、そのような改善案の提案を積極的に行っています。
まだ入社したばかりで不慣れなことも多いですが、憧れた空の仕事、そしてここでしかできない仕事を、精一杯楽しみたいです!