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高水準の報酬を実現し、多様な人材を受け入れる組織マネジメント

ー ツナグバの評価制度について教えてください。

ツナグバでは成果直結型の評価制度を取り入れ、報酬テーブルを6段階に分けています。評価は半年に1回実施しており、基準としては定量面が50%、バリュー体現面が50%というイメージです。現在の制度は1年ほど前から構想を練り始め、半年ほどかけて原型をつくってきました。引き続きブラッシュアップしながら運用していきたいと考えています。

成果を出しているメンバーは積極的に昇給したいと考えており、実際年間で130万円以上昇給した社員もいます。2021年には全社的にも平均昇給率が15%を超えました。会社が大きくなるためには社員一人ひとりの成長が必要不可欠ですので、昇給率は今後もっと上げていきたいと考えています。

定量面での評価は多くの会社で行われていることですが、特徴的なのはバリュー体現度をかなり重視した制度設計になっていることです。それほど、ツナグバではただ数字を出すだけではなく、掲げる5つのバリューを体現しているかを重視しています。

ツナグバでは現在、約9割の社員がキャリアアドバイザーとして働いているため、多くの人が同じ給与体系になっています。キャリアアドバイザーはインセンティブもあるので、昇給によるベースアップだけでなく、成果次第では入社後すぐに収入を上げることができるのが大きな魅力と言えるでしょう。また、評価は半年に1回とお伝えしましたが、過去には3ヶ月で昇給したケースもあるほど、活躍している社員にはそれにふさわしい給与や役職を与えるのがツナグバの特徴です。バリューの1つめに掲げているとおり、ツナグバでは「成果は正義」だと考えています。ぜひ成果を出すためには何が必要なのかを考えて業務にのぞみ、高い目標を目指してほしいですね。

なお中途入社の場合、入社時までの経験などで最初のグレードが決まりますが、「昇給は在籍⚫︎年で⚫︎円まで」などの幅は決まっていません。その方の活躍度合いに応じて、天井なく昇給・昇格できますし、むしろ一人ひとりがどんどん昇給・昇格するような企業でなければスタートアップとして健全な運営ができないと思っています。

ー 評価制度では定量面とバリューを重視しているのですね。では採用において重要視しているものはなんでしょうか?

採用においてもっとも重視しているのは、パーパスおよびミッション・ビジョン・バリューへの共感です。

新たにパーパスを策定。全社で目指すミッション・ビジョン、そしてツナグバで働くメンバーが体現すべきバリューとは | 株式会社ツナグバ
ー まず、パーパス、ミッション、ビジョン、バリューの策定および刷新の理由を教えてください。今回新たに策定したのはパーパスです。これまでパーパスは創業メンバーの頭の中にはあったものの、言語化されて...
https://www.wantedly.com/companies/Tunaguba_0617/post_articles/894968

現在のミッション・ビジョン・バリューは、かなりの時間をかけて経営陣みんなで考え、「理想とする会社にしていきたい」という強い思いを込めています。そのため、採用でもこの内容に共感いただけるか、ツナグバが大事にする価値観に合っている方かどうかをかなり重視しています。

2025年からは新卒社員も入社予定ですが、とくに新卒社員は会社のDNAを継ぐ役割も期待しているので、より一層バリューを体現してほしいと思っています。

ー 福利厚生について教えてください。

ツナグバでは社員が安心して働け、持っている能力を存分に発揮できるようにさまざまな制度を展開しています。スキルアップ支援や1on1をはじめ、「成長したい」と考える社員が活用できる制度をはじめ、活躍した社員を全員で讃える年間表彰制度、達成食事会やランチMTGなどの補助など、社内コミュニケーションを活性化させる施策も取り入れています。

バリューに掲げている要素でもある「感謝」「誠実」は、まず職場にしっかりとした人間関係が築かれていないと発揮しづらいですよね。私たちは、職場こそ人間同士の深い関わりがないといけないと考えています。社内で働く人と密にコミュニケーションをとることで、自分が持つ価値に気付けたり、それを発揮しやすくなるものです。社外からも「ツナグバって、なんか明るい会社だよね」と思っていただけるような雰囲気を作っていきたいと考えています。

社内の雰囲気は、明るくわきあいあいとしています。「チーム/全社懇親会補助」という制度があるのですが、実は会社が制度を作ってわざわざ促さなくても、各チームで積極的に開催しているという実態があるほどです。ツナグバは平均年齢28.5歳と年齢の近いメンバーが集まっていることもあり、こうした制度を活用しながら定期的にコミュニケーションをとって、互いにいい関係を築こうとする社員が多いように感じます。

ツナグバは現在、中途入社のみで構成されていますが、2027年以降は新卒と中途の割合が半分ずつになるようにしていきたいと考えています。ツナグバの強みは「面談力」、つまり求職者と深くしっかり向き合うことのできる力にあります。これはすなわち「メンバーの人間力」とも言えます。一般的なビジネススキルとは違って抽象的かと思われるかもしれませんが、逆に考えれば年齢に関係なく活躍できる環境です。

「スタートアップは激務の割に給与がいまいち」という印象を持つ人もまだまだ多いかと思いますが、ツナグバでは成果を出した人にはすぐにそれに見合う待遇を与え、活用しやすい福利厚生を充実させることで、社員の成長を会社の成長につなげられるようこれからも工夫していきたいと考えています。


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