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皆さん、こんにちは。
ONE COMPATH 人事の大橋です。
今日は、皆さんにはこれまで公にお伝えしていなかったONE COMPATHの新しい取り組み
“CXO(シーエックスオー)塾”についてお話したいと思います。
「CXO塾ってなに?」というところからご紹介していきます。
そしてCXO塾の中のCEO塾一期生の鹿野(かの)くんにもお越し頂き、どんな取り組みを実際にしているのか、インタビュ―もしていきます。それでは早速参りましょう!!
Q.) CXO塾ってなに?開催の目的は?
2019年10月~2020年3月に第一期生を迎え、絶賛進行中です!
要するに、
経営幹部層を塾長として、各塾ごとにテーマを定め、塾生(従業員)と一緒に学び、交流を深めるという取り組みです!
本日は4つの塾の中から、「早川(CEO)塾」にフォーカスして内容をお伝えいたします。
ここで、早川塾の第一期生である鹿野(かの)くんに来ていただきました。
早川塾ではどんな取り組みをしているのか?インタビュ―していこうと思います。
鹿野君、よろしくお願いいたします。
早川塾とは?
鹿野:こんにちは。地図サービス部マピオンGの鹿野(かの)です。今日は早川塾の一期生として、早川塾でどんな取り組みがされているかお話できればと思いますのでよろしくお願いいたします。
―ありがとうございます。早速ですが、
早川塾はどんなことをテーマに設定しているのでしょうか?
鹿野:はい。早川塾のテーマは、『右脳』×『プロデューサーシップ』です。
―『右脳』×『プロデューサーシップ』?!
もう少し詳しく教えてください。
鹿野:早川塾には2つの目的があります。聞いたことはあるけど見たことがない歴史スポットや話題の施設・ミュージアムなどを訪問し、とにかくリアルな現場を経験することで右脳に刺激を与えることが早川塾一つ目の目的です。
そして、どこに行くのか? なぜ行くのか? いくら使うのか? すべての塾生はプロデューサーとして全体を設計して当日のアテンドまで担当します。このようにしてプロデューサーシップを活動の中で発揮することが早川塾2つ目の目的です。
どんな活動をしているの?
ーなるほど!面白いですね。最初のプロデュースを担当したのが鹿野君と伺っています。
最初はどんな活動をされたのでしょうか?
鹿野:私が提案したのは、先日の台風の際にも話題になった『首都圏外郭放水路(しゅとけん がいかく ほうすいろ)』の見学ツアーにいくことです。首都圏外郭放水路は、地下神殿という愛称でも呼ばれています。埼玉県の春日部市付近にあるのですが東京近郊にこんな地下空間があるのか?と思うようなとても神秘的な空間です。
当日みんなで行った時の様子がこちらです。
ーたしかに‼ 地下神殿…すごいですね。
どうして『首都圏外郭放水路』に行こうと思ったのですか?
鹿野:2019年の台風19号での河川の氾濫対策として『首都圏外郭放水路』、いわゆる地下神殿が大活躍したことがニュースになっていたのです。たしかに名前は聞いたことがあったけれど、行ったことがないなと気付き、塾生で行くことを打診しました。
ーそうなんですね。余談ですが、私は埼玉県の春日部にある高校に通っていたので、当時『首都圏外郭放水路』の上のサッカーコートで試合をしていました。でもたしかに中には入ったことはないです。
行くにあたって、事前にどんなことをされたのでしょうか?
鹿野:まずは当たり前ですが、日程を調整して見学ツアーに申し込みました。そしてどういった手段で行くのか、どんなスケジュールで当日進行するか、など段取りました。あとは、事前学習を通じてあらかじめいくつかの疑問を持ち、それを現地で解消しようというツアーにしました。
疑問ですか。
具体的にはどういった疑問を持っていたのでしょうか。
鹿野:『首都圏外郭放水路』があるエリア一帯は沖積低地(ちゅうせきていち)と呼ばれ、相対的に土地が低くて川が多く洪水が起きやすいエリアだということは事前学習を通じてわかりました。
しかしなぜそのエリア一帯の中で春日部付近に『首都圏外郭放水路』を作ったのか? ここが謎だったので、これを現地でスタッフに聞いて確認することにしました。
▶「治水地形分類図」(沖積低地における地形が詳細にわかる地図)を表示しながら、『首都圏外郭放水路』付近の地形の解説をしてくれました
鹿野:加えて、地下神殿の導水路は地下50mにあるんです。土地をこの深さまで掘るというのはとても大変なことなのですが、なぜわざわざこの深さに導水路を作ったのか? 疑問でした。
皆さん見たことはないと思いますがボーリング柱状図と呼ばれる特定地点の地層を見ることができる図があり、それを見るとおおよそ仮説を立てることができました。
現地でこの仮説について確認して、事前に立てた仮説が見事に当たっていたときはうれしかったです。
ーただ行くのではなく、事前に疑問や仮説を持って現地に行くというのが素晴らしいです。
実際に行ってみてどうでしたか?
鹿野:『首都圏外郭放水路』の規模が壮大で圧巻でした。事前に疑問や仮説をもって現地に行けたことも大きな学びにつながったので良かったです。
また早川さんが「ただ行くだけじゃなくて、せっかくだから設計した方にも会いに行ってみよう!」とおっしゃってアポイントをとってくださったので首都圏外郭放水路を設計した当時の担当者の方にもお会いしてきました。
ーえ?! 設計者に会いに行ったんですか?!
鹿野:そうなんです。パシフィックコンサルタンツ株式会社の技術士である増野正男部長にお話をお伺いすることができました。当時の貴重なエピソードをたくさん聞くことができて大変おもしろかったです。裏話もたくさんあったので、どんなエピソードだったかは秘密です (笑)
▶写真中央が増野さん
ー羨ましいです。私も参加したくなりました。
この経験を通じて、何か学んだことはありますか?
鹿野:プロデューサーシップという概念を自らの体験を通じて学べたことが本当に良かったです。それと自分がこうしたいと思ったことに対して、常に「なぜ?」を問われたので大変勉強になりました。
また1日の振り返りをかねて懇親会を実施いたしました。普段職場でできない熱いトークで大変盛り上がったのも楽しかったです。本当に参加して良かったです。
ーすごく貴重な経験ですね。そしてとても楽しそうだなと思いました。
鹿野君、本日はありがとうございました。
鹿野:ありがとうございました!
まだ始まったばかりですが、ONE COMPATHではこのように経営幹部層と一緒に学び交流を深める機会があります。
こういった風通しの良さや文化、風土に興味がある方はぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンをポチっとよろしくお願いいたします。
それでは!!!