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コロナ禍における今夏のイベントについて

いやー暑いですね・・・・毎日通勤時の移動が一番厳しい今日この頃、2020年夏のイベントも後半戦に突入しております。コロナ後の経済活動が再開する中でのイベント業界的には繁忙期なのですが、知り合いや人づてに聞く他のイベント業者さんが取り扱うコンテンツによっては今年の夏は実績ゼロ、という恐ろしい結果もある中、弊社はおかげさまで各所で案件をいただいているような状況です。8月実施のお客様はまだこれほどコロナが蔓延するとは思っていない時期にご依頼いただいた事もありましてまずまずの案件数となりましたが、9月以降のシルバーウィークというこれまたイベント業界的に来るプチ繁忙期が果たしてどうなるか、まだ各社方針を決めかねている様な状況です。


 アリオ亀有様にて絶賛実施中の弊社オリジナルコンテンツ【ちいさな恐竜展】ですが、館の方針で強力なソーシャルディスタンス及び感染症対策を前提とした実施となっております。イトーヨーカドーグループ・アリオ店舗全国でもこの規模(1日1,000人を超える催事)を実施しているのがここだけという事で、館の方々もかなり協力していただきながらの実施となっております。弊社主宰・実施のコンテンツとしては最大規模になりますので、このくらいの人数感で観覧タイプのものであればやりたいというお客様は多い様で、秋以降のお問い合わせもボチボチいただいている状況です。

 ワークショップの方も盛況でして、やはり人気の化石発掘体験は、標本展示との相性も良く、来場されたこどもが参加する率としては10%〜15%と安定した数字を持っております。そしてコロナ禍という事で感染症対策ワークショップと勝手に銘打っている【恐竜石けん作り】の方も想定よりも多めの参加率となっています。


 この辺のミュージアムタイプのイベントコンテンツで集客したお客様を有料イベントへ誘導する仕組みは割と古典的なスキームになりますが、特に今年はイベントが少ない中でこどもに何か体験させたいと思われる保護者様が多く、ちょっと財布の紐が緩めな感じな印象。例年だとお金がかかるからダメ!と入り口で押し問答する親子が毎日1−2組必ずいるのですが、今年はいないですねほんとに。三世代の来場もやや少なくちょっと今までにない夏なんだなあ、と思ったりしております。


 ちなみに上の写真は弊社で作成したインスタエフェクト【ティラノにへんしん!ARフィルター】をHDMIーライトニングケーブルでモニターにアウトしたものを場外の待機列に設置したのですが、まあみなさん遊んでくれるんですよね。びっくり。みなさんバンバンQRで読み込んでくれるので、販促として色々使えると手応え感じました。想定よりかなり人が集まるのでこれけっこうなんか色々できそうだなあ、と思っとります。ちゃんと縦モニターでやりたいなあ。


 会場のデザインも一新。デザイナーの方とあれやこれやお話しして恐竜のイラスト数を増やしたり、コロナ対応様に文字修正したりと現状のイベント事情を考慮したバージョンに変更かけております。具体的には(触って感じる)的な表現を削除しました。他の企画会社さんも色々と苦慮されているんだろうなあ。

 今年の夏はアリオ亀有様以外にも日本橋三越様、京王電鉄様をはじめ従来のお客様+このご時世に新規のお客様にもご依頼いただき、更に弊社社員の企画【あそびにっく】の方も関東・滋賀県の2箇所でスタートしました。こちらは弊社が推し進めている常設・定位置・年間契約でのワークショップブランドの推進PJです。お客様にとっても毎週決まった場所で安定的な継続による近隣来場の促進を促せるという事で、このコロナ禍で大きな来場をよしとしない施設担当者様にはかなりご興味を持っていただける今時案件となっており、秋以降も数件増えそうな感じです。という事で今年の夏は生活様式の変化に伴いながらも、なんとか昨年並みの案件をご依頼いただきほっとしつつも、秋以降も続く感染症対策を前提とした経済活動の中で行うイベント・ワークショップのあり方をお客様と模索しながら形を変えて取り組んでいく今日この頃、といった感じです。

 夏の終わりはいよいよ推し進めてきた常設・継続のワークショップ・イベント実施形態の一つの回答ともいえる弊社自主運営の【ワークショップ店舗】の店舗展開が始まります。イベント企画会社がお店を出すというある意味実験的でしかないこのビジネスモデルがどうなるのか?しかも様子見するつもりの全くない地方を含んだ他店舗展開w 周囲からするとこのコロナ禍において狂気とも思える展開になりますが、まあやりたい事だったので私としても非常に楽しみにしております。こちらの件もここでボチボチ書いていきたいとおもっております。

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