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【Interview #018】現場の「負」をこの手で解消したい。アナログ環境にいたからこそ芽生えた「業務効率化」への想い

金融業界から介護系のIT企業を経て、3Sunnyにジョインしたカスタマーサクセスの松本さん。今まで家庭環境を理由に進路を決めていたという松本さんですが、新卒時代の職場環境が影響し、自分が本気になれる仕事を見つめ直しました。そこにはどのような想いがあったのか、お話を伺いました。

目次

  • 家族を安心させるために。大学時代に選んだのは公務員や金融業界への道

  • 「自分は何がしたいのか?」自問自答して見つけた「業務のICT化」という答え

  • どのメンバーも「現場主義」の意識を高く持っている。部署の垣根を超えた議論ができることが私の喜び

家族を安心させるために。大学時代に選んだのは公務員や金融業界への道


━━━━━松本さんの今までの経歴をざっくばらんに聞かせてください。

私は母子家庭で育ったのもあって、家族を安心させたいという想いで公務員を目指し、地方行政を学べる大学に進学しました。ですが、大学3年生のときに、友人と一緒に参加した金融業界の研究セミナーがきっかけで金融業界に興味を持ち、公務員試験の勉強をしながら地元の金融機関の面接を受けて内定。祖母の勧めもあり、そのまま内定をもらった金融機関に入社しました。

地元の金融機関に入社して驚いたのは、ICT化がまったく進んでいないことです。ミスが許されない仕事であるにもかかわらず、手作業であるがゆえにインシデントが起きやすい環境で。また、総合職として入社したにもかかわらず、性別で仕事内容が異なっていたことにも違和感を感じていましたね。

「自分は何がしたいのか?」自問自答して見つけた「業務のICT化」という答え


━━━━━転職後の会社ではどのような業務をされていたのでしょうか?

そのような環境の中で働いていたことで、自分は「何がしたいのか」を改めて考えるようになったんです。今まで家庭環境を理由に、自分がやりたいことをきちんと考えてこなかったのですが、アナログな職場環境にいたことで業務のICT化に関わる仕事をしたいという想いが芽生えました

また、母が介護職として働いていて「手書きの作業が多いため非効率。そのため残業も多い」と言っていたこともあり、介護関連の業務効率化に携わりたいと思うように。その結果、介護保険請求と介護記録のソフトウェアを販売する会社に転職しました。

━━━━━転職後の会社ではどのような業務をされていたのでしょうか?

2社目の会社ではフィードセールスとして入社。介護施設や訪問看護ステーションに対して自社のサービスを紹介するだけではなく、ユーザーが求める機能をどうしたら実現できるのかをエンジニアと熱い議論を交わしたり、このニーズが満たされたらどのくらい解約率が下がるのか、どれだけの新規顧客が見込めるのかといった提案を会社に対して行ったりしていました。

何年かフィードセールスとして全国を飛び回った後、インサイドセールスのリーダーを務め、その後はマーケティング業務にも携わるなど、とてもやりがいを持って働いていました。

ですが、次第に会社としての方針が現場の「業務効率化ためのシステム」というよりも、保険制度の改訂に追いつくためだけのシステムに変わってしまい、対ユーザー視点がなくなってしまったんです。もっと現場目線の仕事がしたいと感じていた時に、3Sunnyからのスカウトメールを受け取りました。

今まで営業先の訪問看護ステーションから、病院からの利用者の受け入れ調整は電話とFAXで行なっていて、毎日山ほど書類が送られてくるから確認が大変といった話を聞いていました。なので、病院の転院調整の課題は以前から感じていて、その課題が3Sunnyであれば解決できるはずと直感的に感じました

また、公開されているnoteを読んだり、選考を通して詳しく知っていくうちに、「現場主義」を掲げているカルチャーも自分に合いそうだと思い、3Sunnyへのジョインを決めました。

どのメンバーも「現場主義」の意識を高く持っている。部署の垣根を超えた議論ができることが私の喜び


━━━━━3Sunnyではどのような業務を担当されていますか?

今はカスタマーサクセスとして、慢性期病院向けの導入支援や地域連携を担う連携会の実施、CAREBOOKをご利用いただいている病院様と一緒に、医療圏全体でCAREBOOKを利便性を高めるための仕組みを考えるといった業務を担っています。それに加えて、今は新しい領域へのサービス設計なども担当しています。

━━━━━入社後、3Sunnyやメンバーの印象はどのように感じましたか?

入社してみると、想像していた以上に3Sunnyのスピリットの一つである「圧倒的現場主義」を体現しているメンバーばかりでしたね。フィードセールスやカスタマーサクセスなど普段顧客に接しているメンバーだけではなく、プロダクトの開発チームも現場主義の意識を強く持っています。

事業が急速に伸びている中メンバーも次々と増えているので、整備されていない部分もあるのですが、それをみんなで整えていくこともこの規模感の会社の楽しさだと感じています。

━━━━━仕事でやりがいを感じる瞬間を教えてください。

3Sunnyではヒアリングを通してお客様の声を拾いながら、プロダクトの機能改善を行っています。ですが、そのお客様が求める機能が、ほかのお客様にも最適であるとは限りません。「本当にその機能が必要なのか」「その課題を解決するためのベストな手段は何なのか」をほかのチームメンバーと議論しながら、お客様により良いものを届けようとプロダクトを改善していけることはとても嬉しいですね。

━━━━━松本さんの今後の目標を教えてください。

当面の目標は、携わっている新領域へのサービスを軌道に乗せること。今までに経験したことのない業務なので、苦戦することも多々あります。そういうときには、作曲家のブラームスを思い浮かべるんです。私はオーケストラでコントラバスを弾いているのですが、ブラームスの「交響曲第1番」が一番好きで。ブラームスはその交響曲を完成させるのに、なんと21年もかけているんですよ。

答えがなかなか出せないとき、挫折してしまいそうなとき、思うような成果が出せないときには、焦る気持ちが大きくなるのですが「あの偉大なブラームスでさえ、一曲仕上げるまでに21年もかけてきたのだ」と心に言い聞かせています。これからも目標達成に向けて、自分らしく一歩ずつ進んでいきたいですね。

(終)

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