1
/
5

一般社団法人Next Commons Lab's Blog

2017年の投稿

現代のニーズにあわせた湯治場をつくる 加賀温泉郷での新たな動き

加賀市の南に位置する山中温泉は昔から日本有数の「湯治場」として栄えてきた。山中温泉は千年以上の歴史がある加賀温泉郷のひとつだ。俳諧師・松尾芭蕉に始まり、多くの文人墨客が訪れたことでも有名である。また、北前船の船頭衆が長旅の疲れを癒すために訪れたという記録が残っているほどその泉質は当時から日本随一とされてきた。町...

偏りを生かした世界を作る 加賀で始まるIoTの取り組み

渋谷駅から徒歩2分の場所にある「Gifted Academy」は、大人の発達障害の方を対象に、プログラミング・デザインに特化した独自のカリキュラムと就労機会を提供する、日本初の就労移行支援施設である。ここで受講者はプログラマーやデザイナーとして世界で活躍できるスキルを学び、経済的・精神的な自立を目指す。現在渋谷で...

先人が築いてきた伝統を守りたい!「茶産地再興」プロジェクト始動

道を歩いていると、誰かがお茶の葉を焙じているのだろう、よい香りが風にのって運ばれてきた。ここは石川県加賀市打越地区。お茶の産地と言えば静岡だと誰もが思うかもしれないが、加賀市を含む南加賀一体もかつてアメリカに輸出するほど茶栽培が盛んだったという。しかし戦後食料増産の影響で茶畑が水田等に変わり、現在希少な茶産地とし...

いま、着地型観光がおもしろい!既存観光地での新たな挑戦

地元の人たちが知恵を出し、工夫をこらし、その地のことを深く知ることができる魅力的な観光プログラムをつくる。全国各地で増えてきた「着地型観光」が加賀でもスタートしようとしている。「暮らしを魅せるスローツーリズム」プロジェクトだ。古来より温泉地として旅人を迎え入れてきた地で、どう新しい価値を生み出していけるのか。プロ...

多様性のある空間こそが「未来の福祉」のあるべき形

「たたかいの世界からあたたかい世界に」これが空手やボクシング、キックボクシングなどの格闘技のたたかいの世界にいた男の台詞だだとは誰が想像ができようか。林昌則さんは、過去会社に勤めながら格闘技選手として試合に出場、また子どもから大人まで空手の指導を行っていた経験もあり、現在は山奥に移住してニートやひきこもりなど様々...

食材・文化・人が交差するカフェ!行く都度発見があるから足が向く

地元で採れた食材を気軽に楽しめる。他地域の食材・レシピ・シェフなどが行き交い、新しい食文化に出会える 。地元の人・旅人・起業家がフラットに交流する。そんなカフェがいま、加賀で生まれようとしている。食材・文化・人が交差する「越境するカフェ」プロジェクトだ。かつて北前船の中心地として、様々な地域の人やモノの往来によっ...

先祖の家業をベンチャーで−北前船10代目が動き出す−

かつて加賀を経由地として、モノだけでなく、人や文化を交易させてきた北前船。つい先日日本遺産に登録されたばかりなので、耳にしたことのある人も多いのではないだろうか。その北前船を、現代のテクノロジーや商慣習を取り込んで再興させる取り組みが、加賀で始まろうとしている。Next Commons Lab加賀の「現代版北前...

space-avatar-image
一般社団法人Next Commons Lab's Blog
ポスト資本主義社会を具現化する、インフラカンパニー。 Next Commons Lab は、個別の課題を解決するのではなく、社会構造=オペレーティングシステムそのものを、新たに発明することを目指します。かつてのムラ社会や共同体に回帰することなく、都市化・資本主義経済を極め...
フォロワー
7
投稿数
41
いいね

タグや日付から探す