【雇用する企業・団体】一般社団法人 南三陸YES工房
私たちは、2011年に発生した東日本大震災後、南三陸町の住民の「雇用」と「交流」の場づくりを目指し、地域資源を活用したモノづくりをおこなってきました。
漁業が基幹産業である南三陸町ですが実は面積の約8割を森林が占めています。
町内で降った雨は森林の栄養分を蓄え、そのほとんどが町の海へと流れ込み、豊富な漁場を形成している、ということを震災後改めて知り、同時に森林保全の大切さを実感しました。
近年、日本全国で木材の利活用に関して掲げられ、各地で様々な創意工夫が行われていますが、私たちは地域資源である『南三陸杉』を活用したモノづくりを行っています。
<“木”という地域資源を活かし今まで地域に無かった価値を創造する>
モノづくりや体験プログラム、そしてそれらを通じた人が集まる場づくりや学びの場づくりなど、今までの南三陸には無かった方法での、“木”という地域資源の利活用方法はないだろうか。
ひとりひとりが出来ることは限られますが、出来ることから始めようと思い、事業に取り組んでいます。
<学びあい、創り上げ、世界と繋がっていく>
東日本大震災で南三陸町の住宅の7割が被害を受け、はたらく場や居場所がない混乱の中で、私たちの活動はスタートしました。活動の中で様々な出会いを通じ、多くのことを学び、地域を創り上げ、よりたくさんの方々と繋がっていきました。
これからも、たくさんの方とつながり学び合い創っていく、それが私たちの活動のポリシーです。