▍漁師のSOSが1分で仲間と家族に届く、漁師の助け合い救助サービス
「よびもり」は、海難事故発生時にSOS発信端末とアプリで、同じ組合の漁師や最も近くにいる別のユーザーに救助要請ができるサービスを提供しています。
2017年から2021年における海中転落による死亡率は64%以上と高く、これは、3回海に落ちた場合に約2回死亡するという意味になります。
特に大きな原因の一つに「事故に気づくのが遅れてしまう」という点があり、事故に気づくまでに "最大12時間"かかるとも言われています。
私たちはこれを"助け合い"で捜索状況の共有、捜索を効率化し救助開始までの時間を最短1分にできる「よびもり」の開発、そしてサービス提供をしています。
緊急時でも可能な限り簡単にSOSが発信できるようにボタン一つの形にしたり、アカウントの登録から設定までよびもりスタッフが伴走することで、ITが苦手な人でもスムーズに導入、利用の習慣化も丁寧にフォローしています。
2021年10月のリリースから約300人以上の方に利用いただいており、知床の斜里町や漁協との協定締結、北海道漁業協同組合連合会と販売代理契約の締結、そして知床羅臼観光船協議会と共に実証実験を行ったりと地域との結びつきも増え続けています。
お守り代わりに持っていた「よびもり」が実際に命を救い、また「ただいま」という言葉を家族にかけることができる、そんな世の中を一緒に作りませんか?