<起業に至る経緯>
代表が旋盤技能士であった父とともに創業しましたが、その直後にバブル崩壊に見舞われました。
会社を存続させるために右往左往しながら考え続け、
「安定的な仕事のためには他の人がやりたがらないこと、できないことを率先してやろう!」と決意し会社を立ち上げました。
その決意が結果として、会社としてのこれまでの成長に繋がってきました。
<解決したい問題>
日本の産業は「製造業」が支えています。
歴史的に見ても、「ものづくり」はいつの時代も社会の発展や復興には欠かせませんでした。
世界各国でも、最先端のものづくりができた国が世界をリードし豊かになっています。
しかしながら創業当時は1万件以上もあった大田区の町工場は、
現在は2,000件程度にまで激減しています。
ものづくりは国にとっても国民にとっても最重要産業であるため、
難削材や難加工品をつくることのできる職人を育てることで
日本刀づくりから続いてきたものづくりの精神を継承し、
日本の「製造業」を次の世代に繋げていきたいと考えています。
<経営理念>
日本のものづくりを支えていくためにも、技術を継承する若い技能工を育てていくことが重要です。
難しい材質や形状のものづくりをタシロイーエルで叶えることによって、
次世代を担うような最先端の産業に貢献していきます。
我が社は、『高品位な「ものづくり」によって、社会貢献を行うこと』を経営理念としてます。
ものづくりには、つくるモノにつくるヒトの人柄が写し出されます。
日々のものづくりを通して、社員一人一人が誠実で信頼されるよう、
また伝統的な技能を現在の加工技術へ活かし、提案型職人集団(デジタル職人)を目指し、
お客様に喜んでいただける製品を継続的に提供できるよう努めています。
大田区という町工場集積エリアを生かして、中小企業ネットワークを構築し、
職人同士の交流を深め、お互いの技術向上に取り組み、大田区の発展に貢献できるように努めております。