企業法務全般
◆契約書の審査 コーポレート部門やインフラシステム関係部門の契約を担当。契約前相談から、事後のトラブル、さらには海外子会社まで包括的に受け持ちました。年間1800件くらいの契約を締結し、年度末は文字通り書類の山。 契約書記載内容が、本当に互いに履行できるのか、目的と合致しているか、といった観点を忘れないように心掛けていました(上司からもそう評価されていました)。 難易度の高くないものはテンプレ化→省力化を推し進め、期間の後半は英語の契約書しかもテクノロジー系の内容を主管しました。これはなかなかに歯ごたえがありました。 ◆取締役会事務局 取締役は英語圏の方々もいらっしゃったので、資料は英語版も必須。私も大型案件や一部契約案件を上程するために、主管部署と一緒に日英資料を作成。「主管部署からの締め切りが守られない」→「我々のチェックが深夜に及ぶ」→「時間遅いと取締役からお叱りを受ける」といった悪循環がありましたが、締め切り厳守のお願い周りを実施し、改善へ。法務的な緻密なチェックも必要ではあるが、判断のための情報提供スピードやタイミングといったこともすごーく重要だと今更ながらに実感した。