リレーションズ株式会社 / テックリード・スクラムマスター・エンジニア
Warasy(歩行リハビリ支援システム)
歩行能力に障害を持ってしまった人が、自律的または理学療法士のサポートのもと、より効果的なリハビリを行うことを支援するシステム。 無線式のセンサーを足に取り付けて歩くと、Androidタブレットで足圧分布や足動作の定量的モニタリングを行うことができる。目では見えない細かい動作の変化をキャッチし、評価の難しいリハビリ進捗を定量的に示すことができるようになった。 大学院における、自らの福祉工学研究からの着手。当初は「無線センサー+聴覚提示」での研究で、歩き方によって音階や音調が変化する、メディアアート的な要素を含んでいた。この研究成果を学会にて発表し、受賞。 その後はリハビリの専門家(理学療法士、整体師など)と共同研究を始め、より福祉工学的なアプローチで研究を重ねた。歩き方の定量化と可視化のために Android タブレットを利用し、リアルタイムフィードバック、ログによる進捗提示などの機能を提供した。 コンテスト受賞がキッカケとなり RELATIONS 株式会社に誘われ、本格的に開発。センサ企業と足圧センサを共同開発し、いくつかのフェスタおよび病院にてデモンストレーションを重ねた。その後もソフトウェア開発およびハードウェア開発を主体的に進めた。