ITCAライブセミナー『発注者視点でのレガシーシステム刷新のポイント ~公共組織におけるDX実現に向けて~』
経済産業省のDXレポート ~ITシステム「2025年の崖」にあるようにレガシーシステムは企業のDX対応への足かせとなっています。レガシーシステムとは、汎用機やCOBOLに限らず、「経営・事業戦略上の足かせ、高コスト構造の原因となっているシステム」を指します。差し迫ったところとしては特にメインフレーム、オフコンなどで構築されたシステムはハードウェアの生産終息、保守期限到来が近い将来に予測され何らかの対応が求められています。そのひとつの手法としてマイグレーションがありますが、単にプラットフォームが変わるだけで業務機能はそのままです。レガシーシステム刷新のきっかけは、内部環境や外部環境の変化など様々ですが、それをチャンスと捉え、単にシステム刷新を目的とせずに、DXの実現につなげることが必要です。今回は、民間企業における基幹システムのマイグレーションからDXに向けたお話しと、公共組織におけるレガシーシステム刷新とDXを実現するためのポイントをお伝えします。