こんにちは!ゼンシン人事部の川岸です。
本日は、2週間の新卒研修も終わったということで、
実際にどのような研修を行っていたのかを簡単に紹介します。
前回の続きのような内容になりますので、
まだ前の投稿を見てないよ!という方は先にそちらをご覧ください!
▼【写真で振り返る】新卒人事研修が無事終了しました!▼
https://www.wantedly.com/companies/zensin2/post_articles/501124?utm_source=t.co&utm_medium=share&lang=ja
皆さんの新卒時代の研修ってどうでしたか?
さて、ゼンシンの研修についてお話する前に、
皆さんの新卒時代の研修ってどうでした??
川岸はちょうどコロナ禍になった2020年卒の年代になるため、
新卒研修は全てオンラインで行いました。
配属は中部(名古屋)でしたが、新卒研修は4月〜5月末までの2ヶ月間、東京での実施だったため、
会社が用意してくれたマンスリーマンション(家賃は会社負担)に住みながら、全部オンラインで研修は実施していただくという摩訶不思議な状態でした。
今思えば、相当な議論の末の判断であっただろうと容易に推察できますが
当時は「やったー!家賃払わずに東京で住める!」くらいにしか考えていなかったです。
(ごめんなさい)
名刺交換などもオフラインではできておらず、
とりあえずzoomで聞いて、あとは配属後にすぐ顧客へ実践という形でした。
ただ、例年の話を聞くと、どうやら厳しい研修もあったようで、、、。
僕の2年前?くらいまでは先輩社員をクライアントに見立てて、
案件を受注するまでのロープレを行っていたようですが、
ひと癖もふた癖もあるクライアントを先輩社員は演じるので、
相当大変だったようです。
また、今回のストーリーを記載するにあたりちらっと他の社員にも話を聞いてみましたが、
・社是を大声で言う
・名刺交換の研修だけで1日
・なぜか上司にコーヒーを淹れないといけない
など、いろんな研修の話が出てきて面白かったです(笑)
皆さまの新卒時代の研修はいかがでしたか?
ぜひこのタイミングで思い出していただけると嬉しいです。
ところで、ゼンシンの研修ってどんなことしたの?
①研修テーマ
さて、色々な企業の研修についてみたところで、
ゼンシンはどんな研修をしたのか?についてお話します。
まず前提として、人事部が研修を実施する際に掲げた目標は
4月14日(金)に本配属が行える状態
→専門的な業務のインストールを17日(月)から行える状態。
としました。
その上で、よく聞く「あえて厳しく」みたいな研修は行わず、
楽しみながらも頭を使いつづける研修
を目指してコンテンツ作成は行いました。
これは研修コンテンツを内製化させるからこそ出来ることかなと思います。
(厳しい研修にするのか、それとも別の研修にするのかなどのテーマに関しては
様々考えましたが記載すると長くなるので割愛します)
②コンテンツ作成において意識したこと
では何を念頭に置いて研修を組んだのかについてですが、
①ワーク量をとにかく確保
②一方通行にならない、双方向の研修
③小さな楽しいを積み重ねる
④成果物を残す
の3つは考え続けました。
一つずつ簡単に説明します。
①ワーク量をとにかく確保
└頭を使い続けるためにはインプットだけではなく、思考し、アウトプットしていただく必要があると考えたため、アウトプットができるようなワークの量を確保しました。
さらに、ワークの中でも単に思考を掘り下げないといけないようなワークだけではなく
・アイデアを出し続けるワーク
・自分と向き合うワーク(=自己理解)
・とにかく深掘りするワーク
などなど色んなパターンで思考できるようにそれぞれのワークを考えていました。
例えば、アイデアを出し続けるワークであれば、
研修でよく見るワークかもしれませんが、改めて新卒の方々へは学生と社会人の違いについては考えていただきました。
しかし、一つだけ条件を付与。
「他者と被ってもいいから、1人15個は出してください」とお伝えした上でワークを開始。
新卒の方々は色んな視点から考え、絞り出すのに必死になっていました。
その他にも自分と向き合うワークであれば、
ゼンシン(企業)のMVVを説明したうえで
新卒の方それぞれの人生のMVVについて考えていただきました。
「就活時代に行った自己分析を再度見直し、より深めた上で書いてください」とお伝えして皆さんには考えていただき、発表を実施しましたが、このワークが新卒研修の中では一番楽しかったと新卒の方々から声をいただきました。
改めて自分自身を見直すきっかけになるワークになったようでよかったです。
②一方通行にならない、双方向の研修
└研修というと一方通行のインプットになってしまいがちというのは社員の新卒時代の研修の話を聞いていて感じたことなので、できる限り双方向になるようにし、インプット-シンキング-アウトプットを行い続けられるように。というのは意識してコンテンツ作成を行いました。
例えば、廃校活用プロジェクトの企画書作成においては、
まずは思考の型のみお伝えし、あとは僕へ壁打ちしながら作り上げる。
些細なことで言えば、インプットメインの研修でもひたすらにクイズ形式で新卒へパスし続けて
考えることを止めない。
など。
覚えてばかりではただの「授業」になるため、
受け身にならず主体的に研修に参加いただくためにできる限り双方向にするには?
は研修を行いながらも考え続けていました。
③小さな楽しいを積み重ねる
└人事研修は社会人人生スタートの一歩目になるため、ここで「社会ってつまんない」と感じたら、
それが社会へのレッテルとなってしまうと考えたため、どれだけ「社会って楽しい!」と感じてもらえるかを考えていました。
小さなことで言えば、
思考法の紹介の中でウミガメのスープを実施して、水平思考について学ぶであったり、
タイピング大会を実施して、それぞれ競い合ってもらったり。
タイピング大会はちょっとずれるかもしれないですが、
レクリエーションの感覚で取り組みながらも、実は学びになっている。
というのが理想だと考えながらやっていました。
※人狼ゲームとかやれば、それぞれのタイプ分かるよ?とアドバイスをいただいたので実施しようと思っていたのですが、研修内では実施できず、、、。
④成果物を残す
└2週間の研修といえど、時間をかけて研修を実施したからこそ、
学びを最大化するために新卒の方々には成果物を残してほしいと思っていました。
だからこそ、レポートやパワポはたくさん2週間で作成いただいたかなと思います。
・人生のMVVパワポ
・外出報告書
・熱狂プレゼンパワポ
・新卒プロジェクト企画書①
・新卒プロジェクト企画書②
・企画書プレゼンパワポ
が主に作成いただいたものになります。
もちろん社会人になって直ぐなので、なかなか筆が進まないという状態になっていましたが、
それでも必死に向き合って完成させた成果物なので、1年後に見直しができるよう
ひっそりと残しておこうと思います。
ということで、今回は研修のテーマについてお話しました。
何ヶ月も人事チーム一丸となって準備してきたことなので、
実際に記載すると思った数倍長くなってしまいました(笑)
なので、今回は前編とし、後編はまた近日中に公開できればと思います!
かわぎし