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きづき

1億円稼ぐ北海道いち小さな農家。


絶望的な状況だった。売上600万円、借金1400万円という超赤字農家。

どんなにがんばっても儲からない

天候に左右される収穫量。

安定しない売上。

積極的に農業をやろうとすればするほど、膨らむ借金。


北海道で農家を営む寺坂さんは、若い頃にメロン農家を継いだものの、売り上げは低く、苦しい経営が続きました。商品の単価も安く、働いても働いても楽にならない日々が続いていたそうです。

しかし、31歳の時に『ある方法』を知ったことで、彼の農業人生は大きく変わりました。

なんと8年間で売上は4倍になり、農業経営としては、かなり難しい"年商1億円"を突破するまでに急成長しました。


いったい彼は何をしたのでしょうか?


それまでの販売方法は、作った農作物を農協へ出荷するという方法でした。これはほとんどの農家がやっている方法で、業界では普通の売り方でした。しかしその方法だと、


自分達で作った商品の値段を自分で決められない、

どんなお客様に商品が届いているのかもわからない


一生懸命作った商品の魅力を伝えることもできないという状態でした。

そこで、彼は大きな方向転換をします。


自分たちの商品を直接、お客様に届ける方法を選びました。


業界では誰もやっていない方法だったので、周りからは反対の声があがりました。それでも、勇気を振り絞り、ネットを使って直接お客さんに商品を売り始めました。

自分で商品を売り始めると、お客さんと直接コミュニケーションが取れるようになり、繋がりができました。

そして、ネットを通して、商品の魅力や良さを伝えることで、お客さんに商品の価値が伝わるようになり、寺坂農園のファンは着実に増えていきました。

そして、少し価格が高い商品も、きちんと良さを伝えることで売れるようになり、利益も上がるようになりました。

さらに、「メロン以外の商品も欲しい」というお客さんの声から他の農作物も育てるようになり、ますます売上は上がっていきました。

こうして、自身の商品を直接お客さんに売り始めてから8年後、、ついに売上高が1億円を超えました。


👉「売り方」次第でビジネスは大きく変わる


寺坂農園から私たちが学べることは何でしょうか?

それは、どんなに素晴らしい商品を持っていても、「売り方」次第で結果は大きく左右する、ということです。

商品が思うように売れない時、商品自体を改善しようとしてしまう。


これは真面目な経営者ほど陥ってしまう、もっともよくある間違いの1つです。

あなたの商品は他にどんな「売り方」があるだろう?

「売り方」に目を付けてみると、今よりもっと多くのお客さんが集まるかもしれません。


「感動価値創造」株式会社ゼンシン 前田雄一

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