「コンサル業界のサマーインターンってどんなことやるの?」
コンサルティング業界を志望している25卒の皆さんの中には、これから始まるサマーインターンに向けて動き出している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、実際にサマーインターンに参加した3名の話を基に、コンサルティング業界のサマーインターンの業務内容や、どのような意識を持って取り組むべきなのかについて、アドバイスと共に、ご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
サマーインターンは、職場体験の場や内定直結型など、業界や企業によって異なる目的を持って行われます。
その中でも、コンサルティング業界のサマーインターンは、「内定直結型」で行われるものが多いため、コンサルティング業界を目指す就活生は、サマーインターンに向けた選考対策が非常に重要です。
「それほど重要なサマーインターンで結果を残すにはどうすればいいのか?」
それは、サマーインターンの活動内容や意識すべきことを事前に理解しておくことです。
それにより、サマーインターンでやるべきことが明確になり、集中して課題に取り組むことができるようになります。
ここからは、実際にサマーインターンに参加した3名の活動内容や意識していたことについて詳しく見ていきましょう!
Aさんが参加したサマーインターン概要
サマーインターンで意識したこと
【全体】
私はサマーインターン全体を通して、コーチャビリティーを意識しました。
初日に社員からレビューをもらう機会があったので、指摘された部分をうまく聞き入れて、自分のアイデアに組み込みました。さらに、レビューをもらう際は、ストレスのない会話になるよう気をつけました。
【個人ワーク】
個人ワークでは、思考プロセスを社員の方々に伝えることを意識しました。
思考プロセスを伝えることで、論理的思考力をアピールできると考えたからです。
【グループワーク】
グループワークでは、最初に雑談を振り、他メンバー3人の特徴を掴むことを意識しました。
グループの成果を最大にするために、他のメンバーの特徴を掴み、その中で自分はどの役割を担うべきか最適な役割分担を心がけました。
2つのアドバイス
アドバイス①
サマーインターンには積極的に参加することをオススメします。
コンサルティング業界のインターンは、早期選考に呼ばれることが多いため、早い時期から内定を獲得することが可能です。周りのレベルが高く大変ですが、最終的に内定を獲得することができれば、就職活動のプレッシャーから解放され、本命の企業に注力して就職活動を進めることができます。
アドバイス②
サマーインターンに参加する企業のHPなどから「求める人物像」を理解し、事前に確認することをおすすめします。業界にもよりますが、能力面だけではなく、人柄も審査項目に入っているように感じたので、参加する前には必ず、企業がどういった人材を求めているのかを調べておきましょう。
Bさんの参加したサマーインターン概要
サマーインターンで意識したこと
【全体】
私は、サマーインターンを通して、企業が何を求めているのかを意識していました。
企業が就活生に求めるものとは、①優秀であること②自社とマッチしていることの2点だと考えました。
①に関しては、質の高い施策を出すことで評価されるでしょう。
②では、企業色を意識することが大切だと思います。
例えば、企業のコンサルティング手法において顧客企業の売り上げ上昇を謳っている場合は、売り上げ増大を優先した課題解決策を提案しました。
【グループワーク】
グループワークでは、「チームメンバーとの親和性」と「チームへの積極的な参加」を意識していました。
チームメンバーとの親和性
チーム内の関係がギクシャクしてしまうと、良い施策が出てこないと思い、チームメンバーとの親和性を意識しました。自分から会話を始め、笑顔を保つことを心掛けました。また、他のメンバーの意見を尊重し、自分の意見を述べる前にまず相手の意見を受け入れました。
チームへの積極的な参加
多人数のチームでは、個々の存在感を維持することが重要です。そのため、自分がどのような能力をチーム内で発揮できるかを意識しました。チームの中には、さまざまな人がいます。業界知識が豊富な人、計算が得意な人、発表が上手な人、などそれぞれに適性がある場合がほとんどです。そうした中で、自分がどのような側面でチームに参加できるのかを考えていました。このように、各々の特性を活かす役割分担を意識しました。
3つのアドバイス
アドバイス①
評価されていることを忘れないようにしましょう。
課題に取り組んでいると、熱中してしまい、自分が選考フェーズに置かれていることを忘れてしまうことがあります。サマーインターン中の全ての行動が評価対象なので、自分の魅せ方を考えて行動するといいと思います。
アドバイス②
積極性を意識しましょう。
悪目立ちしてしまうのは良くないですが、見てもらえない限り評価されることはありません。サマーインターン中には圧倒的な能力を持っている人に出会うことがあります。そうした人が評価されるのは当たり前ですが、そこで自分がどのように目立つことで評価されるのかも考えなくてはなりません。自分の得意分野を把握し、その分野では特に積極的に行動することで評価されるようにしましょう。
アドバイス③
自分の考えをしっかり伝えましょう。
チーム内の提案や会話で少しでも違和感を感じた時は即座に自分の意見を伝えましょう。サマーインターンは短時間で結論を出さなければなりません。たった一つのミスでその後の大きな時間的ロスを生むことがあります。
Cさんの参加したサマーインターン概要
サマーインターンで意識したこと
【全体】
サマーインターン全体を通して、企業が求めている人材はどういう人材なのかを意識しました。
企業のHPや説明会の内容から社員の特徴を事前に捉え、サマーインターンに参加していました。
【個人ワーク】
個人ワークでは論理的思考力とコーチャビリティーを意識しました。
論理的思考力はコンサルティング業界では必須です。個人ワークではメンターの方と面談する機会があるため、自分が考えていることを構造化して話すことや、メンターの方からいただいたアドバイスを素直に受け止め、改善する姿勢を心がけました。
【グループワーク】
グループワークでは、「協調性」と「俯瞰して考えること」を意識しました。
協調性
協調性については、他のメンバーの意見を否定せず、その意見を組み合わせて、より良い考えに繋げることを心がけていました。
俯瞰して考えること
俯瞰して考えることについては、論点からズレた議論になってしまった際に、話し合うべき優先順位を明確にして、軌道修正することを意識していました。
2つのアドバイス
アドバイス①
論理的思考力、スライド作成力、思考体力をつけておきましょう。
最低限の論理的思考力がないと評価されず、選考に通過することができません。スライド作成力に関しては、スライドをスムーズに作成できると空いた時間を議論に充てることができるため、施策の質を上げることができます。思考体力については、インターン期間中は常に頭を働かせていることから非常に疲れます。そのため、日頃から「なぜ」を意識し、考える癖をつけることをおすすめします。
アドバイス②
企業情報について徹底的に調べておきましょう。
思考面と同じように、人柄をかなり見られていると感じました。受ける企業がどう言った人材を求めているのかを理解した上で選考に臨んだ方が、選考を有利に進めることができると思います。
いかがでしたでしょうか?
実際にサマーインターンを受けた3名の活動内容や意識していたことについてご紹介しました。
これからサマーインターンを受ける皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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