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3,000名以上を書類選考した人事が語る、悪印象な履歴書。

こんにちは、人事の菅野です。

みなさんは履歴書を書く際に、どんなことを意識して書きましたか?書類選考は転職活動において、最初の関門です。しかしながら、多くの応募者が履歴書の内容を重要視せず、選考を通過できないということが起きています。

今回はこれまでに3,000人以上の書類選考をした人事の私が、書類選考で悪い印象を与えてしまう履歴書の特徴をご紹介します。

①顔写真がない、私服の自撮り写真

履歴書の写真は第一印象を決める重要な要素です。もしあなたが履歴書に写真をつけていない、あるいは私服でテキトーに自撮りした写真を使っているなら、今すぐ見直しましょう!

採用担当者は、プロ意識を持ち、やりとりする相手にも配慮できる応募者を探しています。転職活動への真剣さや誠実さは顔写真からも伝わります。ボサボサの髪や皺だらけのスーツで撮った写真では、自己管理が甘く、相手へのリスペクトや配慮がない人だと判断されかねません。

アドバイス: 証明写真は可能であれば、写真スタジオや証明写真機で撮影しましょう。髪を整え、ハリのあるスーツ姿で背景は明るく、清潔感を意識してください。

②経歴に空白期間がある

履歴書に空白期間があると、人事担当者はその期間に何をしていたのか疑問に思うことが多いです。この空白期間を説明しないままにしておくと、ネガティブな印象を与える可能性があります。

アドバイス: 空白期間があった理由を正直に説明しましょう。例えば、スキルアップのために資格取得の勉強をしていた、家庭の事情で一時的に仕事を離れていたなど、前向きな理由を明記することで理解を得やすくなります。

③志望動機や自己アピール欄が真っ白

志望動機や自己アピール欄が空白では、人事担当者にあなたの熱意や意欲が伝わりません。この欄はあなたがなぜこの企業に応募したのか、自分のどのような経験やスキルが企業に貢献できるかをアピールする重要な場です。

アドバイス: 企業のビジョンやミッションに共感する点、自分の経験がどのように企業の業務に役立つかを具体的に書きましょう。また、具体的なエピソードを交えて自己アピールすると、より説得力が増します。

④PDFではなく、履歴書を写真に撮って提出

履歴書を写真撮影して提出するのは避けましょう。画質が悪く内容が見えづらいため、読む側への配慮ができない人という印象を与えます。
加えてIT企業ではDX化が進み、紙媒体でのやりとりは最小限になっています。あなたがIT業界を目指すなら、書類作成ツールを利用しましょう。

アドバイス: 履歴書はPDF形式で提出することを心掛けましょう。PDFは編集されにくく、レイアウトも崩れにくいので、履歴書の内容がきちんと伝わります。また、ファイル名には自分の名前を入れると、企業側で管理しやすくなります。

⑤データが壊れている

提出した履歴書のデータが壊れていて開けない場合、人事担当者はあなたの履歴書を確認できず、そのまま選考から外される可能性があります。

アドバイス: 提出前に必ず自分のデバイスでファイルが正常に開けるか確認しましょう。また、データ送信後にもメールに添付したファイルを再度開いて確認することをお勧めします。加えて、信頼性の高いファイル共有サービスを利用するのも一つの方法です。

いかがでしたか?ポイントを押さえることで、書類選考の通過率が劇的に上がるでしょう。
転職活動中の方や準備に取り掛かっている方は、ぜひこちらもご参考ください!

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