こんにちは、広報担当です。
前回、前々回と初めてお届けした「休むこと」に関する社員へのインタビューシリーズ。休むことに得意も下手くそもないだろう!と思うかもしれませんが、実はそうでもないということがお分かりいただけたかと思います。コロナの影響でリモートワークが増えた現在、この「休む力」というのがとても重要になってきていると言われています。Y'sのみんなは「休む」ということについてどう感じているか、引き続き聞いてみたいなと思います。
第二回の今回はビデオグラファーのみっちゃんこと佐藤光秀さんです!正直に今感じている「休むこと」への想いやリモートワークへの考えを教えてくれました。
前編と後編に分け、お届けします。前編は主に、リモートワークへの考えをインタビューさせていただきました。
コロナ前と後で起きた『仕事』の変化
ー今日は「休む」ということをテーマにみっちゃんのお話を聞かせてもらいたいと思います。早速なんですがコロナ前とコロナ後で仕事の時間は増えましたか?減りましたか?
みっちゃん
減ったと思います。というのも世の中がリモートワークに移行したことで、クライアント様との打ち合わせも基本的にオンラインになり、移動する時間が無くなったというのが非常に大きいと思います。今までは打ち合わせとなると、移動だけで往復2時間とかかかったりしてましたから。その時間が無くなったことで結果的に仕事の時間は減ったと思っています。
ーなるほど。前回のインタビューでも「通勤時間」や「移動時間」が減ったことで自分の時間に充てる時間ができたというお話は出てきましたね。
ではオフィスワークとリモートワークの違いやそれぞれのメリットデメリットで感じていることなどはありますか?
みっちゃん
オフィスワークのメリットとして僕が一番感じるのは、報連相のフットワークがとにかく軽いという点です。リモートだと文章を考えて、整えて、送って、レスポンスを待って……と、どうしても手間がかかり、ちょっとした報連相も億劫になりがちです。オフィスにいればすぐそこに相手がいるので、ちょっとした報連相もさらっと行える。僕は割とすぐに「通話しませんか」って言ってしまいますね。
一方デメリットは周りに人がいると「疲れてしまう」という点です。僕は基本的に人と話すのは大好きなんですが、それは別としてやはり人がいると無意識に気を遣ってしまい疲れてしまいます。作業にガッと集中したい時は、家の方が向いているなという気がします。
ー人と話すのは好きだけれど人がいると気を使って疲れてしまう…言われてみると自分にも当てはまるような気がします。
ではリモートワークのメリットやデメリットはどうですか?
みっちゃん
リモートワークのメリットは「猫」でしょうか自分は猫を飼っているんですが、疲れた時などに猫と触れ合うと癒されますね。それ以外にも人目がないので意味不明なことを言ったり歌ったりして適度にリフレッシュしつつ仕事ができるので、集中できるように自分をモチベートしやすいと思っています。
デメリットはチーム、ひいては会社の一員という意識が希薄になりがちという点です。基本的に今の僕の仕事はほとんど一人で最初から最後まで完結してしまうので、会社の一社員という意識が希薄になりがちです。Y'sという会社の社員である以上、会社の目指すべき目標や価値観、責任といったものを意識していなければ、ただ目の前にあるタスクをこなすだけになってしまうと思っています。
あとは、新入社員の方とのコミュニケーションですね。リモート以前からいる社員とは気心も知れているので、お互いリモートでもコミュニケーションを取るハードルも低いですが、新しく入った方とはそうはいきません。
これは今まで通りこちらから積極的にコミュニケーションを取っていくべきだなと思っていて、そうすることで仕事の報連相も潤滑になるとも思っています。
ー猫と過ごす時間などが増えてリフレッシュできる反面、リモートワークでの「コミュニケーション」が課題ということですよね。これは前回までにも出てきた話題でもあります。
みっちゃん
はい。そういうこともあり、結局僕は週2,3日はオフィスワーク、残りをリモートワークで家で仕事という形に落ち着きました。今はこれが自分にとってちょうど良いバランスだと思っていますが、適宜割合を変えたりして、働く場所を好きに選べるというのはとても魅力的なことだと思っています。
ー確かに、コロナ前とコロナ後で起きた大きな変化というのは「働く環境を選択できるようになった」という点かもしれませんね。
そもそものお話になるのですが、リモートワークが導入された当初すんなりリモートワークに慣れることができたのでしょうか?
みっちゃん
仕事をする上でやることは基本的に変わらないので、そういった点は問題ありませんでしたね。ただリモートワークのデメリットにも上げた通り、自分ひいては会社が、一体何を「目標」とし「何のため」「どういう信念や価値観」で今仕事をしているのかという意識が希薄になってしまいがちでした。ですので、そういう精神的な部分のセルフマネジメントに最初のうちは苦労しました。
ーなるほど。離れて個人で仕事をしつつも「Y’sの一員」としての意識を保ち続けるという点に最初は苦労されたということですよね。
そういった精神面での苦労とは別に、仕事に熱中し過ぎて休憩が取れなかったりという実務面の苦労はなかったですか?
みっちゃん
どちらも経験がありますね。そのため自分の場合、仕事の種類によって環境を変えています。ある程度方向性が固まっていて、あとは集中して黙々とやるような制作作業はリモート。企画や構成、資料作成といった頭を使う作業は家だとどうも意識が散漫としてしまいまとまらないことが多い気がするのでオフィスで、という形でやっています。
ー前回のベルさんも自宅だと誰も止めてくれないのでついつい仕事をし過ぎてしまう経験があるとおっしゃってました。仕事内容によって環境を変えるというのは「選択」ができるからこその方法ですよね。
リモートワーク中は具体的にどんなスケジュールを組んで仕事されているんですか?
みっちゃん
朝は妻が出勤するので、それに合わせて7時半頃に一緒に家を出ます。駅まで見送ったあとはそのまま散歩をします。帰ってくる時間はまちまちですが、帰ってきたら本を読んだりしつつ10時になったら始業します。その後大体13時〜14時頃にお昼を食べて、19時に仕事を終えたら最初のうちはご飯をつくっていましたが割と早い段階でサボりはじめてしまいました……。明日からまた頑張ります!笑
ー奥様と一緒に早起きをして出勤する習慣はいいですね!リモートワークだと出社がない分ギリギリまで寝てしまうことも私自身あったりして、光秀さんのように有効に朝の時間を使えていないことも多かったので今聞いて反省しました……。私もまた明日からまた頑張ります!
確かにリモートワークではそうやって自分で時間をセルフマネージメントしていく必要がありますね。そういう点では問題なくセルフマネージメントできていると思いますか?
みっちゃん
自分がメインの案件であれば今のところ問題なく出来ていますが、気付いたら自分のことしかやらなくなっていました。オフィスにいると忙しそうにしている人がいれば一眼で分かるので声をかけられていましたが、リモートだとそういった視点が希薄になるなと感じています。タスク管理ツールやカレンダーを逐一確認して、そうならないように気をつけなければいけないなと思っています。
みなさんも「休む」ことができていますか?後編は「休むこと」への思いや課題について、お話をいただきました。後編もぜひご覧ください!