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「媒体屋になったら終わり」長年人材業界に携わってきた高井さんが思うYOLO JAPANカスタマーサクセスの介在価値とは?【カスタマーサクセス部:高井裕也】

大学卒業後は鉄鋼商社で5年営業経験を積んだ後、人材に業界チェンジ!人材業界歴10年の高井さんが今のYOLO JAPANに入った理由やカスタマーサクセスの仕事意義を聞いてみました!



まず最初に、人材業界に入った理由を教えていただけますか?

1社目は商社で、あるものを大きくしていくような仕事、且つメーカーと顧客の板挟みになるような形で、もっと自分が関わることでより価値創造できるような仕事をしていきたいと思っていたんです。

そんな時に人材企業であるマイナビの求人を見つけ、まさに自分のやりたいことだと思って飛び込みました。(大学時代も、産業関係学科を専攻、雇用や労働を中心に学んでいたので、元々分野的には興味もありました。)


業界が大きく変わった中でも自分の元々興味のあった分野且つやりたいことに挑戦できたことが大きなターニングポイントになったのかなと思います!


マイナビでは、新卒ナビを売っていたのですが、最初のアポ取りから営業、その後のアフターフォローまで、常時6.70社担当しながら、1日4アポ訪問をしつつ、次の新規顧客を探し続けるような営業手法でした。マイナビの看板を借りていたとはいえ、自分だからこそ取れた契約という感覚をやりがいとして感じましたし、絵に描いたような営業会社だったので、一人一人の売上も常に張り出されいて、プレッシャーの中でも人の平均を超える意識を持って日々努力をしていました。

 

何をモチベーションとして努力できたのですか?

自分がその仕事にかかわったゆえに受注につながり、採用支援ができるということもあります。ただ、当時の本音で言うと、自分のキャリアアップや承認欲求。

マイナビは全社表彰があって、その賞を取る事=出世レールに乗ることのできる一歩だったので、レールから外れないため、評価される為に一生懸命だったのだと思います。



 

実績を出されてマネジメントポジションにもなっていった時、自分の中で気になることが出てきたとのことですが・・・?

そうですね、当時は自分も会社も「売上・受注」ということに振り切っていて・・・その後のNPS(顧客満足)が低い状態でした。

 

ある日、部下の商談に同行した時に、部下がライバル会社・自社のメリットデメリット相対的に伝え、顧客の不安に寄り添っている姿をみて、自分はまだまだ関係性で売っているところが強く、顧客に寄り添っていかなくてはいけないと気付きが。

そこから、もっと顧客視点の提案や採用成功というところにコミットしていきたいと強く思い始めましたね。

 

また、会社の看板で営業ができているという側面もあるということ、大手だからこそ分業制で営業だけやっていたらいい環境だったので、契約書も見積もり入力・企画書も与信チェックと全部自分でやれと言われたらできないなと思い、もっと自分の力でやっていける、受注までに必要なことも携わることのできる環境に挑戦したい、顧客の成果にコミットできる採用成功のための仕事をしたいと思って転職を決意しました。

幸いなことにマイナビでは売上をあげ続けることができた一方で、本当に意味のあった提案だったのかとかを考えると全社がそうではないことが本音で。もやもやした気分も持っていたんですよね。

 

その後、HRベンチャーに入社。どうでしたか?

実際に大手の看板がないというのはやはり大変なところはありつつ、ただ元々やってみたかった営業に関する付随業務にも携わり、知識を得ることができたのはよかったと思いますし、当たり前に収益をあげていた会社から、売り上げを上げることが大変で1円の経費、1円の売上まで意識するという経験は貴重だったと思います。

 

ポジションは採用成功に関わるCSだったのですが、手法も訪問面談からオンライン面談へ。結構使う筋肉も違って今に生きる貴重な経験になっています。

 

今まで大手、ベンチャーとHR業界で経験を積まれた高井さん。キャリアの延長にYOLO JAPANを選んだ理由は何故だったのですか?

今までHR業界でキャリアを積んできたからこそ、HRでやっていかないと自分の市場価値が上がらないと思っていましたし、HRの仕事は好きだし自分にも向いていると思っていました。一方で競合他社が多いにも関わらず、日本の労働人口が減少していくレッドオーシャンで戦い続けることに少し疑問も。

 

そんな時に受けたスカウトで、「日本に住む外国人のインフラを作っていく」という成長市場でありつつも、今までのHR経験や、今後もコミットしていきたい顧客の寄り添いを叶えられるといういい意味でHR業界から外れた可能性を感じ、ビビッときたのです。

 

実はそのタイミングで自分が所属している事業の撤退が決まっていましたが、新卒領域への移転も決まっていて。ただ自分の得意領域で今までやってきた新卒に戻る事、今後マーケットも縮小していくところに戻るって、逆行しているし、安きに流れているのではないか・・・と思いYOLO JAPANへの転職を決断しました。

 

実際にYOLO JAPANに入って、外国人採用プラットフォームの採用成功をサポートする、部署であるカスタマーサクセスで現在活躍されていますが、実際外国人採用の領域はいかがですか?

 

今までの経験を活かしながら新しいことに挑戦できていることは、魅力ですね。ただ結構使う筋肉は違うというか。

難しさとしては、まだまだ外国人採用=人手不足の解消の為。というスタンスで取り組まれているクライアントも多いので、いかに外国人採用の良さを理解していただいて、媒体の活用も自走してもらえるようになるか。という点です。

 

YOLO JAPANのサービスを通して採用成功しているクライアントの多くは、「日本人」「外国人」という区別をつけず、一社員として大切に受け入れていらっしゃる印象を持ちますし、労働人口減少の時代、多様性の時代だからこそ、会社としても変わっていかなくてはいけないという意識を強く持たれていると思います。

 

単なる採用だけでなく、クライアントのマインドや受け入れ体制を変えるきっかけとなり、採用成功・人を通したクライアントの事業成長に貢献していくことは、とても難しさはありますが、YOLO JAPANのCSだからこそできるCSだと思っています。

 

ある企業の事例ですが、YOLO JAPANを通して採用された方がヒンドゥー教徒の方だったのですが、その方の宗教を理解して職場に仮設でお祈り場のスペースを作ったクライアントがありました。多様な文化が混ざり合う中で、一人一人のアイデンティティを大切にされている会社は本当に魅力に感じますし、そのような会社を自分の仕事を通して増やしていくきっかけにできたらと思っています。

 

その為の外国人採用や多様化のマインドを共有、成功事例を伝えつつ、各社にあった採用成功のための提案をしていく。媒体屋になったら終わりだと思うので、しっかりと自分が発揮できる価値を考えながら、今後もYOLO JAPANのサービスを拡大させていきたいと思っています。



 人材業界を長く経験されているからこその気づき、そこからYOLO JAPANのCSとして関わる中での「媒体屋ではなく、外国人採用の意味や企業マインドを変えていくための介在価値を発揮する」という高井さんの強い覚悟を感じたインタビューでした!

 

余談ですが・・・インタビューでは仕事内容に振り切っていたので、文面では真面目な人柄なのかと思われるかもしれませんが、社内ではいろんな人に声をかけて、新しく入社した社員にも積極的に声をかけてくれる高井さん。今までの企業で転職した当時、周りの受け入れに感動した事を原体験に、受け入れ側のスタンスを大切にされているとのこと。

 

日常業務でもSlack+声かけを意識し、しょうもない事も含めて日常のささいなコミュニケーションを頻繁にとっているのは、仕事を円滑に進めたり、組織の雰囲気を明るくしたり、楽しく仕事ができるからと意識的に行っているらしいです!

 

そんな社員が働くYOLO JAPAN。興味を持ったら是非一度話を聞きにきてみませんか?

 


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