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社員インタビュー:建築にこだわってたどり着いた会社

こんにちは。人事部の川西です。

今日はザイマックスグループの主軸事業である不動産マネジメントを支える技術部門、技術統括部について、現在ザイマックス歴22年目の小池一洋さんにお話を聞いてみました!

小池 一洋(こいけ かずひろ)さん
大学院の建築学専攻課程を修了後、新卒で組織設計事務所に入社。意匠設計を中心に10年程経験を積んだのちにザイマックスに中途入社。
現在は技術統括部のシニアマネジャーとして大型工事の案件対応や法チェックなどを担当するチームのリーダーを担う。

小池さんは元々は建物のデザインなどをされていたんですね。

そうなんです、10年いて、20物件くらいやったかな。オフィスや大学、工場、商業施設なんかの建物の新築や増築を手がけていました。あとは工事監理としても少し携わって現場に常駐したりもしていましたよ。

10年となると、結構組織設計事務所でも中堅メンバーになっていると思うのですが、なぜそのタイミングで転職をされたんですか?

設計と聞くと、ひたすらデスクで図面を書いているイメージが強いかもしれませんが、実は建物が建つまでには色々な関係者と交渉や調整をする必要があるんです。例えばマンションを建てるときに、近隣住民の方に向けて説明会を開いて、建物を建てること、工事をすることに納得してもらわなくちゃいけない。実際に工事をしてもらう工事業者さんに価格の相談をしたり、工期の調整をしたりもします。

学生時代から建築は自分にとって趣味みたいなもので色々な設計をしてきましたが、実際に仕事をしてみて、自分は図面を書くよりも交渉や調整をすることの方が好きだと気付いたんです。
また当時景気が悪くなって仕事が減ってきたこともあり、組織設計事務所を離れようと思いました。

そこでXYMAXの技術統括部を見つけたんですね。

いえ、正確に言うと、当時は技術統括部という部署はなくて、ザイマックスの事業内容に興味を持ちました。

当時はザイマックスがリクルートから独立してそんなに年月が経っておらず、事業内容としても、『プロパティマネジメント』しか出て来なかったように思います。世間的にもプロパティマネジメント(PM)は日本に入ってきたばかりの新しい仕事で面白そうだと感じました。
既存の建物を運営していくにあたっては、工事一つとっても色々な関係者との調整が必要です。既に使われている建物の状態を踏まえて、出来ること出来ないこと、どんな工夫をすれば叶えられるのかを建築の知識を使って解決していく。
まさに建築を活かしてやりたいことが出来そうだと思いました。

なるほど、それでPMから小池さんのザイマックス人生が始まり、今の技術統括部に至るというわけですね。

PMだけでなく、ビルディングサイエンス(現在のザイマックス不動産総合研究所の前身)にてBMの仕様を策定したり、BMについても学びました。
ザイマックスは総合不動産サービスプロバイダーとして、少しずつ自分たちで提供できるサービスの幅を広げてきました。そのなかで色々と経験できたことは面白かったですね。
技術統括部に来てからは、技術マネージャーとしてPMの技術サポートをしています。小規模工事から大規模工事まで、大規模物件に関しては技術統括が担当として張りつくこともあるので、その場合にもマネージャーとして見ています。
オーナー様との調整や工事業者との調整など、工事を勧めていくために、どこからどのように動いていったらいいのかを、俯瞰的に見ながら立ち回ることが求められます。
そのためにはコミュニケーションスキルはもちろんですが、技術の専門家として建物の成り立ちを理解していることが大事で、ここでも前職からの経験が活きていると感じます。

建物というのは床、壁、天井、全てに構造的な決まり事や法律的な決まり事があり、それに倣って全てが成り立っています。それぞれの意味を紐解くために必要なのが建築という知識で、それによって物事を解決していくのが技術統括部の仕事の一つだと思っています。

小池さんから建築愛がひしひしと伝わってきます…!

そうですね、仕事なので当然楽しいことばかりじゃないですけど、20年も続けられているのはやっぱり建築的なことをやれているっていうのが大きいと思います。20年以上前に転職を考えたとき、どんな仕事がいいかなと一年以上探していました。そこでこの会社にたどりつけて、仕事も私生活も楽しくやれているので、良いご縁があって良かったです。

最後に、技術統括部に向いている人はどんな人だと思うか教えてください!

建築が好きなのは前提として、図面にひたすら向き合うような仕事ではなく人とやりとりする仕事なので、人とのコミュニケーションが苦にならないというのは大事な素養ですね。また、ただ話すのではなく、相手は自分と同じ知識を持っているとは限らないわけで、そういった相手にいかに専門的なことを分かりやすく伝えられるか、そういった配慮も必要だと思います。色々な部署が協力しあって良い仕事をしていくザイマックスならではかもしれませんね。


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