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【代表インタビュー】水野元気「セルフマネジメント3.0」社長に聞く、新たな情熱の存在意義とは?

インタビュイー紹介:株式会社情熱 代表取締役 水野 元気
現在17期目。情熱を誰よりも愛し、情熱を誰よりも憎む男。自分自身が平凡コンプレックスを持っていたことから、平凡な人が誰でも自分の人生をマネジメントし、情熱をもって生きていける社会を作るべく、人材育成事業を行う会社を創業。セルフマネジメント3.0についてのnoteはこちら
インタビュアー紹介:株式会社情熱 マネージャー・採用担当 金谷 武 2022年10月情熱入社、キャリアコンサルタント国家資格保有。人事部長、人事部立ち上げ、広告営業、Web制作、結婚式業界など8社転職。採用、キャリア、組織、"働く"が楽しいをテーマに発信している。

(インタビュー中、株式会社情熱は情熱と表現しています)

「自分たちがどんな未来を目指すのか」現場からあえて離れて考えた第2創業期としての想い

—情熱は創業17年目を迎えます。今の率直な気持ちを教えてください。

水野:創業時には「自分達が日本に情熱家をたくさん輩出し日本を情熱的にする!」という熱い想いを掲げ、それが情熱のミッションであり我々の存在理由として変わることはありません。

そして今、情熱の第2創業期として、「自分達が、総セルフマネジメント時代の到来に対応の準備ができていない日本と世界に、セルフマネジメントが当たり前の社会へのシフトとそのノウハウを提供する会社になる!」という創業時と同様の熱い想いを持っています。

—今が第2創業期?

水野:実はしばらくの間、私は現場から離れていました。情熱のことをあえて外して、個人の夢に特化して考える時間を作ったんです。そうすることで、個人の夢を情熱という組織に再度落とし込み、改めて「自分たちがどんな未来を目指していくのか」を、創業当時と同じ新鮮な気持ちで考え直すことができたのです。

—今、進化した情熱の存在意義が生まれたということなんですね。その内容を具体的に教えてください。セルフマネジメント時代の到来とは?

水野:人類同士の戦いの歴史の内、多くは自由を求めての戦いであり、生まれながらの身分や差別、様々な制約条件により、自分の人生を選ぶことができる人などほとんどいなかったわけです。

しかし、多くの先人たちが命をかけて社会を作り上げてきた結果、自由が訪れさらには情報革命により誰もが様々な情報を手に入れることができるようになりました。人々は多くの選択肢を持ち、自分の人生を自分で選んでいける時代へと変化したのです。

我々人類の歴史において、今ほど選択肢が多様で、自分の人生を自分で決めてよい権利を保有している時代はないといえます。

—良い時代になってきたということでしょうか。

水野:ところが、皆が待ち望んだ社会にもかかわらず、多くの人が苦しむ社会にもなりました。なぜでしょう?それは、自分自身の人生を自分で描き、自分自身でマネジメントをする方法をまだまだ知らない人が多いからです。

自分自身の感情と行動をマネジメントしながら、幸せな人生を最大限追求する方法。それが「セルフマネジメント3.0」

—セルフマネジメントを知らないと、どうなるのでしょう?

水野:端的に言うと人生が不幸になります。「幸せになれない人が増え、日本、いや世界の未来が暗くなってしまう」ということなんです。

正解や成功、幸せがわからない世界で、自分自身を内側から成功や幸せを定義し、感情と行動をマネジメントしながら幸せな人生を最大限追求する方法、それが現在に必要とされるセルフマネジメントです。

—セルフマネジメント自体は、以前からあったと思いますが。

水野:以前からもありましたが、変化もしてきています。1900年から1990年の「答え」がある時代では、時間管理やタスクを処理するという組織の要求に対して行動する反応型の管理手法でした。

1990年から2020年の「答えがない」不安定な時代に入ると、自分の目標や価値観を基にしながら組織の要求にも対応できるアクティブな管理が出来るようになりました。

そして今、正解や成功、幸せがわからない世界で、自分自身を内側から成功や幸せを定義し、感情と行動をマネジメントしながら幸せな人生を最大限追求する方法、それがセルフマネジメント3.0なのです。

冒頭の情熱の存在意義の中で述べている「セルフマネジメントが当たり前の社会」は、この3.0が実現できている状態を言っています。

ーセルフマネジメント時代の到来に対応するには、何が必要なのでしょう?

水野:まず3つの土台が必要です。1つ目は、個人のMVVです。MはMISSION(役割)、VはVISON(展望)、VはVALUES(価値)をしっかりと持つこと。2つ目はエモーショナルマネジメント、つまり自分自身の心の状態、感情を自分でマネジメントすることです。

そして3つ目が、G(目標設定)×PDCA。明確な目標を設定し、緻密な戦略を立て、それに対してPDCAを回し続けることで、成果、行動はマネジメントすることができます。

ー「情熱マネジメント®」ですね。

水野:そうです。その3つを土台として、自分にとっての成功や大切にする価値観を元に感情をマネジメントしながら生活する方法が必要です。

自身の在り方・目標設定・計画・実行・改善を通して自分の人生をマネジメントするセルフマネジメント3.0を提供していくこと、それがセルフマネジメント時代の到来に対応する情熱の存在意義なのです。

個人と組織の関係が変化する中、情熱がセルフマネジメント時代の解決策となる方法を提供していく!

ー組織の中でのセルフマネジメント3.0とは?

水野:個人の個の部分は押さえられ、組織で生きた時代から、現在は組織と対等、もしくは個人が強くなってきた時代へと変化しています。また、時代の変化により上司と部下の関係や仕事の仕方が変わってきました。

組織が成果を出すためには、社員1人1人が時代の変化に対応しながら成果を出す必要がある。それを解決するのが「セルフマネジメント3.0」と言えます。

ー改めてお聞きします。セルフマネジメント3.0、なぜこれを今後のビジョンに掲げたのですか?

水野:自分自身の人生を自分でマネジメントすることが求められ、それこそが自分の人生を豊かにする手段のはずです。

ところが、そこに気づいていなかったり向き合っていない人ばかりの世の中で、外側の世界にばかり目を向き合うのではなく、内側にある己と向き合い、己の成功と幸せを定義して活きる人を増やすことが、日本と世界に必要だと確信したからです。

そして、情熱がセルフマネジメント時代の解決策となる方法を提供していくのです。

多くの分野でセルフマネジメントと言えば「情熱」!と言われる状態を10年で成し遂げる

ーよくわかりました。では、足元の事業はどのような展開をしていきますか?

水野:大きく3つあります。1つ目は、現在の事業の強化です。情熱の成長エンジンである研修事業を、大手企業に当たり前に提供していくことができる仕組みを構築します。

2つ目は本を出すことです。10万部を本気で狙える本を出版し、知名度が広がりはじめている状態を目指します。

3つ目は新規事業を行うことです。具体的には、講師育成、経営者コミュニティ、オンラインリーダー塾の事業を展開していきます。

ー5年後10年後、情熱はどのようになりたいですか?

水野:組織の中でのセルフマネジメント、人生の中でのセルフマネジメント、社会の中でのセルフマネジメントなど多くの分野でセルフマネジメントと言えば「情熱」と言われる状態を10年で成し遂げています。

そのために発売した本が累計100万部は超えており、セミナーをすれば多くの人が集まる知名度と影響力をどんどん身に着けていきます。

その先の2040年も、具体的に目指す姿がたくさんありますよ。

100年後には自分自身をマネジメントするのはあたり前の世界であり、その代表的なフレームのいくつかを情熱が作っていると共に、その分野の産業では世界でもトップランカーの位置にいる状態へ、それが究極の情熱ビジョンです。

ー ビジョンが大きすぎないですか?

水野:情熱が描く理想は、現状と距離が果てしなければ果てしないほどいいんです!現状からぶっ飛んでいればいるほど、いい伸びしろなんですよ。

一方、組織のビジョンとして完成度をアップしたり、しっくりくる度をアップするには、何回でも確認や改善が必要なので、情熱の社員全員としつこいぐらいに確認しながらやっていきますよ。

すごくざっくりだけど、“いいヤツ” と一緒に情熱の仕事をしたい!

ー情熱では、どんな社員と一緒に働きたいですか?

水野:情熱のミッションや想いに共感した人、仕事に対して希望を持ち、頑張りたいと思っている人と働きたいですね。まだわからないことがたくさんある中でも「働くなら、大きなことにチャレンジしたい」「自分を成長させたい」と思っている人。一緒に過ごす時間の中で、仕事に情熱を燃やす種を植えられるんじゃないかなと。

いろいろな人材を見てきましたが、入社後に活躍するかしないかを、見極めることは難しい。だからこそ、最終判断において“いいヤツ”であることは、とても重要です。すごくざっくりとした言い方ですけどね。

ー情熱では、新入社員研修は何を大事にしていますか?

水野:それは金谷さんの大得意分野ですよね(笑)。情熱の研修って、気合や根性論のイメージと思われがちなのですが、科学的な学習プロセスをベースに、「わかる」から「できる」へ、さらに「教えられる」ようになるまで理解を深めてもらい、 教えて終わりではなく、受講生の行動変容を行うことを目的としたプログラムを提供しています。

新人研修だけではありませんが、「やりっぱなしで終わり」 でなく 「行動を定着させる」ことが大切です。「研修の中で学んだ知識やスキルを仕事の現場で実践し」、「成果を出すことができ」、かつ「その効果が持続する」ことを研修転移と言います。この研修転移を阻害する要因を取り除き、効果を高めるため2回以上に分けて行うことをお勧めしています。

はまっていることは学ぶこと。7つの習慣で学んできたことを情熱は超えていく!

ー最後に、プライベートでも仕事関連で、最近はまっていることを教えてください。

水野:キャンプ、サウナ、ジョギング。あとは、最近は仏教を学ぶこと、本質的な自己啓発を学ぶことですね。

そうそう自己啓発で思い出しました。自己啓発本として有名な7つの習慣はご存知ですよね。情熱が目指しているところは、「7つの習慣を超えるマネジメントスタイルとして、日本から世界へセルフマネジメント3.0を提供する」ことなんです。

ー最後の締めは、やはりセルフマネジメントでしたね。本日は、ありがとうございました!





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