目次
・お話
・新卒の就職活動のお話
・設備工事会社で働きつつ転職しようとしたお話
・業界に迷いがなかった話とそれだけやる意味があり今やるべきお話
・この会社の環境のお話
・まとめのお話
お話
こんにちは。
2021年4月1日から株式会社グローバに入社した廣島(ヒロシマ)です。出身は千葉です。
経歴
2019年3月中央大学卒業
2019年4月設備工事会社入社
2021年3月設備工事会社退社
2021年4月株式会社グローバ入社
グローバでは新規事業である無料施工管理アプリ「クラフタ」のカスタマーサクセスを担当しています。
「クラフタ」のカスタマーサクセスを通して、仕事で充実した日々を過ごせていることがとても嬉しいです。また、平日があっという間に過ぎ去るほど多くのことを経験でき、恵まれているなと感じます。
入社して2ヶ月が経ったタイミングで、入社エントリを書くことになりました。
なぜ私がこの業界にチャレンジしたかったのか。
次からのお話でご説明します。
新卒の就職活動のお話
全力でバイトをして、旅行や遊びにいくことが生き甲斐という典型的な学生生活を送っていました。今思い出しても本当に楽しかったなと思っています。典型的でない点と言ったら、往復4時間かけて通学をしていたという点でしょうか…。
新卒の時の就職活動では、当初不動産業界と鉄道業界を中心に見ていました。育った街に新しく駅ができ、大規模開発されていく過程をみて興味を持ったことがきっかけでした。
その中でもこの2つに共通するのはなんだろう?と考えた時に、建設業界に興味を持ちました。大学を卒業し、新卒で設備工事会社に就職しました。
設備工事会社で働きつつ転職しようとしたお話
設備工事会社では、新築の戸建て〜大規模マンションまで様々な規模のガス工事を行う部署にいました。具体的には、工事をするにあたり必要な書類や許可証の用意、新築工事現場の監督さんと日程調整を行ったりなど。
その仕事をしている中で、非効率なやり取りを日常的にしていることが多いように思いました。例えば、業界ならではですが電話や紙で情報を共有していることなど。その状態に染まってしまいながらも、社内で業務改善ができないかと日々考えていました。
ですが、社内だけで業務改善できたとしても、社外協力会社や職人さんを巻き込んで改善していかないと意味がありません。社外協力会社や職人さんは、決まった元請け業者だけでなく色々な業者と普段から付き合いがあります。要するに、社外協力会社や職人さんは、元請けの為に新しい業務の仕方を元請けごとに覚えなくてはならないのです。
このことから、業界全体が業務改善する動きにならないと、社内の業務改善に至らないと思いました。
ここ最近は、建設業界もIT化が進み情報のやり取りを効率化する動きが出てきています。しかし進んでいるのは、大手ゼネコンやハウスメーカーの管理者レベルです。全国各地にある工務店や個人事業主、そして職人さんレベルまで進んでいないことはわかっていました。
この業界構造を変えたい。
そんな気持ちを抱くようになり、転職活動に踏み切りました。
『建築DXを行っている会社。』
業界に迷いがなかった話とそれだけやる意味があり今やるべきお話
転職するにあたり、周りの人に相談しました。
みんな口を揃えて「まだ2年目だし早くない?もう少し今の会社で経験してからの方がいいよ」と言います。
そういう人の気持ちもとても分かるのですが、どう考えても私の転職タイミングは今しかなかったのです。
理由は2点あります。
①建設業界に業務改善の動きが見られるのが今からだという話
先述で、全国各地にある工務店や職人さんまで業務改善が進んでいないお話をしました。例え数年後に建築DXに関わり始めたところで、絶対遅いだろうと思いました。
なぜなら、施工管理アプリの広告をよく目にするようになったタイミングが最近で、今から様々なアプリが出てきて広がっていくと思ったからです。
今だからこそやる意義があると思ったし、動きが既に出ているところに入っていくのも何か違う気がしていました。
②20代のうちに「こんな仕事をした!」という何かが欲しかった
前職の仕事を続けているだけでは、私が問題認識していることの解決は難しいですし、理想としている業界になっていかないと思いました。設備工事会社での経験を生かし、巨大市場である建築業界全体のIT化に今挑戦できるという絶好のタイミングを逃したくないと思いました。
また自分自身にもっと力をつけたいという思いもあり、様々な業務を経験できる場所に身をおいて頑張っていきたい気持ちが大きかったです。
その先に、自分が「こんな仕事をした!」と胸を張って言える何かが手に入れられたら良いなという思いがありました。
理由として、人生の中で自分が思うように仕事に重きを置くことができる時間は20代のうちかなと思っています。もちろん30代以降も仕事をしていくつもりですが、成長角度と伸びしろを考えると今のうちにレベルアップを始めないといけない、と確信しました。
この会社の環境の話
ここまで色々な話をしてきましたが、転職先としてグローバを選んだ理由は3点あります。
①『クラフタ』が地元の工務店や個人事業主として建築業に関わる人をターゲットにしているから
大手ゼネコンやハウスメーカー向けの施工管理ツールは広まっていますし、社内での業務改善が進んできていると思います。ただ、わたしは、職人さんまでツールが浸透した業務改善が行われないと意味がないと思っています。
その中で『クラフタ』は職人さん目線で作っているツール、というしっかりとした軸があるなと思っています。ここに共感したことで、グローバに入社して『クラフタ』を使ってくれる職人さんを増やしていきたいなと思いました。
お問い合わせを頂く方の中心は、社員数が1-20人程度の工務店の施工管理をしている方です。みんな口を揃えて「ツールを導入しても職人さんが使ってくれるかが心配」と仰います。
工務店の方々が心配に思われる理由をあげますと
1.面倒に思ってアプリをダウンロードしてくれないのではないか。
2.ITリテラシーの低い方が多く、つかいこなせないのではないか。
主にこの2点が多いです。その心配を解消すべく、職人さんが使ってくれるように私たちが導くことが重要です。
そのために工務店と職人さんの双方にとって便利になる点を伝えていくことが大切で、共通のプラットフォームが『クラフタ』になるように業務推進しています。
②サービスも組織もこれから作っていけるから
『クラフタ』はリリースして4ヶ月で約250社が導入し、そこから多くの職人さんにも派生しています。職人さんにも日常的に使って頂くために、フォローやアプローチのやり方を日々試行錯誤しています。
失敗をする事もありますが、それを活かして次に繋げていくにはどうすればいいのか、自分で考えていける環境です。簡単にアドバイスはもらえません。自分なりに仮説を立て検証し、それを基に上司に報告してチャレンジしていきます。私にとって、本当に有難い環境です。
『クラフタ』を使って成功する企業や職人さんを増やすには、やり方もしっかり作っていかないとならないです。そのためには、私がしっかり成長していくことが大切だと思っています。
自分の成長とサービスの成長が比例していくイメージです。やるべき事はたくさんありますが、一歩一歩積み上げて微力ながら組織を作っています。
③面接時に代表小河さんとCSマネージャーの佐藤さんとお話をしてグローバに惹かれた
※写真:小河さん
面接時にもここまで述べてきた、建築DXに関わりたいと思った理由や動機をお話させて頂きました。私が考えている、職人さんレベルで建築業界のIT化を目指していきたいという思いが一致しており、グローバに入社をさせていただきました。
グローバに惹かれた理由が具体的にあります。代表やCSマネージャーは建築業界出身ではなく、人材系やコンサルタント出身の方です。
私の何万倍も社会人経験のある方から、面接時に「『クラフタ』は建築版のLINEを目指している」という言葉を聞きました。LINEのように、職人さんレベルで建築業界のIT化を本気で広げたいという意志を感じました。
グローバのこのメンバーとなら、自分の実現したい事を行いながら、社会人としてさらにレベルアップできる。まさに一石二鳥の環境だと思いました。
建築業界出身でなくても、建築業界を変えていくことの意義があると感じているメンバー。
その環境に、私の知見が少しでも役立てられたら最高です。
まとめのお話
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
長くなりましたが、私が伝えたいのはこの2点になります。
①これからの時代は、建築業界で現場の職人さんレベルで業務改善が行われていきます。『クラフタ』というツールを使って成功へ導く仕事を、今から行うことにとてもやり甲斐が感じられると思います。
②『クラフタ』というサービスの成長の為には、個々のレベルアップが必須だと思っています。逆に言うと、クラフタのカスタマーサクセスとして成長していければ、サービスが職人さんレベルで定着していきます。日々試行錯誤しながらも、目に見える成長を感じられる環境です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
株式会社グローバでは一緒に働く仲間を募集しています