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【社員インタビューVol.4】海外展開を見据える法人営業部長が語る、これまでとこれから。

こんにちは!!ファイブニーズ広報の千木良です。
今回は、第4回目の社員インタビューをお届けします!

お話を伺ったのは、ファイブニーズで誰よりもバリバリ働くスーパーウーマン、松村 愛さん。
現在は法人営業部の部長を務めています。

前職までグローバルに活躍されてきた松村さんに、ファイブニーズとの出会いや仕事に対する思いなど、存分に話していただきました!

🔸タイで店舗立ち上げ、香港で法人設立を経験

──まずは、松村さんが手がけるお仕事の内容を教えてください!

私が所属する法人営業部のメインの業務は、新規の販路開拓です。当社が買い取ったお酒を通販サイトなどで販売すると、各サイトごとに手数料が掛かるので、当社が直接やりとりできる販売先を増やしていくことは会社全体の利益改善につながるのです。

また、お酒の販売先が確保できていると、バイヤーも積極的に買取できるようになります。そうして、買取と販売の回転を速めていくのが役目ですね。

──ファイブニーズの成長スピードを上げるために、無くてはならないお仕事なんですね。松村さんがファイブニーズに入社されたのは2016年だそうですが、それまではどんなお仕事に就いていたんですか?

最初は、ジュエリー職人として働いていました。

中学生の頃からジュエリーの製作やデザインに興味があって、工芸高校と宝石の専門学校で加工の技術やデザインを学んだんです。そして卒業後、地元の香川にある宝石・ジュエリーショップを運営する会社に就職しました。

──職人だったとは、意外な経歴ですね!その会社には何年勤められたのでしょう。

約8年ですね。入社して7年ほど経った頃、タイに店舗を出店しようという計画が持ち上がって、それを手伝うためにしばらくタイにいたんです。そして帰国後もその会社でしばらく働いていたんですが、たまたま「工房をつくりたい」という他のジュエリーショップから声がかかり、転職することにしました。

転職後のショップでも、工房を立ち上げてジュエリー製造を続けていました。それが、2年ほど経った時、手をケガしてしまって。ジュエリーをつくるのが難しくなってしまい、やむを得ず仕事を変えることにしたんです。今思えば、あれが初めて味わった挫折でしたね。

──すると、それからはジュエリー職人以外の仕事に就かざるを得なくなったと。

はい。でも、やはり宝石が好きだったので、当時は宝石の鑑定士を目指そうと思いました。ただ、鑑定士の資格を取るには学校に通わないといけなくて、莫大な費用が掛かるんです。そこで、費用を貯めるためにアルバイトを始めました。

その時に働いたのが、金・プラチナやブランド品などを扱う買取店だったんです。

──そこでついに買取業に出会ったんですね。

そうですね。買取店で働き始めてしばらく経った頃、海外に店舗を出すことになって、私が海外での店舗立ち上げに携わった経験があったことから、当時の会社の社長に「挑戦してみないか」と打診をいただいたんです。それを機に正社員雇用に切り替え、2013年に単身で香港へ行きました。

──香港ではどんな経験をされたんですか?

現地法人と店舗の立ち上げです。出店場所は事前に社長が探してくださっていたのですが、他は店舗の工事やスタッフの募集も全部自分で行いました。知り合いもいないので、日本語が通じる業者を見つけて、そのツテをたどって…という感じですね。

それと、店舗をオープンしてからは運営にも尽力しました。香港では買取よりも販売がメインで、最初はショッピングモール内に出店したのですが、香港は地代が非常に高いので、途中でモール内の催事場に出店する方向に切り替えました。毎週末、どこかしらの催事場を抑えて、アルバイトスタッフを中心に販売に注力したんです。

──めまぐるしい日々を過ごしていたんですね。

ええ。ただ、多忙のせいか疲れがたまって、2年ほど経った頃に病気になってしまって。重症ではなかったものの安静にしている必要がありましたから、香港にあったグループ会社に事業を譲渡して、私は大阪にある本社に帰ることになったんです。

そして帰国後、当時在籍していた会社で新たにBtoBの酒買取事業を立ち上げることになりました。私含め、社内にお酒の知識がある人はいなかったですし、本当に一から勉強して、価格表を作って…という地道なスタートでしたね。それを1年くらい手がけて、ファイブニーズに転職したという流れです。

──海外展開や新規事業にも携わり、充実した日々を過ごされていた中で、なぜ転職しようと思われたんですか?

当時、事業を軌道に乗せるために、通常の業務に加えてお酒の買取セミナーを開いて講師を務めたり、そのセミナーを通じて法人営業に尽力したりしていたんです。そうして色々な策を講じているうちに、売上が好調になり、その事業が軌道に乗りました。その時、すごく達成感を覚えたんですよね。ここでやれることはやりきったから、新しい場所で新しい挑戦をしようと思ったんです。

🔸お酒で世界中の人と人をつなぐために

──その中で、ファイブニーズを選ばれた理由は何だったんでしょう。

前職で酒買取をしていた頃から、至るところで同業の「ファイブニーズ」の名前は目にしていました。それで純粋に、「何でこの会社はこんなに伸びているんだろう?」と気になってはいたんです。

そうした中でたまたま採用情報を見て、ここに行けばきっとキャリアアップできる、と感じて応募しました。そして面接で話を聞くうちに、ファイブニーズの理念とビジョンが自分の中の夢ともリンクするところがあって、「ここしかない」と思ったんです

──松村さんの“夢”とは?

海外で、小さくてもいいので飲み屋を開くことですね。

実は、以前タイで店舗立ち上げをしていた頃、隣国のマレーシアに訪れた際にトラブルに巻き込まれ、大げさではなく死にそうな目に遭ったことがあって。その時にアメリカ人の弁護士が助けてくれて、あるバーに連れて行ってくれたんですが、そのバーが、これまで見たことがないくらい多人種・多宗教の人が集まるお店だったんです。

ちょうどイラク戦争が起こって世界情勢が揺れていた時期でしたし、連れて行ってくれた弁護士も国際テロ関連の業務に携わっていた方でしたが、そんなの関係なく、アメリカもイスラムもユダヤもアジアもヨーロッパも、いろんな人種や宗教が入り混じって、みんなで楽しくお酒を酌み交わしていて──。その状況にすごく感動して、いつか自分もこんなお店を開きたい、と強く思いました。

──すごく素敵なエピソードです・・・!そのお酒の場では、人種や宗教の壁なんて取り払われていたんですね。

そうなんです。ファイブニーズは海外展開のビジョンを描いていますし、「お酒で人と人をつなぐ」「お酒で人を幸せにする」というテーマも打ち出していて、それが私の考える理想のお酒のイメージとマッチして。何より、面接で社長と話した時、「この人は本気だな」と感じたんです。きっと、この社長に付いていったら間違いないと思い、入社を決めました。

──いざ入社してからは、どんな仕事をされていたんですか?

私はお酒買取専門店の大阪心斎橋店で採用されたので、最初は大阪でバイヤーを務めていました。「まずはトップバイヤーになろう」という気持ちで頑張り、8ヶ月後には大阪の支店長になって。その後、1年経たないくらいで錦糸町に異動し、錦糸町本店の店長と酒買取事業部の部長を兼務することになりました。そして、今期(9期)から現在の法人営業部が立ち上がり、部長に就任したんです。

──重要ポストを歴任されてきたんですね。では、松村さんの仕事におけるモットーは何でしょう?

「やりきる」ことですね。

ジュエリーづくりは最初から最後まで職人が一人で担当するので、製作途中で何があろうが、基本的には誰も助けてくれません。そのことを職人時代に叩き込まれていたので、自分で始めた仕事は、責任をもって「やりきる」ことをモットーにしています。

とはいえ、前職で事業を軌道に乗せたときには「やりきった」という感覚がありましたが、それ以前はなかなか自分で納得のいくところまでやりきれなかったことが多くて…。ケガとか病気とか、何かしら中断せざるを得ない状況に追い込まれてしまってたんですよね。それがとにかく悔しくて。だから、どこが本当のゴールなのかははっきりとは分からないけれど、決めたことはやりきりたいんです。

──なるほど。たとえ途中で辛いことがあっても、やり遂げることができたらきっと報われるものでしょうしね。松村さんは、憧れの人や目指す人物像などはあるのでしょうか?

2人いまして、一人は「ニルヴァーナ」のカート・コバーン。彼は27歳の若さで亡くなりましたが、その短い生涯を全力で駆け抜けた姿に感銘を受けました。

もう一人はマレーシアで私を助けてくれた恩人である、アメリカ人の弁護士。見ず知らずの日本人の女性に手を差し伸べてくれて、本当に親切に接してくれて。彼と出会えたから、私は今ここにいるんです。

私もそんな風に、ロックスターであれ、弁護士であれ、人の人生にきっかけや影響を与えられる存在になりたいですね。

🔸選択は、影響を受けても流されないことが大事

──松村さんにとって、ファイブニーズの魅力はどんなところだと思いますか?

「自己実現の追求」が企業理念に掲げられているように、社長が、「社員が成長しないと会社は大きくならない」と何よりも強く思っているところですね。

本来、自己実現の追求って、経営を考えたらすごくリスクが高いことだと思うんです。だって、社員が各々の夢をかなえようと思ったら、独立したりして、みんな会社からいなくなってしまいますから。社員にとにかく長く勤めてもらうには、本当は自己実現されないほうがいいんですよ。

でも、社長はそうではないと考えていて。もちろん、会社に長くいてほしいという気持ちはあると思いますが、一番は「自分の人生としっかり向き合ってほしい」ということを社員みんなに伝えて、促してくれているんです。その意味で、どこよりも社員のことを真剣に考えてくれている会社だな、と感じます。

──確かに、全員が自己実現の目標を考えて、そのために真剣に仕事に向き合っているので、会社全体の熱量も高いですよね。では、松村さんご自身の思い描く自己実現のためのビジョンを教えてください!

先ほどお伝えした夢を実現するためにも、まずは会社に海外事業部を立ち上げることを目指しています。そして、事業部の立ち上げに伴い、海外に移住すること。そうしてグローバルにビジネスを展開する規模にまで、ファイブニーズを成長させたいですね

現在手がけている販路開拓の先に海外展開につながる道があると思うので、夢に一歩近づくためにも、まずは今の業務にますます注力していきます。

──最後に、求職中の方にメッセージをお願いします!

いい意味で人に影響を受けてほしいですが、流されてほしくはないですね。

影響を受けるのはインプット。対して、流されるのはインプットされていない状態のことだと思います。影響を受けると自分の中にいろいろなものが構築されていきますが、流されて行きついた先は自分の思い描いた場所ではないはず。そうなると時間の無駄ですから、仕事や人生を決めるとき、影響を受けているのか、流されているのかは見誤らないでもらいたいです。

特にWantedlyは、「カジュアル面談」という気軽に会社のことを知れる機会があります。それを活用してぜひ色々な会社の話を聞いて、本当に自分に合った──「ここだったら自分を生かせる」という会社をしっかり見つけてもらえたら、きっとより良い選択ができると思います。

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