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前職では新卒研修講師と新入社員の師弟関係。エンジニアの近藤と長友が語る、アソビューを通じて変わっていった仲間意識と変わらぬ信頼。

2022年に入社したエンターテインメントPF開発部の長友宏仁と2023年に入社したマーケットプレイス開発部リーダー近藤悟史は前職のSESで一緒。長友が新卒入社時に研修講師として技術指導をしていたのが近藤だったそうです。
2人の長い関係から、アソビューに入社して以降変わった意識や変わらなかったものについて聞いていきます。

「長友くんは人があんまり気にしない、深いところまで質問攻めをしてくる新人でした笑。」(近藤)

前職では研修講師を担う近藤の元に、新入社員として長友が入社してきたことが二人の接点だったという。当時を振り返ると、新入社員の長友からの相次ぐ質問攻めを優しく受けとめる近藤の姿が見えてきた。

>近藤
もともと高校卒業後は就職したんですが、技術系の専門学校に入り直してエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
その後前職にあたるSESで客先常駐型で開発を請負、1200人の組織を5名で束ねるグループリーダーと新入社員の技術指導を行う研修講師を兼任していました。
そのときに新卒社員として入社してきた長友くんに会ったのが最初ですね。
>長友
僕はもともと文系で、社会学を専攻していました。社会問題に対して構造やフレームワークで解決していくプロセスが面白くて、社会にでても個人の力でどうにかする、というよりは組織の仕組みを用いて解決していきたいと考え、エンジニアを志しました。
>近藤 長友くんの同期の代のメンバーはほんとにやんちゃで笑。同期みんなで飲み会オールしてから研修きました、みたいなことを僕に言ってくるんですよ。大丈夫か〜って思ったのを覚えています。 そんなやんちゃな新卒メンバーだったのですが、長友くんは特に、質問が鋭いというか深いというか。他の人が気に留めず、そういうものかとある程度納得する部分であっても、「これはどういう仕組みなんですか?」と質問が度々上がるような人でした。 僕自身がその答えを持っていないようなときもあったりしたので「一緒にやってみようか!」と実際に試したりすることもありました。
>長友
研修期間中はずっと一番前の席で近藤さんに一番近いところで、質問攻めにしていました。でもそれを、全部受け止めてくれる優しさが近藤さんにはあったんですよ。だから僕も安心して聞きまくってましたね笑。

研修後は同じクライアント先に常駐しながらも、担当領域もビルフロアも違ったため直接業務で関わることはなかったといいます。しかし時々食事を交わしたり、DMでやりとりをするなど、継続的に接点を取り続けていたといいます。

「積み上げたいキャリアの方向性にシンパシーを感じて転職しました」(長友)

長友のアソビューへの入社のきっかけについては、ふとしたときに転職サービス上の職務経歴書を更新したタイミングだったという。

>長友
バックエンドの開発手法のDDD(ドメイン駆動設計)に関心があって、定期的に職務経歴書をブラッシュアップしていたタイミングでアソビューから面談のオファーをいただいたのがきっかけでした。「あれ、アソビューってみたことあるぞ。この前西武園ゆうえんちに行ったときに使ったサービスだ!」ってなって、カジュアル面談からスタートしたのですが、とんとん拍子に話が進んだのを覚えています。
面談を進めるうちに、当時の自分が描くキャリアの延長線上にアソビューの環境はあるなと思って、思い切って転職をしました。
入社してからは一貫して座席指定プロジェクトを担当しています。メインの機能や画面構成など多くに僕が関わったところがあって、愛着があります。これまでに経験があったわけではなかったので本を読んだり調べたりしながら進めてきたのでそう言った意味でも思い入れが強いです。

「優秀なエンジニアに育てたら、去っていっちゃうんです」(近藤)

転職のきっかけを近藤に聞くと、SES、マネジメントならではの悩みが上がってきた。

>近藤
研修で育てた、長友くんみたいな優秀なエンジニアがどんどん去っていっちゃうんですよね。それをグループリーダーを持ってしても会社の仕組みや組織風土を変えることができなかった。
僕はもともとはみんなでわいわいと楽しみながらものづくりがしたいんです。それをモチベーションに、前職では一応肩書き上はだいぶ上にいたので、楽しみながら開発できる環境を仕組みを作っていきたいと思って経営にも直談判していたのですがなかなか会社が変わらなくて。このまま育てては辞めていきを繰り返していくのもなと思い、転職することは視野に入れていました。
先に転職していったメンバーが、うちにきませんかと誘ってくれたりもしたんですが、なんとなくピンとこなくて。
そんなときに長友くんも転職していっちゃったんですよね。話を聞いてみたらアソビューにいると。子供がいて、お出かけの時はいかにお得に行けるかが最重要で、よくアソビューを利用していたんです。そこで関心が沸いて長友くんに繋いでもらいました。カジュアル面談後は僕の方もあれよあれよととんとん拍子に進んでいき入社しました。
入社してから現在まではいろんなプロジェクトに携わってきたんですが、入社直後に取り組んだのがステージング環境をもう1つ作ること。あれは、誰に聞いても無茶振りでしたよね〜って言われます笑。
インフラに詳しいわけではなかったので、僕の場合は業務委託で関わってるエンジニアの方を質問攻めにして聞きながら開発していきました。
その他にも期日は納期がすでに迫っている案件を短期間のスパンで開発してきました。

「アソビューの結束って、価値を届けたい相手に対してみんなが同じ方向向いてるからなんですよね」(長友)

客先常駐型から自社サービス開発に様式を変えた二人が、ともに共感するのはサービスに対する愛と責任だった。

>長友
客先常駐から自社のサービスに変わって、愛着や思い入れ、当事者意識の変化に気づきました。
これまでは決められた範囲の中を開発する役割だったため、クライアント先から開示される情報に制限があります。制限されているからこそ、質問をするにもコミュニケーションのルートを経ないといけなかったりして遠回りをしている感覚がありました。
アソビューに入社してからは0次情報が取りに行けるし、何よりも開発に関わったサービスを利用者として手に取ることができる時はテンションがあがります。
>近藤
アソビューに入社してから責任感がより一層増したと思います。使う人あってのサービスだから、ゲストに迷惑をかけないようにっていうのを第一に考えています。
これは、僕だけやエンジニアだけでなくて、会社全体がそういう意識を持ってるんじゃないかと思っています。
図らずもincidentがおこっていしまった時、エンジニアだけじゃなくて、他の部署からも「私の端末ではこうでした!」とかいろんな部署からわーっと集まってくるんですよね。ああ言う光景って前職ではまず無くて、一人一人の責任感の賜物なんだなって思います。
>長友
自部署だけじゃなくてエンジニア以外の他の部署が協力的なのには僕も驚きました。皆が同じ1つの方向を向いているからなんですよね。

「会社にいる同僚というよりも、会社関係なく続く関係性なんですかね」(長友)


前職では講師と受講社員というある種師弟関係だった二人だが、アソビューに入社してから徐々にその関係に変化がある部分と、変わらない部分があるという。

>近藤
僕が入社してからも前職同様に業務で直接長友くんと関わることはないですが、前職の教える側と教わる側という関係から、仲間の意識が強くなったように思います。
>長友
前よりも会社の事を話すことが増えましたよね。師弟関係から信頼関係に変わっていった感じがします。僕が個人的に仲が良いメンバーが近藤さんにチームにいたりするので、よく日常的に近藤さんの話を聞くことがあって以前よりも身近に感じます。本人には伝わってないですけど笑。

同じ会社の師弟から始まった近藤と長友の関係は、自社サービスへの愛と責任を共通に、会社の枠を超えてこれからも続いていくだろう。

撮影:加藤源也



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