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見えている景色が違う。

先日、6歳の娘に「パパ。ハゲない方が良いと思うよ。頑張って!」と謎の応援を受けました。萩原です。女子力高めの娘は、パパのファッションにも、すごくうるさいです。ネクタイはこの色が良いとか、昨日と同じ色のズボンじゃダメだとか。娘はパパがどんな仕事しているのかよくわからないけど、人前で話す事が多い事はわかっているようです。※今日のファッションは80点の評価でした。

今日は景色の話です。

子供と買い物に行くと、子供はすぐに飽きてしまいます。最初は「パパのお洋服は、私が選んであげるよ~」とか言ってますが、飽きて違うとこ行きたいとすぐに言い出します。あんなにファッションにうるさい娘でも、パパの洋服の買い物は飽きちゃうんです。これは景色の問題だそうです。大人向けの商品陳列は大人の視点に合わせて作られるので子供の目の高さだと商品が見えないんです。これがおもちゃ売り場だとどうでしょうか。娘が女の子向けの商品に興奮するのは当然ですが、2歳の弟の男の子向けのコーナーでも時間無制限でショッピングしています。また、ビジネス的な視点で考えると安全面の配慮も売り場によって変わってきますね。おもちゃコーナーは、子供の目の高さに角の尖った什器やS字フックなどを配置しないように工夫されたりしています。これは販売員(大人)が子供の目の高さに視点を下げる事で気づくことが出来ます。

実はこれ、マネジメントでも同じことが言えます。

仕事で何か難しい問題に直面した時に、上司や先輩社員に相談する事はありますよね?相談すると意外とあっさりと解決策を教えてくれたり、解決の糸口をアドバイスしてくれたりします。でも、実は相談するまで上司はその問題を知っていた(予測していた)けど、問題だと思っていなかった。なんてことがあります。なんで知っていたのに事前にアドバイスしてくれないの?と思うかもしれませんが、これは見えている景色が違うからです。上司や先輩からすると、その問題につまづくとは思ってもいないのです。

図にするとこんな感じ↓

ですから、管理職をしている人は「なんでこんな事にいつまでも悩んでいるんだ」とか、「そんなくだらない事に時間かけるなよ」とか思った事がある人は少なくないはず。そういう管理職は現場の視点が見えていないという事です。ですが、マネジメントの場合上司が部下の視点に立って物事を考えるというのはナンセンスです。なぜなら、上司にしか見えていない景色というのは、時間軸にも比例しています。

図にするとこんな感じ↓

上司が部下の目線に降りて課題を解決していくのは可能かもしれませんが、上司は上司にしか見えない大きな課題を常に先回りして解決しているのです。ですから、部下の身に起こる近い未来の問題はさほど難しい問題だと思っていません。じゃあ、部下はどうしたらいいのか?

答えは簡単です。現状抱えている課題を迅速かつ正確に上司に報告することです。だから報連相が大切なんです。当たり前の事ではありますが、なぜ報連相が大切かを知ると意識が変わりますよね。

そこで前回に引き続きオススメツールの紹介です。エン・ジャパンさんのサービスHRオンボードです。別にエン・ジャパンさんのサービスを紹介しても弊社へのメリットがあるわけじゃないんですが、導入コストも安いし、導入までの手間もほとんどかかりません。

『HR OnBoard(HR オンボード)』エン・ジャパンの"入社者の離職リスク可視化ツール
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https://on-board.io/

ちなみにですが、ぼくの部下の川平さんに「課題に直面した時に報連相はどうしているの?」と質問したら「萩原さんと一緒に仕事している感覚なので、課題に直面したと同時に報告してます。むしろこのままだと課題に直面しますかね?って聞いてます。」といっていました。だからぼくは部下からの報連相にフラストレーションを感じる事がないんですね。

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