6月20日はウィルゲートの創立記念日です。
本日、11回目の記念日を迎えたウィルゲートでは記念式典を開催しました。
式典では、3年、5年、10年の永年勤続の表彰を行います。あまり一般的ではないかもしれませんが、ウィルゲートはまだ11年目ということで「勤続3年」で表彰される制度があるのです。
まずは、代表の小島がこの11年の振り返りについて話しました。
「ウィルゲートは最初、代々木のマンションの一室で始まりました。お金もなく、経験もなく、何もない中、僕たちには気持ちしかなかった。だから、誰よりも気持ちを強くもって頑張らなくてはならない状況でした。いくらでも売上げが立てられない言い訳ができるような状況だったんですが、それでは前進できないので、言い訳だけはしないようにしていました。
その後、仲間が増えてこんなに大きな組織になったわけですが、今回は永年勤続で表彰される勤続3年、5年、10年のみなさんが入社した頃のウィルゲートについてお伝えしたいと思います。
10年前の2007年。ウィルゲート設立から間もなくの頃です。投資を受け、採用に全力投球していました。メンバーも5名から一気に18名まで増えました。以前、主軸事業だったSEO事業を開始したのもこの年の8月です。そして、僕らがウィルゲートショックと呼んでいる倒産危機があったのが翌年の2008年のことでした。
5年前の2012年の時には、5周年というのが感慨深くて小冊子を出したり、書籍を出版したりしました。ウィルゲートショックからも立ち直り、会社としても復活の兆しがあって、前半は順調だったんです。でも、後半はいろいろな苦しみが待ち構えていました。ただ、この時は自分がどうにかするしかなかったウィルゲートショックの頃とは違って、メンバー一人ひとりが頑張ってくれて乗り越えられたんです。「サグーワークス」など、苦しさの中から生まれたサービスもありました。
3年前、2014年。SEO中心となっている事業を変革しようとした年でした。いろいろな新規事業に乗り出しては撤退し、不安が募る1年でした。そんな中でも「暮らしニスタ」というメディアや、新しいサービスがいくつも芽生えた時期でもありました。
そして、今。いろいろと整ってきているし、これだけ素敵なオフィスがあり、実績も積み、スキルの高いメンバーもそろった恵まれた環境になりました。でも、忘れてはいけない気持ちもあると思います。それは、熱いベンチャースピリッツと成長スピードを上げていくということ。これまでを支えてくれた永年勤続のメンバーに感謝するとともに、これからの5年、10年もそれを忘れずに一緒に頑張ってもらいたいと思っています。」
社長のメッセージのあとは、専務取締役の吉岡より永年勤続の表彰がありました。
勤続3年、5年がそれぞれ15名、勤続10年は2名。合計32名の社員が表彰されました。
各勤続年数を代表し、1名ずつこれまでのウィルゲートの思い出について語りました。
吉岡からも
「ステークホルダーについて考えることが大切だと思っています。ウィルゲート設立当初は、会社の売り上げや人の成長しか見ていなかった。クライアントや社員にも家族がいるし、みんなの人生がかかっているということをしっかりと意識しなくてはいけないんです。
今後も、自分の人生をかけてウィルゲートに入ってくれる人たちを幸せにしていかなくてはいけないと改めて思っています。」
という話がありました。また、最後に小島と吉岡が固く握手し、抱き合うシーンもありました。
今後も5年、10年と成長していけるように、ウィルゲートではベンチャースピリッツを忘れず、熱い思いをもって事業に取り組みたいと考えております。