ウィルゲートで昨年10月に誕生したM&A仲介の新規事業「Willgate M&A」。
事業を運営するM&A支援チームで昨年度【「全社セールスMVP」】&【新卒社員の中から1人しか選ばれない「年間新人賞」】を獲得する活躍を見せているのが三橋裕太郎(@taro3284)です。
「入社した当初は、同期一の“ポンコツ”だった」と語る三橋。そんな“ポンコツ”だったという1年目から今に至るまで、一体どのような変化、成長があったのか。
事業の拡大、そして個人としての成長。役員・事業責任者直下で1年目から新規事業にチャレンジしてきたこの1年間について、話を聞きました。
三橋 裕太郎(みつはし ゆうたろう)
2019年に株式会社ウィルゲートに新卒入社。SEOコンサルティングを軸としたソリューション営業を経験した後、現在のM&A仲介事業を手がけるM&A支援チームへ異動。顧客対応業務を中心に、事業の基盤となる仕組みづくりなど数多くのプロジェクトを担当する。その活躍が認められ、入社9ヶ月で全社セールスMVP / 2019年年間新人賞を受賞。
SNSを活用した「プル型」の引き合いで、業界平均比2倍のスピードを実現
──最初に、M&A仲介事業を手がける「Willgate M&A」について教えてください。
「Willgate M&A」はIT・Web業界で事業を展開している企業を主な対象に、“完全成功報酬制”でM&Aの支援をしているサービスです。
9,100社以上の経営者ネットワークを生かし、幅広い業種のM&Aに対応しています。また既存事業では累計6,200社のWebマーケティング支援を通じ、多くの経営者様とも密な連携を図っています。
そのためコミュニケーションも早く、スピーディーに最適な買い手企業を見つけられるのが、「Willgate M&A」の強みです。
(2020年3月には、譲渡希望の企業・譲受希望の企業を合わせた利用社数が250社を突破した)
──具体的にどれくらいのスピード感?
平均成約期間は約4か月です(※2020年10月現在)。業界平均としては約半年〜1年と言われているので、その半分以下くらいですね。もちろん、案件によってその期間は異なってくるので一概には言えないところもありますが、最速1ヶ月半でM&Aが決まった案件もありました。
(▲ 事例記事はこちら)
──なぜスピード感が求められるのでしょうか?
会社様によって理由は様々ですが、事業の選択と集中を速やかに行うことで、自社の注力事業に専念したい、といったニーズをお持ちのお客様が多いですね。
実際に売り手様との面談の翌日に「買い手様探しに向けて動き始めました」とお伝えしたときに、「すごいスピード感ですね!感謝しています!」とウィルゲートのスピード感に驚かれたこともありました。
1年間の事業の変化と個人としての取り組み
──2019年10月からスタートした「Willgate M&A」。事業開始前のテストマーケティング期間も含めて約1年間、当初からメンバーとして事業の動きを間近に見てきたと思いますが、どのような変化があったのでしょうか。
1年間で顧客リストが充実したことによって、M&A成約のスピードも質もプラスに成長していきました。
社内体制(管理方法や人員など)が充実しただけでなく、価値提供の流れの仕組み化が進むなど、全体として組織の自立化が進んだと感じます。
たとえば「いつ」「どの段階で」「誰が」「何を」「どうやって」やるべきかを明確にしたことで、無駄なやり取りや作業が減り、工数の削減につながりました。
──以前にインタビューしたときに聞いた、事業にジョインした当初の話からすると、大きな変化ですね。そのような変化の中、三橋くん自身はどういった役割を担ってましたか?
フロント対応(事業の売り手様・買い手様の対応)を中心に取り組んできました。最初にお問い合わせを受けたところから最終契約に至るまでを一気通貫してサポートしています。
また、自分自身が面倒だと感じている作業があったときに「この作業は、組織としても時間を使っているんだろうな……ではどうしたら効率化できるか?」と考え、効率化のためのプロジェクトも推進しました。
「事業の成長に合わせて、自分の目線も上がっていった1年間だった」
──フロント対応だけでなく、事業部内でのプロジェクトも複数並行して推進されていたんですね。様々なことに1年間挑戦してきた中で感じる、三橋くん個人の中で大きな変化は?
事業の変化や成長に合わせて、自分の目線も上がっていった1年間だったなと。
新卒1年目にM&A仲介の事業に携わるようになってからの約半年間は、顧客対応で一杯一杯でした。初めて担当する業務だっただけに知識面でのインプットだけでなく、「やるべきことがきちんとできているのか」「お客さまに失礼がないか」と、考えることも多かったですね。目線の面で変わっていったのは、今年の1,2月ごろかなと。
──どういったことを意識するように?
「顧客折衝だけでなく、1年の後半では、組織としてどうしたらより売上をあげることができるんだろうか」
「どうしたらコストや工数を削減して事業運営をスムーズにできるんだろうか」
といったことを意識するようになりましたね。
──目線が上がっていったきっかけは?
そうですね…1つ大きいのは、後輩に吉川(@syoto65)が入ってきたことが大きいかもしれません。吉川は昨年の自分と同じように、今新卒1年目でM&A支援事業に携わっているメンバーの1人です。
これまではずっと、チーム内で自分が年齢も社会人歴も一番下でした。だから心のどこかで、「何かあったら誰かに助けてもらおう」という気持ちが、少しあったような気がします。ただ、吉川が入ってきて、自分がこれから先輩となって教えていくとなったときに「いつまでも教えてもらう立場のままじゃいけない」と思うようになりました。
あとは、「今まで教わってきたことをどうしたら事業の成長に還元できるだろうか」と考えるようになりましたね。
もちろん常に意識しなければならないことではあるのですが、「考えなきゃ」という義務感よりも、「考えたい」という純粋な気持ちが強かったです。そのような当時の気づきや考えが、その後の自分の原動力になっていったんじゃないかと思います。
個人視点から組織視点に。「ウィルゲートといえばM&A」の未来に向けて
──M&A仲介の事業の魅力とは、どのようなものでしょうか。
まずあげられるのは、新卒1年目から上場企業の社長や成長ベンチャー企業の経営者とのやり取りが多いことでしょうか。やはり1つの企業や事業のトップの方とお話しさせていただく中で、経営や数字の面など、様々な観点で勉強になることが多いです。
──この1年間で、お客様やチームメンバーなど、誰かに言われて印象的だったことは?
特に印象的だったのは、昨年度の年間新人賞を受賞したときに「Willgate M&A」のお客様から「新人賞、受賞されたんですね、おめでとうございます!」「さすがですね!」とたくさんのメッセージをいただいたことです。Facebook上でつながっているお客様も多く、「『新人賞』に選んでいただきました」と自分のFacebookで投稿した内容を見て、連絡やコメントをいただきました。
(▲ 実際の投稿内容 ※一部)
自分なりにではありますが、真摯にお客様との関係性を積み上げてきた一つの結果だと思い非常に嬉しかったですね。だって、もし仲が悪かったら連絡なんていただけないじゃないですか(笑)。だからこそ、そういった祝福のコメントをいただけたことがひとつ、嬉しかったですね。
──最後に、今後個人としての目標を教えてください。
「ウィルゲートといえば“SEO” 、“記事作成”」というイメージは強いと思います。それに加え、1年間取り組んできたこのM&A仲介の新規事業を、「ウィルゲートといえば“M&A”」と社内外から言ってもらえるよう大きくしていきたいです。
「1年前の自分に伝えられるなら何を伝えようか?」とこのインタビューにあたってふと考えたのですが、当時の自分に伝えるなら、「もっと広い視野を持て」です(笑)。あの頃はほんとに自分のことしか見えてなかったなと。
これは上司の聖也さん(M&A支援事業の部長の佐藤)から1on1でフィードバックをいただいて気づいたことでもあるのですが、ユニットへの価値貢献という視点から見ても、全然努力が足りていなかった。
だからこそ今でも、視野を広く持つ、影響力の輪を広げていく、ということを常に考えています。
目の前のお客様に丁寧に、そして真摯に向き合うことはもちろん前提とした上で、もう少し視野を広げて、「組織全体として大きな価値を生むにはどうしたらいいのか?」という視点で考え、その影響力の輪を広げながら、どんどん、組織として強くしていけるような人になりたいですね。
※三橋のTwitterアカウントはこちら
https://twitter.com/taro3284
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