ウィルゲートで営業を担当する赤井。7月に開催された2Qのキックオフ会議の表彰で全社MVPを受賞しました。
今回は、営業として6年目を迎えるにあたり、赤井のこれまでの変化や意識してきたことなどについてインタビューしました。
-赤井さんが今やっている業務について教えてください。
僕は今年で新卒6年目になるんですが、2年目の下期から記事作成サービス「サグーワークス」に関わっていて、3年目からはコンサルタント業務を担当しています。
具体的な仕事内容は、記事作成のためのキーワード戦略を練ったり、クライアントの状況に応じたコンテンツの提案をしたりといった“記事作成に特化したコンサルティング”ですね。サグーワークスを使って、お客様のweb集客の課題を解決しようと日々努力しています。
-7月に行われた第1Qの表彰では全社MVPを受賞されましたよね。おめでとうございます。
ありがとうございます。単月の売上目標に対して実績が1000%という成果が評価されたのだと思います。
ただ、今回のこの達成率の高さは、あるクライアントからの大型受注があったお陰なんですよね。3年以上お付き合いのあるクライアントで、今回の大型受注も、前任担当の方々がこれまで築いてきた信頼関係があってこその受注だったと感じています。なので、決して自分一人の成果ではないと考えています。
-大型案件を受注した時の気持ちを教えてください。
単純にうれしいという感情よりは、それだけの金額を預けてもらったのだから、期待にしっかりと応えなければという責任感の方が強かったです。
もちろん、受注金額によって対応が変わるわけではないのですが、より一層頑張らなくてはと気が引き締まる思いでした。
今回の受賞では、大型案件の受注したことが評価されたわけですが、実はそれってゴールではないんですよね。受注はむしろスタートで、納期通りに納品して、期待される以上の成果を出して、クライアントの課題を解決して、はじめてゴールといえると思っています。
-クライアントの期待を超えるというのは、どういったことでしょうか。
クライアントに依頼された記事を指示通りに正しく作って納品することが目的になっていた時期もありました。そのため、どうしてもクライアント主導になってしまい、営業・コンサルタントとしての付加価値が十分に出せていないと感じることもありました。
でも、クライアントは記事を作ることがゴールじゃないんです。記事を作ることで、web集客を増やしたいと考えているんですよね。
それに気づいてからは、クライアントの課題への解決策が記事を作ることなのか、それが最善の手段なのかを考え抜いてクライアントと向き合うようになりました。クライアントの課題解決を自らが主軸となって進めていく形です。
クライアントは多くの外注先の中から、ウィルゲートを選んでくれたんです。だから、何とかクライアントの課題解決をしていきたいし、役に立ちたいという気持ちしかありません。
クライアントの立場に立って一生懸命考え抜いて、やりたいと言われたことも、どのような目的のためにやるのか、できないものはできないとしっかりと伝え、クライアントに寄り添って、正しい方向に導けるようになりたいです。
そのためにも、“クライアントファースト”を意識しながら、直近にリリースした「TACT SEO(※自社開発のSEO分析ツール)」を活用して、型化できるところは型化を進めながら、自分の付加価値を高めるためにコンサルティングの領域を広げていこうと努力しています。
-他にも営業として常に意識しているようなことはありますか?
当たり前のことですが、「約束を守る」「クライアントの期待を超える」という2つを意識するようにしています。
できない約束はしない。逆に一度できると約束したことは必ずやる。これは、誰でもできることですが、いつも意識していることです。
そして、スキル面ではクライアントの期待を超えるために、クライアントの求めることをくみ取って、先回りした提案や準備ができるように努力しています。
こんな風に考えるようになったのは、普段の仕事では関わりのない役員の指導を受けるようになってからですね。
-どんなきっかけで、役員から指導を受けることになったのでしょうか。
自分なりに、何か新しい変化を起こせるようになりたい、と思い始めたことでしょうか。これまで、年次が上がるにつれて仕事の精度が上がってきていることは実感できていた一方で、同じ部署のメンバーと長い間、仕事をしていると、似たような思考になりやすく、今までとは違った新しい価値を発想していく、ということが難しいと感じていた時期がありました。
もちろん、現場を知っているメンバーだからこそ生み出せる価値に着目してブラッシュアップし続けることも大切だとは思います。しかし、その当時の私は、そういった価値だけではなく、全く別の新しい価値も生んでいけるような人財になりたいと考えるようになっていました。
その状況下で自分のキャリアを考えた時に、このままでいいのか?という焦りもあり、そんな時に人事担当者に「普段関わりのない中途社員から話を聞いてみたら?」というアドバイスをもらったんです。
先程、お話した営業での考え方は、そういった中で役員に教えてもらったことです。
-なるほど。キャリアという点では、今期から「兼チャレ(※)」制度を利用されていますよね。営業とは全く違う法務の兼任を志望したのは、どのような考えからですか?
これも環境を変えて新しいことにチャレンジしたい、純粋に面白そうだと感じて立候補してみました。
ウィルゲートには、こういうチャレンジできる制度があるのが本当にありがたいです。入社以来、営業一筋でやってきたので、1つのことを極めるだけではなく、他の業務や領域の経験や能力が掛け算のように自分の幅を広げると思っています。
営業でも契約や約款など、法務的な内容があるんですよね。著作権や薬機法、景表法など、記事作成でも、さまざまな法律が関わってくるので、こういった知識があると業務にも役に立つと思っています。そして、逆に法務から新しい商品の約款作成のときに、営業的な観点が欲しいと相談される機会もあります。
具体的には約款の作り方、構成を勉強したり、サービスの概要を理解して、約款の意図や目的を研究したりしていますね。
それ以外にも、役員に勧められた哲学の本を読み漁っています。すぐに業務に影響する内容ではないんですが、哲学者の考え方を学び、課題を解決するための思考方法のヒントとして役立っています。
-ありがとうございます。最後に赤井さんの『will』を教えてください。
僕のwillは、「web集客に困っているクライアントの課題解決ができるビジネスマンになる」です。
その実現のためにも、自社サービスの枠に捉えられることなく、クライアント目線に立って課題解決ができるようになりたいです。今もいろいろな人を巻き込んで大きなプロジェクトを走らせているところです。
もちろん、新しいことはやるのも大変です。でも、それだけの価値があると信じています。他部署や法務と連携だけでなく、多くの人を巻き込んでクライアントの課題解決ために今後も新しいチャレンジをしていきたいと考えています。