どんな人と一緒に働きたいか?
僕たちが働く仲間に求めているものは「感動を生み出すほど本気であるかどうか」です。
オリンピックで金メダルを狙うような選手を思い浮かべてみてください。
思いきり挑戦して輝いている彼らの姿をテレビで観ているうちに、「全然知らない人だったのにすごく感動した!」と思った経験は、多くの人が持っているのではないでしょうか。
どうして、直接会ったこともない他人の話で、時には涙が出るほど感動できるのでしょうか?
それは、彼らが「本気で挑戦しているから」です。
僕たちウィルフォワードが一緒に働きたいのは、オリンピックを目指す選手たちのように「他人に感動を起こさせるくらい本気で物事に取り組む人」です。
取り組む目標や夢が、オリンピックに出ることや、金メダルを獲るといった、もの凄いことでなくても全然構いません。
小さな目標でも、夢に向かって挑戦し続ける仲間とお互いに応援、刺激し合える関係を作りたいと思っています。
夢を達成して一緒に喜ぶのはもちろん、上手くいかなくて悔し涙を流す姿を見たら励まし合える仲間でありたいです。
その過程は、作られた映画の世界よりも遥かにインパクトと価値をもたらしてくれる生々しいドラマになります。そんなドラマを共有したいと思える仲間と仕事をしたいと常に思っています。
情熱に自信がある人も注意!
「感動を起こさせるくらい熱い人ってどんな人?」というと、色々ありますが、一つは給料をもらうことが目的になって働こうとする人ではありません。
お金が欲しいという欲よりも、「自分の人生でこんなことをやっていきたい」、「そのためにこんな自分になっていきたい」という願望に目を輝かせている人たちです。そういう人たちは凄く良いエネルギーを発しています。
ただ気を付けなければいけないのは、そんな熱い人でもいつしか情熱を失ってしまうことがあるということです。
新入社員の時に研修で、3年後、5年後、10年後のビジョンについて熱心に語っていても、役職が上がっていくにつれて想いが薄くなってしまうことはよくあります。
ウィルフォワード代表の成瀬の学生時代を例に挙げますと、成瀬は熱いというより、もはや暑苦しいと言われるほど情熱を持った人間でした。
就活が始まると多くのイベントに顔を出して、参加者なのに主催者からマイクを奪い取ってステージの壇上でプレゼンテーションをするほど・・・。
意識高い系学生の中でもちょっと有名な人で「俺が世の中を引っ張っていくんだ!」と熱く語っていたそうです。
そんな成瀬ですら、会社に入って管理職として後輩の日報を確認したり、交通費の計算をしたり、部門の数字を達成するために頑張ったりということを7年間続けていたら、学生時代に持っていた熱い想いよりも、やらなきゃいけないことばかりが目についてしまったという感覚になっていたそうです。
成瀬はそこに気づいた時に、退職を決意しました。
前職の環境が嫌だったわけではなく、むしろ、仲間のことも社長のことも商品もお客様も大好きだったそうです。それでも、自分が進むべき道は組織の一会社員という立場ではないと思い、会社を飛び出して、ウィルフォワードを作りました。
成瀬もそうだったように、せっかく燃やした情熱も日々の忙しさのせいで失ってしまう可能性があるということは心に留めておくべきだと思います。
では、どうしたら情熱を燃やし続けることができるのでしょうか?
情熱を燃やし続ける方法
仕事に意義付けをする
まずは、自分が今、取り組んでいる仕事を「ただの仕事」だと思わないことです。
実力がつくほど仕事はこなせるようにもなってしまいます。
しかし、もしテレビで観ている体操選手が大技に挑戦しないで、「今日の敵は弱そうだから3回転入れなくてもいいや」って技のレベルを落としてサクッと勝ったとしたら、その試合を観て燃える人、感動する人はおそらくいないでしょう。
だから、自分の仕事をもう一度見直して、意義付けをしっかり行うことが大切です。
熱い人たちと一緒にいる
2つ目は、同じように熱い人たちと常に一緒にいることです。
1人の選手が情熱を持って練習すれば、身近な仲間やコーチも感化されて燃え出し始めます。
チーム内に卓越するほどの強い願望を持って物事に取り組む人がいれば、そのチームはさらに強いチームになります。
だから、情熱を持って働いている環境に身を置くということが、仕事をする上でとても重要になります。
しかし、「普通の企業で卓越するほど強い情熱を持った人間が生まれ、その会社に居続ける確率はどのくらいあるのか?」というと、僕らは懐疑的です。
なぜなら、ほとんどの企業は社員の卓越を望んでいないと思うからです。
企業で卓越した人間が活躍できるフィールドは少ないですし、結局、独立したりする人が出てきてしまう危険性があるので、企業にとっては卓越した人間は邪魔かもしれません。
ある企業では週3〜4日に勤務日を短縮し、1日の労働時間を伸ばし、休日を増やす取り組みをしています。
これは社員のためというより、企業の経営戦略として合理的だと思います。
「休日が多いなんて良い企業だな」というブランディング効果が期待でき、「社員がリフレッシュしてモチベーションを高く持って働ける」、「人が集まりやすい」などのメリットがある賢い経営戦略です。
しかし、オリンピックに出る代表選手や、才能を開花させた天才や世界で勝負する人間が、週5日の9時〜17時だけ働いて本当に達成できるでしょうか?
彼らは、そんなのんびりやっていて達成できる甘い世界にはいないはずです。
普通の会社員たちが会社によって働く時間をコントロールされたり、労働時間を減らす取り組みを何も考えず受け入れたりしているうちに、本気の人は自分の志を達成するために好きなだけ時間を使っています。
自分の志をよく考えてみると、今の環境は本当に最適かどうか考える価値が凄くあると思います。
ウィルフォワードが提唱する新しい働き方
普通の企業が個人の属人的な卓越化を嫌っている中、ウィルフォワードはかなり逆を行っています。
僕たちが目指すのは「個人の卓越化」です。
一緒に働く大好きな仲間たちが輝いて、勝負して、達成したことを一緒に喜び合える会社にしたいと思っています。
そうすると、優秀な社員がウィルフォワードから離れて新たな道を歩み出す可能性がもちろん出てきます。
それは、「株式会社ウィルフォワード」にとって一時的には確かに痛手です。
しかし、僕らはその人がやりたいことに対して蓋をしないほうが大切だと思っていますし、会社を飛び出して挑戦する姿を応援したいし、単純に面白いと思っています。
*2015〜2016年の間に、株式会社ウィルフォワードで採用コンサルタントとして活躍していた鈴木健太、ウェブマーケティングを得意としていた田中健人、映像クリエイターとして数々の感動作品を生み出していた小坂達広、創業当初から株式会社ウィルフォワードを支えた平松佑介が退職した。
「本気で生きる」というのは難しいことですが、個人の可能性に蓋をしない組織でありたいと思っています。
ウィルフォワードにジョインするということは、「人生の輝きを一緒に共有する仲間になる」ということです。
それが僕たち、「ウィルフォワード」です。
退職したとしても、お互いに応援し合える仲間たちです。
働く場所にも囚われません。
海外のタイで奮闘している鈴木も、北海道で頑張る田中も小坂も、高円寺で銭湯をやってる平松も、会社は違いますが、自分のウィル(意志)をフォワード(発信)していく人生を歩み、お互いに人生をエキサイト(感動)させ合える仲間です。
それが、「ウィルフォワード」です。
僕らはこの働き方が21世紀型の経営のあり方として、将来注目されるものだと思っています。
スポーツではよくある光景を会社でも起こそう
勝利してチームみんなで喜ぶ
負けて悔し涙で、肩を叩き合う
ウィルフォワードはそんな新しい働き方を提唱していきたいですし、一緒に追求できる人と仲間になりたいと思っています。