プロフェッショナルをプロデュースする
シェアした記事を是非読んでいただきたいのですが、その前にどのようにこの記事が生まれ、この記事が生まれることで社内にどんな変化が起きたのかをお伝えした方が良いかなと思ったので、紹介させていただきます。
組織が大きくなることで失われるもの
ベンチャーの創業当時は人数が少ないのでコミュニケーションが密で、意図的に情報共有などしなくても、全員の動きが見えていたり、互いに刺激を受け、エネルギーが高い傾向がある。
それが、企業が成長するにつれて、組織の人数が増えて、事業ごとに部署に分かれていくと、全員でのコミュニケーションは当然薄くなり、内容も情報共有になりがちである。得てして、数字の共有などの情報共有そのものにはモチベーションは高まりにくい。
ウィルフォワードも8年目になり、人数がレギュラーメンバーで10数名になり、事業ごとの動きになっていくので、必然的に全員でコミュニケーションを取る機会は減っていきます。ウィルフォワードは全員が集まれる会議は月曜日のみとなっています。
そこで重視しているのが、「エキサイト」という考えです。
情報共有とエキサイトの似て非なる違い
コミュニケーションの目的を、「情報共有」とするのではなく「エキサイト」とする。すなわち、聞いてくれる相手をワクワクさせることそのこと自体を目的とする。
なので、「○○社に研修を実施しました。満足度は97%です」ではなく、どんな思いをもって研修に臨んだのか、どんな挑戦をしたのか、どんなミラクルが起こしたか、次にどんな展開が待っているのか、等を話す本人がワクワクして伝えます。
で、そういうことをやっているとどうなるかというと、その話を聞いた他の社員が「研修を見に行きたい!」「自分も関わりたい!」となっていくわけです。
部署が違うので本来接点の無い、ライターや映像クリエイターたちがです。
そして、今回、佐藤さんが実施した研修はどうなったかと言うと、、、
ライター伊藤が「僕がこの素晴らしい研修を多くの人に伝えるようにSEOを意識しつつ、担当者に魅力が伝わるように記事にしますよ!」となり、
映像クリエイターの鈴木が「佐藤さんの超かっこ良い写真を撮らせてもらっても良いですか」となったわけです。
非合理を許容した方が長期的な合理だったりする
社内の他部署の仕事を手伝うって、直接自分の部署の売上になるわけじゃないし、クライアントワークを抱えていると、後回しになりやすいですよね。
でも、こうやってエキサイトすることで、「やりたい!」という気持ちで、部署を越えて、コラボレーションが生まれる。
そして、この一連に関わった二人は「佐藤さんの仕事に触れて、佐藤さんのことがもっと好きになりました!お互いのプロ意識とプロの仕事に触れるって喜びですね!」というコメントを残したのでした。
エキサイトされた人が、巻き込まれ、更にエキサイトされる。そして、そのパワーがまた社内を循環する。
エキサイトが生んだ、素敵な記事と写真を楽しみながら、是非、佐藤政樹の仲間をエキサイトさせた仕事を想像しながら、記事をお読みください!
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