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新人でも今日から"仕事がデキる材"になる裏ワザ

新社会人のみなさん、まずはおめでとうございます!私も顧問先の入社式で、情熱に燃える新人のみなさんから元気をもらいました。

そして、今まさに新人研修中だったり、色んなことを覚えていくと思うのですが、正直「まだまだ自分は何もできない」と悔しい思いをすることも多いんじゃないかなと思います。

そんな、

新人の時だからこそ徹底して練習して欲しい2つのことについて。

ウィルフォワード代表の成瀬に聞いた話をさせてください。

いきなり結論を言います。ずばり、

「自己紹介」と「他己紹介(T-UP:ティーアップ)」を磨く

ということです。

自己紹介は、ただ名前と所属と「宜しくお願いします」を言えば良い、と言うものではありません。相手に好感を持ってもらうということを意識してやってください。

なので相手と状況次第で、自己紹介は変わります。

仕事の場でも、新人同士なのか、上司になのか、他部署の先輩なのか、お得意先なのか、新規顧客なのか・・・、プライベートの場でも、花見の大宴会でなのか、少人数の食事会なのか、居酒屋での合コンなのか、紹介を受けて個別でなのか・・・、相手と状況が違うと自ずと伝え方も変わってきます。

そのためには、

「自分のことを端的に表せるキーワード」を整理しておく必要があります。

私ですと「スポーツ」「マラソン」「茨城」「ファン作り」「広報」「介護福祉士」などです。それぞれを10秒でも1分でも5分でも、相手が興味を持って聞いてくれることとして話せる用意をして練習をするとうことです。

そして、それを状況に応じてスムーズに出し入れする。相手の興味関心を持ちそうなキーワードが良いこともあれば、強烈に印象付けて、後で個別で興味をもってくれた人と詳しく話すということもあるでしょう。

人前で話すことだけが自己紹介ではありません。自己紹介シートとかそういうのを書く機会もあるでしょう。そこでどんなキーワードを散りばめていくか、自分をブランディングするということは既に始まっていますね。

続いて、他己紹介です。ココではT−UP(ティーアップ)として位置づけたいと思います。ティーアップとはゴルフのティーショットを打つ時にボールを打ちやすくするために、ティーでボールを地上から浮かすことです。

つまり、

自分がティーとなり他己紹介をして、その人が話しやすくすることをティーアップと言います。

例えば、上司を人に紹介する時に「私の上司の課長の田中です」と紹介するのか、「今日はWebマーケティングの専門家でK社やS社のWebまわりを担当しており、最近WBSに取り上げられた企画を仕掛けた上司の田中を連れて参りました」って紹介する方が田中さんは大分話し易いはずです。

なぜなら、自己紹介で「自分はこんなにスゴい人なんですよ!」というのは言い難いからです。じゃあ、誰だったら言い易いのか・・・そうです、新人です。新人は潔く自分を繋ぎ役に徹して、「相手のために必要な人を紹介します!」という立ち位置を違和感なくできるのです。

また、ティーアップは身内に向けてだけではありません。上記のシチュエーションの場合、(田中課長に向かって)「R社の山田さんは新卒で入社されてトップ営業を経験してから人事になって、学生からもめちゃくちゃ有名な人事の方なんです」みたいな紹介をすることで、R社の山田さんも気持ちが良いでしょう。これで山田さんと田中さんの商談は和やかにスタートするはずです。

「自分が何かをできないと価値を生み出せない」と考えるのはある意味、傲慢です。「自分の所属する会社のリソースを思う存分使ってでも」会社に貢献するという意識が大事だと思います。その中でたくさんのチャンスをもらい、自分を高め、早く価値を生み出せるようになっていって欲しいです。

「自己紹介」と「他己紹介(ティーアップ)」が上手になるだけで、すぐに「使える新人」に早変わりです。是非やってみてください!

あれ、「自分全然できていないな・・・」と思う方は遅くないのですぐに練習した方が良いです。正直、自己紹介もまともにできない(相手に好感を持ってもらえない)、ティーアップを全くしない人はかなり多いと思います。

こんなシンプルなことで自分に舞い込むチャンスが変わってくるのでやってみてくださいね!それでは、社会人の一歩を楽しんでください!

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