wevnal(ウェブナル)では、新入社員の入社と同時にメンターがオンボーディングをサポートしています。新入社員にとってメンターは、困ったときに何でも相談できる心強い存在です。
2024年4月に入社した「BOTCHAN Engagement」のカスタマーサクセス(以下、CS)を担う加藤 和花さんのメンターは、同部署のリーダーを務める森田 美帆さん。「業務以外のプライベートなこともよく話す」と加藤さんが話すほど、深い信頼関係を築いています。
今回は、これまで2人がどのように関係を築いてきたのか、森田さんというメンターによって加藤さんがこの1年でどのように成長してきたのかを伺いました。
目次
- 信頼している人の言葉だから、変わろうと思えた
- 自分の殻を破って成長中
- wevnalの中で、“チーム運営のお手本”に
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<プロフィール>
森田 美帆
BOTCHAN Engagement
リーダー/CS
新卒で全国展開の総合スーパーマーケット運営会社に入社後、化粧品を中心に非食品の消費材の店舗販売に約9年間従事。2018年4月からはマネージャーとして配属。2022年5月、wevnalに入社。以来、BOTCHAN EngagementのCSとしてクライアントワークに従事。2023年9月の全社総会では「+One賞」を受賞。教育やマニュアル整備、ナレッジの共有などに積極的に取り組み、多くの新入社員を迎えたEngagementチームでのスムーズなオンボーディングやメンバーの戦力化に貢献している。*個人インタビューはこちら
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<プロフィール>
加藤 和花
BOTCHAN Engagement
CS/メンバー
2024年4月入社。大学では日本語学を専攻する。在学中に個別指導塾の講師も4年間務める。wevnal入社後は、BOTCHAN EngagementのCSに配属。案件担当に留まらず、自身のアルバイト経験や大学での学びで培った文章力・表現力をチームへ共有するなど積極的な発信も行っている。
信頼している人の言葉だから、変わろうと思えた
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——まず、お二人の現在の業務内容を教えてください。
森田:BOTCHAN EngagementのCSチームで、リーダーとして売上管理や組織運営、メンバーのマネジメントを担っています。加えて、事業部全体でプロジェクトを立ち上げる際には進行管理を行うこともあります。
加藤:私はBOTCHAN EngagementのCSとして、お客様のLINE公式アカウントの運用に携わっています。お客様のエンドユーザーに商品の情報を伝え、商品を購入・利用するきっかけをつくることが私の仕事です。
——加藤さんは新卒入社ですが、どんなきっかけで入社されたのですか?
加藤:「言葉と向き合う仕事がしたい」「クライアントに寄り添って目標達成をサポートしたい」という2つの軸で就職活動をしていました。単に“言葉を扱う仕事”だと、出版社などをイメージしやすいかもしれません。ですが、よりお客様に寄り添って伴走できる仕事を探すなかで出会ったのがwevnalでした。
——入社以降、加藤さんはどのようなフォローをしてもらっていますか?
加藤:最初の半年間は、毎日のように朝会を実施していました。とにかく毎日たくさん質問をして、森田さんが自分の中で誰よりも頼れる存在になっていきました。
入社当時は業務で使用する用語はもちろん、何もかもわからないことだらけで、自分で調べるにも限界があって困ることも多かったのですが、森田さんは本当に初歩的な質問でも嫌な顔せずに丁寧に答えてくれました。
そのほか、お客様とのMTGの練習も行ってもらいました。私はあがり症で話すのがあまり得意ではないのですが、MTGごとにフィードバックをもらったおかげで、いまは以前よりうまくできるようになったと思います。
森田:加藤さんは自分から積極的に聞いてくれたので、フォローをしやすかったですね。私は前職時代から「何かあったときに報告してもらえる関係性を築くこと」を大事にしています。いまの話を聞いて「そうした関係性を築けたのかな」と安心しました。
——森田さんからのフィードバックで、一番心に残っているものを教えてください。
加藤:「全体的に自信がなさそうに見える」と言われたことです。
声が小さいなど自信がなさそうなことは自覚していましたが、それまでは「自分はあがり症だから仕方がない」と改善することから逃げてしまっていました。しかし、いつも優しく丁寧に接してくれる森田さんから指導されたことで、「今こそ変わらなくては」と心を入れ替え、対策を講じようと思えました。
自分の殻を破って成長中
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——森田さんはメンターとして、加藤さんのこの1年間での成長をどのように見ていますか?
森田:加藤さんはこの1年、日を追うごとに積極性が上がっていて、メンターとしてとても嬉しい気持ちで見ています。
特に人前で発表するときに自信が持てるようになったことは一番大きな成長でしょう。
本人も話していましたが、入社したばかりのころは自信がなさそうに見えることが課題でした。「自分がお客様の立場だったら、自社の商品やサービスのことを、自信がなさそうな相手に任せたいと思えるか考えて」などと話して改善を促しましたが、自分を変えることはしんどかったのではないかと思います。
加えて、当時は必要事項を伝え切ることに精一杯で、お客様からその場で要望などを言われても、その意図を汲み取って返すことが苦手そうでした。しかし最近は、落ち着いて相手の話を聞けるようになり、きちんと意図を汲み取って返答しています。
こういった成長があったことに加え、もともと一つひとつ丁寧に取り組む姿勢があったので、安心して仕事を任せられています。その結果、担当している案件数も新卒メンバーの中でも多いですね。
——社内に対しての変化はありますか?
森田:定例MTGでの発言量が増えましたね。とあるプロジェクトでは、積極的に参加して意見を発表していて、その内容がセールスの資料にも反映されていました。
もともと人のために何かをすることが苦ではないタイプだと思いますが、チームのため、お客様のためという行動が増えたように思います。
例えば最近、チームメンバー向けに「文章の書き方講座」を実施してもらいました。加藤さんは大学で日本語学を学んでいて、きれいな文章や伝わりやすい文章への感度がとても高いです。
講座を通して、普段何気なく書いている文章の良し悪しの基準が言語化されましたし、「どういった文章にすればエンドユーザーの反応が良くなるのか?」といった観点は、私も勉強になっています。
——森田さんはメンバー育成でこだわっているポイントはありますか?
森田:なるべくその人の特性を活かしてあげることですね。苦手なことは一定レベルを満たせれば良いという考えのもと、以降はその人の得意を伸ばしてもらうことを重視しています。案件のアサインも、本人の特性や意見を加味しています。
例えば加藤さんの場合、学生時代の学習塾での講師経験を踏まえて、教育関連の案件が入ってきたときには率先してアサインしました。
wevnalの中で、“チーム運営のお手本”に
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——チームのフォローアップ体制と加藤さんの1年間での成長の様子が伝わってきました。お二人の今後の展望を教えてください。
加藤:この1年は教えてもらうばかりで、いまはCSとして独り立ちしたとは言え、先輩たちの後ろをついていっている形だと感じています。
今後は、皆さんのためになる情報やアイデアをどんどん自分から発信していきたいと思っています。そして、よりチームや会社に良い影響を与えていけたら嬉しいです。
また、CSとしての基礎スキルが身についたからこそ、これからは先輩たちと肩を並べて歩いていくために、自分だからできることを提供して、皆さんに恩返しがしたいです。
これは森田さんがメンターとしてたくさんフォローし、寄り添ってくれたおかげで、思えるようになったことです。
自分のことで精一杯だったところから脱して、周りに目を向けられるようになったことが大きいです。4月からは私も先輩になるので、次は誰かのフォローができる存在になっていきたいです!
森田:嬉しい言葉です!
事業部はこれからさらに大きくなると思うので、私は一人ひとりが生産性を上げて働いていける環境をつくっていきたいです。そのために個々の強みを活かせるチーム作りを進めたいと思っています。
現在は、メンバーの得意・不得意の可視化に取り組んでいます。その人が得意なことをどういった思考で行っているのか、どういった経験をしてきたからできるのかを言語化して共有すれば、チーム内でもっと活かすことができると思うんです。
そしてその先で「wevnalのチームビルディングといえば、Engagement」といわれるような、チーム運営のお手本になりたいですね。新入社員のオンボーディングはすでに、Engagementチームが構築したものを他部署でも参考にしてくれています。
私以外のユニットリーダーもマネジメントが得意なので、その得意を活かして事業部全体の育成体制を磨き上げ、wevnalの組織作りを牽引したいですね。それがきっと、会社の成長につながると思います。
wevnalでは現在、事業の拡大に伴って、あらゆるポジションの方を募集しています。 会社にご興味を持っていただいた方は、まずはお気軽にご連絡ください!
取材協力:CASTER BIZ recruiting