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Wantedly JOB Talk!〜「ソフトウェアエンジニア」編〜

今回は「JOB Talk!」の第六回目として、東京ガス株式会社にご協力いただき「ソフトウェアエンジニア」のシゴトについてご紹介します。

【ご協力いただいた企業】

■東京ガス株式会社

東京ガスグループは2022年度より、カンパニーおよび事業会社を設け、⾃⽴⾃⾛型のホールディングス型グループ体制に移⾏。カスタマー&ビジネスソリューションカンパニーでは、お客さまに向けて、ガス‧電気およびご家庭向け‧法⼈向けソリューションを提供しています。「レジリエンス」「最適化」「脱炭素」を3つの提供価値として、お客さまにとって分かりやすい体系化されたソリューションを提供し、社会課題の解決や価値創出に貢献しています。

東京ガス株式会社の会社情報 - Wantedly
東京ガス株式会社の魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。東京ガスは現在、東京ガスグループ中期経営計画「Compass Transformation ...
https://www.wantedly.com/companies/company_7982029


【ご協力いただいたスタッフさま】

■中嶋 真広さん

新卒で新聞社に⼊社。モバイルに特化したWebアプリのチームでフロントエンドの開発を⾏う。⾦融機関のデジタル戦略部に転職後は、プロジェクトのリーダーとして開発を推進していく⽴場を経験。現職ではWebアプリ開発チームのリーダーを務める。

■迫田 賀章さん

新卒でSIerに⼊社。主にインフラ技術に関するシステムエンジニアとして⾦融分野のお客さま向けのシステム開発に携わる。その後事業会社に転職し、インフラ領域においてシステム開発のプロジェクトマネジメントを担当。現職では、会員制サイトを中⼼としたお客さま向けのデジタルプロダクトのプラットフォーム開発・運⽤に携わっている。



ーーお二人は、現在「ソフトウェアエンジニア」としてご活躍中とうかがいました!具体的なお仕事内容を教えてください。

中嶋さん:現在はmyTOKYOGASのWebアプリ開発チームのリーダーを務めています。⾃⾝でも⼿を動かしながら、開発チームのメンバーと協業して新規機能の開発を⾏なったり、アプリ内の料金やポイントに関するお客さまからのお問い合わせや改善要望についてビジネスチームと相談しながら対応したりしています。デザインチームやバックエンドチームなど、他チームとコミュニケーションを⾏う際には、技術的な視点から意⾒を出して連携できるよう努めています。

迫田さん:myTOKYOGASという会員制サイトを中⼼としたお客さま向けのデジタルプロダクトのプラットフォーム開発・運⽤に携わっています。中嶋さんのようなアプリケーションを開発するエンジニアが使いやすく、かつプロダクトが安定して稼働するためのインフラストラクチャーを提供しています。


ーー現在のお仕事を選ばれた理由も教えてください。

中嶋さん:同じ事業部の中でチームが編成されていて、密に他チームのメンバーと連携しながら開発できる環境であることに⼤きな魅⼒を感じました。前職で一緒に仕事をしていたエンジニアが先に東京ガスに入社しており、その方と深くお話しさせていただいて⼊社した後の具体的なイメージができたため、チャレンジしてみようと決めました。

迫田さん:「スキルを磨きながら事業に貢献する」という私のキャリアビジョンを実現するのに最も適した環境だと感じたからです。⼀般的にエンジニアの中でも特にインフラ領域は事業から遠くなってしまいがちだと思うのですが、弊社はエンジニアとして手を動かしつつ、ビジネスを推進していくメンバーと⼀体になってプロダクトを作り出していく組織だという印象を受け、とても魅⼒的に感じました。また、ガスの小売の自由化などもある中で、今後もお客さまに東京ガスを選び続けてもらうためには、Webアプリの口コミなどに寄せられるお客さまの声に合わせてプロダクトを作っていく必要があります。伝統的な企業の中で、新しいことに挑戦できることにも興味を持ちました。


ーー「ソフトウェアエンジニア」のお仕事をされていて、どんな時にやりがいを感じますか?

中嶋さん:現在内製開発を行っているアプリは、ガス・電気の契約延べ1000万超のお客さま向けに作られています。toC向けのアプリなので開発した新しい機能や画面をリリースすると、実際にたくさんのお客さまに利用して頂いていることを実感できます。そして、様々なフィードバックをもらいながら、アプリのログなども分析して、さらに改善していくというサイクルを回しています。より良いプロダクトに向かって⽇々前進しているという感覚を得られる時にやりがいを感じます。

迫田さん:⾃分で構築したプラットフォームがアプリケーション開発者の⼿に渡り、その上でビジネスにつながっていくのを⾒ると、とても達成感があり、やりがいがあります。また、単純に良い技術やアーキテクチャだけを選択していくのではなく、本当にお客さまのためになるのか、事業貢献につながるのかということを常に考える必要があり、それが⾃⾝の視野を広げ、成⻑につながっていると感じます。


ーーお仕事をされていて、どのような点を楽しいと思われますか?

中嶋さん:現在内製開発を⾏っているアプリは、ガスや電気の契約をされているお客さま向けに作られています。⾮常に規模が⼤きく、利⽤される端末の種類なども多種多様です。そのため負荷対応や様々な動作環境でのテストといった技術的に挑戦できることが多くあり、その中で学べることもたくさんあります。普段の業務の中で新しい気づきを得られたり、成長を実感できることが楽しいです。

迫田さん:やりがいとも似ているのですが、⾃分の⼿を動かして作成したものがビジネスに繋がっていると実感できることが楽しいです。また「お客さまやアプリケーションを開発するエンジニアにより良い価値を提供するにはどうすれば良いか?」といった明確な答えがない問いに対して、チームメンバーとディスカッションを重ねることも、難しいながらもとても楽しいと感じます。


ーー普段お仕事をされていて、大変なことはありますか?

中嶋さん:私たちの内製開発チームに閉じた環境だけでなく、チームを横断して連携しながら開発を進める必要があることも多々あります。API(プログラムを繋ぐインターフェース)に関する変更が⼊った際にはサービスに影響がないかを他チームと双⽅で認識を合わせたり、修正した資材をリリースする際には反映する順番や⼿順に注意しながら実際に問題が起きないかをテストする必要があったりします。チームの垣根を越えて連携していくことは⼤変ですが、図やイメージなどを用いて互いの認識を揃え、共に苦難を乗り越えられると、組織として⼤きく成長できると前向きに捉えています。

迫田さん:エネルギー業界に関する知識や状況をキャッチアップしつつ、エンジニアとしての技術⼒も向上させることです。⼊社時点ではエネルギーに関することをほとんど知らない状態だったので、社内の詳しい方のお話をたくさん聞いたり、そういう方が出してくださってる資料を読んで理解したりするよう心がけてきました。⼀⽅で、IT技術も速いスピードでトレンドが変わっていくため、⾃⾝の専⾨性を衰えさせないよう、常にニュースやSNSで新しい情報を追って、スキルを磨き続けてきました。


ーー今回の記事は、学生さんのキャリアづくりをサポートする「CAREER VISION SUPPORT PROGRAM」の一環としてお届けするのですが、お二人はどのような「キャリアビジョン」を描かれていますか?

中嶋さん:エンジニアとして技術⼒を⾼めることは⼤前提として重要で楽しいことですが、事業やサービスが提供する価値を本質と捉えて、そのために技術を活⽤するといったマクロな視点を持ち、戦略や設計を考えられるエンジニアになりたいです。そのため、技術だけではなく業界特有のドメイン知識やビジネスに対する深い理解が必要だと⽇々感じています。

迫田さん:エンジニアとして技術的なスキルを磨きつつ、その専⾨性を活かして事業に貢献していきたいです。ITが当たり前に浸透し変化が素早くなっている今の時代、お客さまが求めるものも⽇々変わっていくと考えています。お客さまの声が近いところでニーズを理解しつつ、スピード感を持って世の中にプロダクトを提供していく⼀員になりたいと思っています。


ーーキャリアビジョンの発見に役立ったな、と思うことは何かありますか?

中嶋さん:最初から自分の関心の領域や専門性を決めることは大事ですが、発見を得るためには、知的好奇心も重要だと思っています。何事にも興味を持ってやってみることで自分の知らなかった適性に気付けて、さらに可能性を広げられると思います。それから、目の前の業務にしっかりコミットして取り組むことも大事だと考えています。

迫田さん:社内外で憧れとなるようなロールモデルを見つけることです。私の場合は「自分の強みはこれだ」という軸を持って、そこからさらに知識を広げていかれている方にすごく憧れを持っていますし、自身も目指したいと思っています。


ーー最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!

中嶋さん:自分は大学に入ってからベンチャー企業で、WEBアプリの開発をインターンシップでさせてもらいました。会社で働いている方と仲良くなれたり、現場のプロジェクトに触れたりできることは、大学の中ではできない貴重な経験だと思うので、ぜひ挑戦してほしいです。私自身は、これまでの経験からキャリアは将来に向かって描くものではなく、過去から現在にかけて描かれてきたものだと考えています。最初から明確なキャリアビジョンを設定してしまうと、⾃分の可能性を限定してしまう恐れがあります。キャリアの初期段階では、先⼊観や思い込みを持たずに⼤枠の⽅向性だけを設定しておいて、実際に業務をこなす中で得た気づきや発⾒を拠り所に軌道修正をしていけば良いので、最初から気負いする必要はないのではないでしょうか。

迫田さん:⼀⾔にエンジニアといってもいろんな⽅向性があると思います。「技術スキルを追求してその道のトップを⽬指す」「PMとしてプロジェクト成功に向けてメンバーを率いる」方もいれば、私のように「事業にコミットしながら専⾨性を発揮していく」場合もあり、その形は無数にあります。そしてその全てに独特のやりがいや面白さがあり、それぞれ別の難しさがあります。実際に自分でやってみたり、人の話を聞いたりすると、良い悪いも含めて見えてきたりするので、学生さんの場合は、一旦自分の中の枠を取り払い、色んな業種や会社の方の話を聞いて、自分にマッチしているものを探してみるのがいいと思います。そして、就職してから実際に経験する中でも考えはどんどん変わっていくと思うので、自分が最初に決めたものに固執しすぎず、その時々で自分が一番興味を持っていることを大事にすることをおすすめします。

いかがでしたか?
他にどんなシゴトがあるか気になった方は、ぜひWantedlyのトップページから検索してみてくださいね。

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次回の更新もどうぞお楽しみに!

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