駒澤大学ラグビー部と「新・RPGジョブ診断」を使ったワークショップを開催｜Campus W, イベントレポ🏈

ウォンテッドリー株式会社では、学生がなるべく早いタイミングで、キャリアや仕事について考えるキッカケを提供したいという思いから、学校では学べないことを学ぶプロジェクト「Campus W, 」を企画・開催しています。今回は東京都世田谷区にキャンパスがある駒澤大学ラグビー部の皆さんと開催しました。

本記事では開催したイベント当日の様子と、参加した学生たちが交流を通じてどのような学びを得たのかをイベントレポートとしてお伝えします。（撮影：Saki Tanaka）

・イベント当日の流れ

1.社会人ゲストによるトークセッション
2.「新・RPGジョブ診断」を用いた個人ワーク＆グループワーク

・登壇者紹介

・加藤 颯孝さん / 株式会社アーシャルデザイン Athlete Agent新卒事業部 マネージャー
1995年新潟県生まれ。幼少期から様々なスポーツを経験し、競泳ではジュニアオリンピックに2度出場。新潟工業高校に入学後はラグビー部にて3度の花園出場と国体入賞を経験。その後、日本体育大学ラグビー部にて4年間プレー。2018年に大学卒業後、不動産企業に入社。営業・マーケティングに従事するも、ハードワークで心身に限界が来てしまい早期退職。2019年に社員10名程度だった株式会社アーシャルデザインに転職。約3年間で社員数20倍、売上も10倍近く成長したスタートアップ企業で、営業職・就活アドバイザーを経てメンバー15名のマネジメントに携わる。

・塚越 英貴さん / INNOOV株式会社 テクニカルサポート担当
1993年神奈川県 横浜生まれ。幼少期からサッカーをはじめ、小学生〜中学生の期間に数回アルゼンチンへサッカー留学を経験する。高校時代は埼玉栄高等学校でプレー。その後は専修大学サッカー部にて関東リーグ3連覇を果たす。2016年、新卒で光通信グループに入社し、営業職で新卒売上1位、全社員13位になった後、不動産会社への転職を経てINNOOV株式会社に入社。現在に至る。

体育会系で大活躍した社会人によるトークセッション

前半は、ご自身も大学の部活動で活躍した経験がある2名の社会人に登壇いただき、それぞれの就活エピソードや1社目でのキャリア、現在の仕事の話などを伺いました。

質問その1：大学4年まで部活動を経験し、就活との両立はどうしていた？

加藤さん：
3年生の冬あたりに就活エージェントの方を紹介してもらい、大手からベンチャー企業まで幅広く受けてみたりしました。僕の通ってた日体大は教員になる人も多く、就活をする人が少ない傾向があります。なので説明会や選考があると部活を休むことになるのですが、部員たちから「本当に就活してんのか？」と突っ込まれつつもなんとか両立していました。

質問その2：大学の部活動の経験が就活に活きた！という点はあった？

加藤さん：
スポーツで鍛え上げた体格に対し、必ずと言っていいほど「何かスポーツをやってますか？」と言われるので、そこは有利に感じていました。面接官に体格について触れてもらえれば、そこからスポーツの話題に持っていけるので、あえてピチッとしたスーツを来て、体を大きく見せるような工夫はしていました。

塚越さん：
部活の経験そのものが活きたか？と聞かれるとNoですね。部活動しかやってこなかった人が、勉強やインターンや留学など、自分と異なる経験をしている人とポジションを奪い合うのが就活なので。部活で何か1つでも自信をもって話せるものがあればいいけれど、そうではないのに部活の経験だけで勝負しようとするのは苦しいのではと思います。できれば学生時代に色々な種類のことで頑張れると良いのでは。

質問その3：なぜ新卒時代、その1社目に決めたのか？

加藤さん：
エージェント経由や自らエントリーした会社は数社あり、大手飲料メーカーにも内定をもらっていました。ですが「どうしたらなるべく若いうちに、最短で責任のあるポジションを任せてもらえるか？」を軸に企業選びをしていたため、数百人も同期がいて、数十人も上司がいるような大企業に入社するイメージが持てませんでした。そのため新卒では小さめの規模感の不動産企業を選び就職しました。

塚越さん：
本気でプロに行くことを目指していたので「THE・就活」という経験はなく、卒業ギリギリまでサッカーに打ち込んでいましたが、プロには行くことができず就職することに決めました。1社目は部活の監督経由で紹介してもらいました。光通信系の営業職なので非常に厳しい環境でしたし、同期も1年以内にどんどん辞めてしまったのですが、成果を残すまで頑張ろうと思い努力した結果、新卒同期で売上1位という結果を掴み取れました。

2人のゲストから部活動の経験が活かせる面もあれば、それだけでは難しいこともあるという現実を経験談をお話いただき、学生さんたちは真剣にメモを取りながら聞いていました。

また、「仕事も部活も勉強でも、何事も結果が出るまで努力できるかどうかが大事。」という話は、今まさに部活やアルバイトなど何かしらに取り組み、頑張っている学生さんたちにも刺さっているようでした。

Wantedlyの「新・RPGジョブ診断」を使ったワークショップで、興味がある分野や仕事について考えよう！

続いて、Wantedlyが開発した性格診断コンテンツ「新・RPGジョブ診断」を使い、グループワークを開催しました。「新・RPGジョブ診断」では、全20種類のキャラクターに分類され、仕事をする上で大事にする傾向にある軸が2種類に分かれたり、自分に向いている職種名や大切にしているミッションが表示されるようになっています。

今回はこの診断結果に基づき、興味のある職種やキーワードをWantedlyで検索してみて、世の中にどのようなシゴトがあるのか、少人数のグループでディスカッションしてみました。

普段一緒にラグビーをしている部員同士、診断結果について見せあいながら「めっちゃ当たってるじゃん！」「お前、本当こういうところあるよな〜」というワイワイした声がたくさん聞こえてきました。

普段、部活内や家庭で過ごしている世界だけでは非常に小さい世界でも、少しだけ視野を広げてみると、意外と知らないシゴトや職種、業界は世の中に溢れている。そんなことをこのワークショップを通じて感じていただけたと思いますし、少しでも新たな選択肢が見つかり、いつか彼らがココロオドルシゴトに出会えたのであれば、Wantedlyとしてはとても幸せなことです。

Campus W, に参加してくれた学生さんたちの感想は？

参加した学生さんのうち、ほとんどの方がアンケートでは非常に満足！と回答してくださいました。その感想の一部をご紹介します。

・Aさん（24卒）
実際に働いている方の話を聞く機会はなかなかないので、生の声がたくさん聞けて面白かったです！

・Bさん（24卒）
自分の考えの視野の狭さを実感しました。自分の就活そのものを見直すきっかけになりました。

・Cさん（25卒）
実際に働いている人から職場のリアルやギャップを聞けてよかったです。今までは現役の社会人の方と話す機会が兄と父しか無かったので、これからもっと社会人と話せるセッション等に積極的に参加していきたいと思えました。

・Dさん（26卒）
自分の興味あることと、調べて出てきた企業がリンクしている部分があって面白かったです。より一層こういった就活説明会みたいなものに興味が沸きました。

今回のイベントを通じて、実際に働く社会人から生の声を聞けたことで仕事のイメージが具体的になったり、普段とは違った将来のことを仲間たちと考えたことで新鮮な気付きがあったようです。

我々ウォンテッドリー株式会社では、これからも「シゴトでココロオドルひとをふやす」ため、あらゆる学生に対しキャリアや働くことに関する情報と機会の提供を様々な形式で行っていきたいと考えておりますので、もしご一緒に何かお取り組みできそうな方は気軽にお問い合わせください。

最後は全員でWantedlyポーズ！
※集合写真を撮る時のみ、マスクを外しています。感染予防対策を徹底して開催しております。

＝Special Thanks＝

駒澤大学ラグビー部

駒澤大学

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