『シゴトでココロオドルひとをふやす』というミッションを実現すべく、最短距離で最大社会的インパクトを出そうと日々奮闘しているウォンテッドリーのメンバーたち。年齢も趣味も経歴も異なるメンバーが様々な業務に向き合いながら、何を想い・何を目指すのか。今だからこそ伝えたいメッセージをシリーズでお届けします。
今回は、Digital Integration(以下DI)のCRM担当として、ビジネスチーム全体のデータ基盤構築や業務効率化へ取り組む伊達さんへのインタビュー。
長期インターンを経て新卒でウォンテッドリーへ入社し、イベント企画・パートナーセールス・DIと様々なポジションを経験した中での、自身の成長と変化について話してもらいました。
◆登場人物:ウォンテッドリー株式会社 / 伊達直也
大手人材系に内定後、大学4年の9月にインターンとして入社し、インサイドセールスチームに所属。2019年に新卒として入社し、カスタマーサクセスで就職・転職マッチングイベント「リアルウォンテッドリー」の企画運営に1年間従事。その後、パートナーセールスを経て、2020年9月からDigital Integration(CRM Squad)に所属。
自分の生きたいように生きるため。大手の内定を辞退してウォンテッドリーへ
ーウォンテッドリーに興味を持つ土台をつくった出来事を教えてください。
高校生まで、野球漬けの日々を送っていました。社会との接点がなかった反動からか、スポーツが持つ社会に対しての価値について学びたいと思うようになっていました。そこで、スポーツ社会学を学べる筑波大学を志望したのですが、「家から通える国公立大学じゃないとダメだ」と親に猛反対されました。
僕は生きたいように生きたいだけなのにと、父親と強く衝突したのを今でも覚えています。結局、母親が父親を説得してくれて行きたい大学に行かせてもらえましたが、親や学校の先生から勧められるキャリアの選択肢の狭さに問題意識を感じていましたね。
ー晴れて筑波大学に入ってから、どんな生活でしたか?
大学に入ってからは、若年投票率の向上を目指すNPO法人ドットジェイピーで活動していました。そこでは、若者と接点を持ちたい議員と社会や政治を知りたい学生をマッチングさせる、議員インターンシップを運営していました。もともと政治に興味は無かったのですが、社会経験を積むことでキャリアの軸を決めるきっかけを得たいと思ったからです。
大学生に対して社会との接点や、社会問題を知る機会を与えることで、人生が変わるきっかけを生み出すことにやりがいを感じていました。こうした活動を通じて人生の大半を占める「仕事」の選択に関わる職に就きたいと考え、人材・キャリアの分野に興味を持ちました。
大学4年の夏、大手人材系企業に内定をいただいていましたが、入社までに人材業界の知識をつけスキルアップするためにインターンを探していました。
ウォンテッドリーを含め数社に話を聞きに行ったのですが、ウォンテッドリーの人事の方が「今の求人広告のモデルはこれから衰退していく。今後、給与よりも仕事のやりがいが重視される中で、Wantedlyは給与や勤務条件を入り口にするのではなく“共感”を入り口にしている」と話していたのが印象的でした。そうしてWantedlyの目指す世界観に強く共感し、すぐに選考に進んでインターンとしての入社が決まりました。
ー既に大手人材系企業から内定をもらっていた中で、なぜウォンテッドリーへ新卒入社することを決めたんでしょうか。
セールスとして働く中で、ミッションとプロダクトの一貫性を肌で感じ、ウォンテッドリーで働けばより世の中のシゴトを面白くできそうと思ったのが一番の理由です。また、多様なバックグラウンドを持つ優秀なメンバーの存在も理由の一つです。ミッションに対する当事者意識も強く、率直に「この人達と働いたら面白そう」と感じました。
コロナによる異動を経て辿り着いた、より輝ける場所
ー現在、担当している業務とミッションを教えてください。
ビジネスチーム全体の俊敏性および拡張性を高めることをミッションに、システム開発によるデータ基盤の構築や業務効率化を行っています。
具体的には、Pardot(MAツール)やSalesforce(CRMツール)の開発・運用や、BIツールでのダッシュボードの構築等を行っています。
また、社内のカルチャー浸透・組織開発を担うPeople&Cultureチームも兼務しています。チームを超えたコミュニケーションの促進や、会社のMVVの浸透を目的に社内イベントの運営などを行っています。
ーウォンテッドリーという組織の中で、DIはどんな存在でしょう。
ビジネスチーム全体のシステム開発を一手に担っているのが特徴的ですね。コードを書いて自動化する業務自体を、各営業チームが行うのは難しいですよね。DIのようなシステム・データを素早く整備できるチームがいると、現場の意思決定スピードが上がり、ビジネスチーム全体がより高い次元の課題解決ができるようになる。こういった仕組みが、他社に対する競争優位性だと感じています。
ーCSでのイベント運営、パートナーセールスと複数のポジションを経験して、DIへ異動したきっかけは何だったんでしょう。
新卒1年目は就職・転職マッチングイベント「リアルウォンテッドリー」の企画・運営を担当していました。エンジニア・デザイナー向けのイベントが多く、まだ知識も浅かったので双方のニーズを理解するのにかなり苦労しました。やっと自立して成果が出せるようになったところで、コロナが広がりイベントの開催ができなくなったんです。福岡での初開催や大阪市さまとの共催に意気込んでいたのも相まって、めちゃくちゃ悔しい思いをしました。
▼当時開催したリアルウォンテッドリーのイベントレポート
でも、当時投資領域だったパートナーセールスに異動してからは、すぐに切り替えられましたね。良くも悪くもアジャイルな組織だったので、できることは何でもやるって感じでした。最初は営業資料の整備から始まり、販売・運用のノウハウを共有するためのパートナー向けサイトの制作等も行いました。
チームの行動量を管理するためにはダッシュボードが必要になり、そのダッシュボードをつくるためにSalesforceの項目やデータを整備しなければならない、とシステムを改善する業務も積極的に担うようになっていきました。単純に好きだったんだと思います。すると、周りからも向いていると評価され、段々とこの領域でもっと強くなりたいと思い始めました。
そのタイミングでDIのポジションで公募があり、それに応募して今に至ります。色んなポジションでもがく中で、より自分が組織に貢献できる仕事を見つけられました。
冷静にイシューと向き合い、ビジネスをドライブする基盤となる
ーウォンテッドリーに入社されて現在4年目ですが、入社当初の自分と比べて今の自分はどう変化したと思いますか?
2年前に受けたストレングスファインダーの最上位は「調節性」で、自分の意見と他人の意見が異なることを極端に嫌がるタイプでした。
ですが、DIで経験を積む中で、人の気持ちに寄り添いすぎないようになりました。俊敏性の高いシステムにするために安定性・保守性も重視したいのですが、そういったシステム側の都合を知らないメンバーの要望と対峙しなければならないからです。事業全体の基盤をつくる中で、依頼されたものをただ作るのではなく、常にビジネスとシステムの両輪を考慮した意思決定を心がけています。
ー様々な職種を経験してきて、改めてウォンテッドリーで働くことの魅力は何だと思いますか?
挑戦する機会を取りにいけるところですね。DIに異動した当時は正直、プログラミングは1ミリもできなかったんですよ。でも、自分の可能性に期待をしてくれて、機会をくれた今の上司には本当に感謝しています。
また、兼務で採用や色んなプロジェクトに参画できるのも良いカルチャーですね。それも、ビジネスチームが組織として常に成長し続けられている証だと思います。
ー今後やってみたいと思っていること、キャリア像などがあれば教えて下さい。
CRM Squadとしては、データ分析により各チームに示唆を与えられるステージに行きたいなと思っています。現状は、各チームで顕在化した課題の解決にフォーカスしていますが、より俊敏性の高い組織を目指していきたいですね。
個人としては、一つの領域に責任を持つリーダーに挑戦したいです。自分が一番輝いている瞬間って何だろうと考えたときに、先頭に立って意思決定をするというよりかは、意思決定する人を支える参謀的なポジションが多かったんですね。ですが、これはいわゆるコンフォートゾーンだと思うので、そこを抜け出して次のステップに行きたいです。
ー伊達さんが思う、一緒に働きたいと思える人はどんな人でしょうか?
課題を深く分析でき、粘り強く仮説・検証を繰り返せる人ですね。また、システムの設計だけでなく、コードを書く作業も必須だったりと幅広い業務を担うので、好奇心を持ってやりたいと思えるかも重要です。
そして、ウォンテッドリーは強い思想を持つ会社で、他社ができないことに挑戦しています。だからこそ、自分起点だけではなく顧客起点あるいは社会起点で、企業にこういう体験を提供したい、ユーザーにこういう選択肢を提供したいなど、社会や国レベルで働き方やキャリア選択を変えたいと思っている人とはぜひ一緒に働きたいです!
今回のストーリーを見て、少しでもウォンテッドリーという会社を、Wantedlyというサービスをより身近に感じていただけたのなら嬉しいです。ご興味がある方は、下記またはこちらより気軽にエントリー下さい!それでは次回のストーリーもお楽しみに。