【イベントレポ】「知ったらもっと好きになった！」SnapDishキッチンで生まれる「最高の体験」とは？

こんにちは、お料理写真アプリ「SnapDish」を運営しているヴァズ（株）事業開発チームの落井です。

SnapDishでは、お料理にまつわる「最高の体験」の提供をビジネス領域の1つとしているのですが、アプリに加え、より深い、より密度の濃い「特別な体験」を提供するための場として、この9月に「SnapDishキッチン」をオープンします。それに先駆け、今回はスタッフ同士で実施した体験イベントの様子のご紹介です。これからこのキッチンでどんな「最高の体験」が生まれていくのか、その実体験をレポートします！

◆「テーマの切り出し」で関心層が集まる

きっかけは、1人の社員の「キャンプで美味しいコーヒー淹れたいんですよね～」という一言。「じゃ週末、コーヒーの講習会やろっか」と、コーヒー愛好家でありヴァズCTOでもある清田の音頭で「SnapDishキッチン」プレ体験イベントが決定しました。

SnapDishの運営には、ヴァズ社員の他にも、アルバイトさんやインターン学生たち、社内外のディレクターさんなど、いろんな人達が関わっているのですが、業務外のことでも「こんなことやりまーす！」と声が掛かるとすぐに参加の手が挙がります。そういう時には「美味しいもの大好き」という共通の関心で集ったメンバーなんだなとつくづく実感。

そして、今回の講習テーマは初級編「コーヒーをもっと楽しく、好みのコーヒーを見つけよう」。このキーワードで興味対象がさらに特定されたメンバーが、自然と集まる流れとなりました。

◆「動機の共有」でつながる

講習会当日、集まったのは、講師清田とその奥さん、社員3名とそれぞれの家族、アルバイトさんと大学生の息子さん、インターンの理系男子、合計11名。20代から70代まで、プロフィールも、ライフスタイルも、まったくバラバラ。ほぼ全員が初対面のため、まず簡単な自己紹介と参加の意気込みを順番にコメントします。「コーヒーをもっと楽しみたい」「自分でも淹れられるようになりたい」「眠気対策だけじゃなく味を楽しみたい」「家で」「キャンプで」「職場で」など、様々な「コーヒーを楽しみたい動機」を共有し、同じ目的意識をもつ参加者同士の「仲間意識」が生まれていくのを感じます。

参加者の親睦を深めたところで、コーヒーミルとドリップ器具一式を前に、さっそく講習の始まりです！まずは焙煎度合いが異なる3種類のコーヒー豆の見た目の違い、そして香りの違いを全員が順番に感じてみて、次に美味しいハンドドリップでの淹れ方実演に。

ドリップ方法は、清田が研究に研究を重ねて編み出した独自方式。1度に淹れるのに適した豆の量、お湯の量、豆の挽き具合、ドリップ手順など丁寧な実演に全員が引き込まれます。挽きたての豆にお湯を注ぐと、香りを放ちながらフワーっと花開くように豆が膨らむ様子に「おぉ～！」と一同驚きの声。メモをとったり写真を撮ったりと熱が入ります。

◆「感動体験の共有」で深まる

3種類のコーヒーが入るたび、全員で香りや色、味わいの違いを実体験します。最後に好みの豆に手を挙げ、それぞれが自分の好みを発見できたことを確認しました。また、朝は酸味があってスッキリ飲める浅煎り、スイーツと合わせるならコクがある深煎りなど、シーンによっても好みの味を選べることがわかりました。

その後は次々とドリップを実践しながらの質問タイム。産地ごとの特性や焙煎方法の違い、抽出方法の解説など、参加者からは次々と深い質問が飛び出します。1つの質問への回答から、またさらに掘り下げた質問に発展し・・・参加者の「知りたい意欲」を互いに刺激し合い、参加者自身が「コーヒーの魅力」をどんどん深掘りして、発見するスパイラルに！　違いを体験し知識を身につけることで、自分のお気に入りやこだわりポイントが見つかり、より楽しく、より好きになっていく、そんな流れがみえてきます。

◆「生活に取り入れたシーン」を全員で楽しむ

一通りの講習会が終わったら、お待ちかねのランチタイム。多彩なパンやデリ、話題のショコラ、旬のフルーツなど美味しい食事やスイーツとコーヒーとのペアリング、楽しいコミュニケーションを心ゆくまで楽しみ、各自が日々の生活でコーヒーを楽しむ「具体的なシーン、イメージ」を持ってお開きとなりました。「きっとコーヒーを淹れるたびに、この日のことを思い返すだろうなぁ～」と余韻に浸りつつ。